T5UMUT5UMUが最新EP『Sea of Trees』を〈Hakuna Kulala〉よりリリース

4曲入り12インチ発売

 

 

様々な海外レーベルより作品を発表してきたハイブリッドサウンドプロデューサーT5UMUT5UMUが、新作EP『Sea of Trees』をウガンダ・カンパラを拠点にする現行アフリカン・エレクトロニック・ミュージック聖地〈Nyege Nyege Tapes〉のサブレーベルの〈Hakuna Kulala〉よりリリース。

 

 

T5UMUT5UMUは、クラブスタイルを再現するだけでなく、ダンスフロアではほとんど認識されないようなハイブリッドに反転させる能力で、ここ数年評判を高めている日本人プロデューサー。GQOMとテクノの融合やDeconstructed Grime、日本やインドの伝統音楽と融合させたDubstepなどのセルフリリースに続いて、Hakuna Kualaから『Sea of Trees』をリリースした。この作品では、彼は完全にオフグリッドで活動しており、世界中から素材を集め、それらを混乱した形やパターンに打ち込んでいる。「Fireball」は南アフリカのGqomをリキッドメタルで再現したようなサウンドだが、近づいてみると、ダブステップのベース音、トラップハット、そしてゴム製のモルタルで隙間を埋めるインダストリアルテクノの推進力を聴き取ることができるだろう。「Desert」はEPの中で最も軽快な曲で、マイクロチューニングされたムビラが蜂の巣状のベース、エアレーションノイズのブラスト、水面下のキック に絡むサイケデリックなパーカッシブスパイラルである。この曲は、 Donato Dozzy、Menzi、33EMYBWの間に位置し、変幻自在のリズムと精密に編集されたサウンドデザインで構成されている。「Sea of Trees 」は勢いを保ちつつ、テンポを上げ、ウッドブロックの振動 にシンコペーションのバスドラムと鳥肌が立つようなシンセサイザーを散りばめている。一方、「Bottomless Valley 」はGqomのフレームワークに戻り、パワフルなデンボウスイング、ハーフステップ、インド風のラトルで期待通りのパルスをシャッフリングしている。クロスジャンルが主流となった 今、トップレベルの美学を寄せ集めるだけでなく、スタイルの転換を恐れないプロデューサーを目の当たりにするのはとても新鮮なことだ。

 

– Hakuna Kulala

 

 

T5UMUT5UMU – Sea of Trees

Label : Hakuna Kulala

Release date : 18 November 2022

https://hakunakulala.bandcamp.com/album/sea-of-trees

 

Tracklist

1. Fireball

2. Desert

3. See of Trees

4. Bottomless Valley

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