Suk Hongが6分間 “不快の中の心地良さを描く” シングルをリリース

乾いた心で過去を再訪する人へ

 

 

ソウルを拠点に活動するポスト・クラシカル作曲家、Suk Hongが〈unseelie〉よりシングル「Three Movements For The Play Deprived」をリリース。

 

緻密なディテールで作り上げられた6分間のシングル。James FerraroかOneohtrix Point NeverかGyörgy Ligetiを横目で眺めながらオーケストラの壮大さと超近代的なサウンド・デザインを融合させる。Suk Hongのラップトップで作られた断片的なテクスチャーのグリッチな蜘蛛の巣を、偶発的な沈黙とともに縫い合わせ、魅惑的な聴覚体験を生み出す。不快の中に見出される逆説的な心地よさをテーマにした「Three Movements For The Play Deprived」は、ありふれたものの中に隠された魔法を捉える。

 

ペガサスに守られたオパールセントのダンスフロアの下で、悪夢のようなダンサーの群れに包まれながら、韓国・ソウル発の近未来マッサージチェア「ボディフレンド」に座るSukを描いた細密な三連画によって、この物語にさらに命が吹き込まれた。アートワークは、caro♡やHolly Waxing(PC Music)のジャケットで知られるビジュアルアーティストDian Liangが手がけた。

 

「この曲は、初めの一歩を踏み出そうとする人への賛歌であり、励ましであり、乾いた心で過去を再訪する人への道しるべとなる。個人の事情とは無関係に、広げた海岸線にトレーシングペーパーを敷くように、音符が並べられている。何世代にもわたって受け継がれてきた社会的約束のリズミカルなリズムは、私にはいつも独特に聞こえる。世界の鼓動は不規則です。揺れ、踊ることによってのみ、人は真にそれと調和して歩むことができる。」

 

インスピレーション源は: http://www.scholarpedia.org/article/Consequences_of_Play_Deprivation

 

 

I do not dance

I look awkward

I do not drink

I am too much

I smile less

my teeth are not aligned

not too shabby

my gut shines bright red

down the pipe

 

– Suk Hong

 

 

Suk Hong – Three Movements for the Play Deprived

Label : unseelie

Release date : December 15th 2023

Stream : https://kud.li/unsls025

Bandcamp : https://unseelie-nyc.bandcamp.com/track/suk-hong-three-movements-for-the-play-deprived-unsls025

Composed by Suk Hong

Artwork by Dian Liang

Mixed by Angel Marcloid

Mastered by Jesse Osborne-Lanthier

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