2018/09/21
Pictureplaneがニューアルバム『Degenerate』をリリース。smrtdeath、Wicca Phase Springs Eternalが客演で参加。
Travis EgedyことPictureplaneを、2009年作『Dark Rift』の頃をよく知っている、聴いていた人からすると彼を懐かしいと感じる人も多いだろう。盟友のHEALTHは去年から少しづつ復活しているが、当時と比べるとだいぶ活動は落ち着いている。(しかし、Soccer Mommyとのコラボはすごく良かった。)一方で確実に近い存在だったGrimesはメジャーなフィールドで活動し、現在イーロン・マスクの彼女である。
彼がインスタで2011年のMOMAで開催されたイベントのタイムテーブルをアップし「今みんなはフェスのヘッドライナーだけど、自分はまだアンダーグラウンドだ。」とネタのような投稿をしていた。
https://www.instagram.com/p/BjIamjLgX9n/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=1gchshjlk7ne0
しかし、彼自身は過去の栄光のようなものにしがみ付いているわけではない。むしろ精力的に変化を受け入れ、自身のプロジェクトを進めている。変化はサウンドというよりは環境の変化が大きいようだ。今回のニューアルバム『Degenerate』にはBoyfriendzのsmrtdeathと、GothboicliqueとMisery ClubのWicca Phase Springs Eternalが客演で参加している。元々Lil Peepの生前からこのシーンと交流があり、世代とジャンルを超えて繋がりは深いようだ。確かに彼のサウンド、自身のブランドAlien Bodyに共通するゴス、ホラー、アニメなどのテーマはGBC周辺のテーマともリンクする部分がある。
この世代のミュージシャンとしては誰とも違うポジションにいるといっていい。というか、今振り返ると2009年から彼は誰とも違うポジションにいた。”ウィッチハウスのパイオニア”というのも文脈的にも違和感があるし、仲の良いアーティストはいてもサウンドは最初からオリジナルだった。
アルバムはレコード、カセットでも購入可能。さらにTシャツやポスターがセットになったものもある。オーダーはこちらから。
category:NEWS
2018/11/13
今年1月にリリースされた『Ephorize』に続くニューアルバム『Eden』をリリース。 CupcaKKeことElizabeth Eden Harrisが自身のミドルネームを冠にしたニューアルバム『Eden』をリリースした。現在、1年のうちに複数のアルバムをリリースすることは特別なことではない。どのジャンルも同じだが、特にヒップホップのシーンはそうだ。ということで、今年1月にリリースされた『Ephorize』に続く今年2枚目のアルバムである。 『Ephorize』と比べなくてもいいけど、比べるとアルバムトータルでは少しダンスホール感は控えめだろうか。リリックはLGBTQについて、自閉症について、そして下ネタ。そう言えば、先月Kelelaのリミックスプロジェクトにも参加していましたね。
2019/02/23
7年ぶりに帰ってきたスポークンワードラップ。 まさかのTriad God新作。2012年に伝説的レーベルHippos In Tanksからリリースされた名作『NXB』から7年の月日が経った。わずか一枚のアルバムのみを残し、その存在はミステリアスなままだったTriad Godが帰還。 MechatokのEP『All My Time』も記憶に新しいPresto!?から7年ぶりのセカンドアルバム『Triad / 黑 社 會』がリリースされた。シネマティックなサウンドにスポークンワードラップは健在。さらにラストの曲「Chinese New Year」はOrgan Tapesプロデュース。 また限定のレコードもこちらでオーダー可能。
2019/01/16
ButtechnoことPavel MilyakovがロンドンのBerceuse Heroiqueより2LPをリリース。 モスクワのテクノヒーローButtechnoが本名名義Pavel Milyakovでニューアルバム『La Maison De La Mort』を、ロンドンのKEMAΛが主宰するBerceuse Heroiqueよりリリースした。印象的なアートワークはThe Trilogy Tapes主宰のWill Bankheadによるもの。 デジタルはこちらから、2LPはこちらから、オーダー可能。 収録曲『Bolotniy』がsoundcloudで公開中。 去年ButtechnoはMinimal Waveからアルバム『Cherskogo Drive』もリリースしている。こちらも要チェック。
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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