Pussy Riotが、自分のクローンと戦う新曲「Panic Attack」の拡張現実MVを公開

NFTの売上はロシアのDV被害者へ寄付

 

 

「TOXIC feat. Dorian Electra」「SEXIST feat. Hofmannita」に続く、Pussy Riotの新曲「Panic Attacck」がリリース。Asad J. Malikが手掛けた拡張現実MVも同時公開された。

 

Nadya Tolokonnikovaは今作についてこのように語っている。「私は2年間の服役の後もいまだに精神的な問題に悩まされています。トラウマ、恐怖、不安が完全に消えることはなく、うつ病や深い不安を引き起こしています。この曲はパンデミックの最中、24時間壁を見つめ続け、100%の無力感を感じた結果として生まれました。人々が困難な状況を乗り越えることができるように、元気づけられる曲を書こうとしたけど失敗ばかりだった。でも、不思議なことに自分が経験した絶望を正直に書いたら、30分ほどでこの曲が完成したのです。うつ病は21世紀の疫病であり、私たちがお互いの接し方に何か問題があることを教えてくれます。「PANIC ATTACK」のビデオは、人間の客観化、孤独、環境との断絶を反映していて、私たちを惨めにしています。そしてそれを引き起こしたのは私たち自身なのです。だから最後に自分のクローンと戦っています。」

 

 

 

https://foundation.app/pussyriot

 

Pussy Riotは一連の作品をNFTでも3月13日に公開することも発表。デジタル・プロテスト・アートとも言うべき作品のNFTでの売上は、ロシアのDV被害者に寄付されるとのこと。

 

先日のCharli XCXらのコラボ作品や、Linkin ParkのMike Shinoda、OPNとNate Boyce、Grimesなど世界中のアーティストが皆参加し、今音楽業界でも急速に盛り上がりを見せるNFTとはブロックチェーン技術使用した「世界に1つだけのデータ」の価値を生み出せる代替不可能なトークン。デジタル資産、”所有権”の売買である。

 

 

Pussy Riot – Panic Attack

Release date : 11 March 2021

Stream : https://pussyriot.hearnow.com/panic-attack

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