2018/08/07
Tim HeckerがKrankyから新作『Konoyo』をリリース。さらに日本を含むワールドツアーを発表。
Tim Heckerが亡くなった友人との会話からヒントを得て制作されたという9枚目のアルバム『Konoyo』をKrankyから9/28にリリースする。昨年、日本への旅行中にある寺で雅楽団体・東京楽所のメンバーと共同制作された本作。東京楽所が弦楽器、木管楽器、打楽器で演奏した音源に彼のサウンドを当てはめていったというが、アルバム全編通して1つに溶け込んでいると言っていい。時折、イメージ通りな雅楽のフレーズが顔を出すが、Tim Heckerのサウンドスケープが舵をとってうまく耳を誘導してくれる。ラストの『Across To Anoyo』まで聴き終えると、ここがこの世かあの世か判断できないぐらいに脳が揺さぶられていた。
10月にはワールドツアーが始まる。初日の東京公演はTim Heckerの長年のコラボレーターKara-Lis Coverdaleを伴う世界初演になるとのこと。
10-02 – Tokyo, Japan – WWW X
10-06 – London, England – Barbican
10-07 – Krakow, Poland – Unsound
10-08 – Berlin, Germany – Funkhaus
Tim Hecker “Konoyo” Live in Tokyo
OPEN/START 19:00 / 20:00
ADV./DOOR ¥5,000 / ¥5,500(税込 / ドリンク代別 / 全自由席)
LINE UP
Tim Hecker + the Konoyo Ensemble
TICKET
一般発売:8/8(水)
e+ / ローソンチケット[L:74855] / Resident Advisor *English Available / WWW店頭
INFORMATION
WWW X:03-5458-7688
category:NEWS
2019/02/13
昨年のアルバム『Konoyo』の続編?双子?『Anoyo』を5月にリリース。 Tim Heckerが亡くなった友人との会話からヒントを得て制作されたという9枚目のアルバム『Konoyo』は昨年9月にKrankyからリリース。日本への旅行中にある寺で雅楽団体・東京楽所のメンバーと共同制作された『Konoyo』と同じレコーディングセッションから生まれたもう一つの作品『Anoyo』を5月にリリースすることを発表した。 収録曲『That world』が先行で各種サブスクでリリースされている。『Anoyo』は5/10にLPでリリース。プレオーダーはこちら。
2023/04/07
緊縮と曖昧、煉獄と船酔い カナダの作曲家Tim Heckerの最新作『No Highs』は、現在流行している偽陽性の企業アンビエントに対して、不安の標識となるもの。警告と取るか、約束と取るか、『No Highs』はそれを実現する。これは緊縮と曖昧さ、煉獄と船酔いの音楽。薬漬け時代のギザギザした抗リラックス剤であり、荒削りで未定義である。 モールス信号のパルスプログラミングが救難信号のように明滅し、ストリングス、ノイズ、ローエンドの嵐が遠くのほうに迫ってくる。エレクトロニクスは、ひび割れた電圧、マントリックホーン、大聖堂キーボードなどのピッチシフトの集合体に対して震え、作品全体を通して、ドラマを生み出し、また回避し、クレッシェンドよりも引き潮を意識している。Tim Heckerは「否定」をミューズの一種として挙げている。大げさでなく騒々しいという感覚、縛られたエクスタシー、逃避からの逃避。Tim Heckerの作品は、無愛想でありながら蠱惑的であり、解決策を持たず、リスナーをそのグレースケールの不穏な錬金術の中に深く誘い込む。 Tim Hecker – No Highs Label : kranky Release date : April 7 2023 Bandcamp : https://timhecker.bandcamp.com/album/no-highs Tracklist 1. Monotony 2. Glissalia 3. Total Garbage 4. Lotus Light 5. Winter Cop 6. In your Mind 7. Monotony II 8. Pulse Depression 9. Anxiety 10. Sense Supression 11. Living Spa Water
2021/07/07
ビートはYamieZimmerが制作 Red Bullによるジャパニーズ・ヒップホップ専門のYouTubeチャンネル「レッドブルマイク」で人気サイファー企画「RASEN」の最新回#10が公開。 これまでもフレッシュな若手から、シーンに足跡を残した実力派まで登場してきた「RASEN」。第10弾では、バトルと音源を股にかけて活躍する9for、名古屋のクルーD.R.C.に所属するhomarelanka、メロディックなフロウで高い人気を誇るOnly U、東京のコレクティブSound’s Deliに所属しソロでも独自のカラーを出しているTim Pepperoni、”Hard Hitter”などが音楽シーンを超えて注目を集めているYINYOの5名が登場。ビートは先日2ndアルバム『TEMPLATE』をリリースしたばかりのYamieZimmerが担当。
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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