2022/07/11
テヘランの公衆浴場
テヘラン生まれでニューヨークを拠点に活動するMohammadとMehdiの兄弟は、EomacことIan McDonnellと共同で、『Patience of a Traitor』というコラボレーション・アルバムを制作した。
生まれ故郷のテヘランにある伝統的な公衆浴場からインスピレーションを受けた今作について兄弟は、次のように語る。「このレコードは、過去を振り返ることで、時代を超越したものを保存することを語っている。ペルシャの伝統的な浴場は、その建築、コミュニティの維持・構築に果たす役割、入浴の儀式など、我々の究極のシンボルとして機能していた。今、私たちは一方のカップから飲み、もう一方で瓶を満たす。」
また、Eomacとの共同作業については、「イアンとは、可能な限り広い範囲を探検したいと思いました。サンプルの扱い方や探求の仕方には、真の信頼があります。私たちは、常にストーリーやリファレンスを翻訳し、共有しています。また、興味深いことに、私たちはそれぞれの文化において、美しいけれども様々な力によって堕落している根本的な側面を見ることができました。イアンは子供の頃、キリスト教の賛美歌や音楽の伝統に深い繋がりを感じ、その核となる美しい愛のメッセージにも繋がったという思い出を共有しました。しかし、教会と政府は何世紀にもわたって、カトリックを利用して、アイルランドの人々を抑圧し、支配してきた。その意味で、アイルランドのカトリック教会、あるいはイランのシーア派イスラム教は多くの共通点を持っている。既成権力に手を固く結ぶために使われる爆発的な感情。」
Saint Abdullah & Eomac – Patience Of A Traitor
Label : Other People
Release date : 30 September 2022
Pre-order : https://otherpeople.bandcamp.com/album/patience-of-a-traitor
Tracklist
1. At The Opposite Pole of Architectural Virtue
2. In One Corner the Male Relatives
3. Serene Company
4. Tiles of the Facade
5. Chafing Dish
6. Such Gardens There Are
7. Capping Verse
8. Overdose Ferocious
9. Patience Of A Traitor
10. Bareekullah Picnic
11. In Thrall
category:NEWS
tags:Eomac / Saint Abdullah
2020/08/18
8月21日リリース イランの首都テヘラン出身のMohammadとMehdiの兄弟デュオSaint Abdullahが20曲入りダブルCD『In God’s Image』を発表。 現在はオランダのデン・ハーグを拠点としているNick Kleinのレーベル〈Psychic Liberation〉からリリースされる今作はジャケットのように埃っぽいサウンドで、荒々しく、野心に満ちている。Nipsy Hussleのサンプリングに、イランのドキュメンタリーやテヘランとニューヨークでのフィールドレコーディングを織り交ぜ、イランの宗教、政治、文化を見直し、衝突させた、イラニアン・ストーナー・インダストリアル・ダブ・エクスペリメンタル・ドキュメント的大作。Moor Motherも一曲で参加。 Saint Abdullah – “In God’s Image” Label : Psychic LIberation Release date : August 21 2020 Bandcamp : https://psychicliberation.bandcamp.com/album/in-gods-image Tracklist 1. A1. In God’s Image (ft. Jordan Reyes) 2. A2. Dialogue Between Wind and Tin 3. A3. Heirlooms 4. A4. On One Occasion 5. A5. Of Us 6. A6. Battlefield Culture (ft. Travis Laplante) 7. A7. Abadan Don 8. A8.
2019/05/24
6月28日リリース。 〈Raster-Noton〉(現在は〈Raster-Media〉と〈Noton〉の2つのレーベルに分かれている)からのリリースで広く知られるベルリン在住のKyokaと、〈The Trilogy Tapes〉〈Bedouin Records〉などからの作品リリースや、Dara SmithとのデュオLakkerとしても活動するEomacが、新たなプロジェクトLena Anderssonをスタート。 Lena Anderssonとしてデビューアルバムとなる『SöderMälarstrand』を発表した。先行でアルバム冒頭を飾る「Middle of Everywhere ft. Seiki and Mike Watt」が公開。『SöderMälarstrand』は、6月28日にCDとデジタルでリリース。 Lena Andersson – “SöderMälarstrand” 1. Middle of Everywhere ft. Seiki and Mike Watt 2. BAZU / バズ 3. 37 Years Later 4. Das Tier 5. Con un Cuchillo 6. After 88 Years 7. Mieko Loop 8. Anarchy / Joy 9. Profit over People 10. Mystic 11. I Want Her (You) to Call Me
2022/05/17
バッドテイストの現在 グラフィックアーティストohianaの個展「Burn to shine」が大阪POLで6月10日から6月26日まで開催。 大阪では初個展となる本展では、主にアナログ/デジタルコラージュ作品が並ぶ。ハードコアとサイケデリックをごちゃ混ぜに切り貼りした土俵でGeek(もしくはNerd?)と獣の合いの子が乱舞する世界観は、バッドテイストの現在(いま)。 – 2021年の12月10日の21時前。 東京での個展開催中に駅へ急いで走って行く途中に縁石に足を取られ空中で一回転し膝から落ちてしまい膝の皿を割ってしまった。 それから長い入院生活が始まり、病院内のコンビニのコピー機とスキャナーを使っての制作の日々が続いた。 病室のベッドの上はコラージュの切れカスでいっぱいになり、 看護師には白い目で見られていた。 怪我をした事、現実、最悪な自分etcあげたらキリがない辛い日々から唯一抜け出すための手段が何か作る事だった。 ただ夢中に無心になれた。 だけど今も自分が何か作る事が自分の人生を好転させる事なのかはわからない。 ただ燃えるような衝動性に委ねて彷徨い続ける人生の記録。 —— ohiana Pulp presents ohiana 個展 「Burn to shine」 2022/6/10(金) – 6/26(日) ※水,木休み 12:00-19:00 at POL (大阪市中央区谷町6-18-29 2F / カレー屋”アララギ”上) http://pol2020.jp/ 6/10(fri)Opening 19:00 start 出演者 ディナミシャイスケ PULASEI 6/11(sat) Hello Kiddy’s Nail
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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