荒井優作がDEKISHIの『CULT』リミックス版を特殊パッケージでリリース

配信無し、限定250枚

 

 

〈AVYSS読者様へのコメント by 荒井優作〉

「このリミックスアルバムはコロナ禍の2021年に制作されたもので、東京の新興住宅地を散歩する中で生まれたものです。家や車は、時に不気味なものとして目の前に現れます。そうした不気味なものをDEKISHIさんの熱のある情感をもとに掬い出し、リプロデュースするように作りました。アルバム自体は配信する予定はないので、ぜひ限定250枚特殊パッケージのCDをゲットして聴いてみてほしいです。」

 

 

ラッパー・DEKISHIのセカンドアルバム『CULT』の荒井優作によるリミックスアルバム『CULT REMIX BY YUSAKU ARAI』を7月20日に発売。

 

特殊パッケージのCDとなり、専用のWeb Shopにて250枚限定で販売。なお、各種サブスクリプションサービスでの配信は予定されていない。発売日までの予約特典として、5曲入りEP「CULT 3.5 」のCDRが付いてくる予定。

 

収録曲「Control Remix」をリミックスアルバムの予約開始日・6月28日より各種ストリーミングサービスにて配信が開始される。

 

『CULT REMIX BY YUSAKU ARAI』はグライムに影響を受けたラッパーのDEKISHIが2020年にリリースしたセカンドアルバム『CULT』を元に、アンビエント、ヒップホップを軸に活動するプロデューサー・荒井優作が再構成したリミックスアルバム。

 

オリジナル版はsoakubeatsがトラックを、tofubeatsがミキシングを担当。soakubeatsが得意とするダークなシンセとタイトなビートを携えたトラップ/グライムのトラックを舞台に、DEKISHIが叩みかけるようなラップを披露する作品となっていた。今回のリミックス版はトラップスタイルの形式はそのままに、荒井優作のシグネイチャーとも言えるアンビエント調の音像を携えて制作されたアルバムとなる。

 

また、パッケージはデザイナーの坂脇慶が手がけた特殊仕様のものとなっており、組み立てることも可能だ。郵送する際は専用にデザインされた封筒を用いることになっており、細部までこだわり抜いた自主制作だからこそ可能な仕上がりとなっている。

 

 

 

本作の主なモチーフは『ファイトクラブ』や『ニューロマンサー』などから着想を得つつ、社会制度へのフラストレーション、都市に生きる者の情動を描いたDEKISHIのリリック。そして本作のジャケットにも使用されている写真家・題府基之の「Untitled(Surround)」シリーズに見られるような新興住宅地の風景。

 

ふたつのモチーフから立ち上がった「住宅街のイメージ」をもとに、オリジナルのリリックのイメージを拡張すべく再構成。同時に、技術的なアプローチにおいては2010年代からトラップがスタンダードになり、変化していった「HIPHOPのルールと技法の変遷」に着目し、それらへの批評と実験を行うアプローチで制作されている。

 

 

・荒井優作 × DEKISHI 『CULT REMIX BY YUSAKU ARAI』

フォーマット:CD(特殊パッケージ. 250部限定)

発売日 : 2023年7月20日(6/28予約開始)

販売サイト:https://moneyproblem.base.shop/items/75946837

予約特典 : 荒井優作 × DEKISHI 「CULT 3.5 」CDR

 

・荒井優作 × DEKISHI 「Control Remix」

フォーマット:Digital

https://linkco.re/mfberrBh

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