“解散じゃなく廃業”|Joan of Arcがラストアルバムを本日リリース

25年の活動に幕

 

 

キンセラ兄弟が(ティム当時15歳、マイク当時12歳)結成した伝説のエモバンドCap’n Jazzの解散に伴い、兄のティムが1995年に始めたバンドがJoan of Arcである。

 

そのサウンドはシカゴ音響派にも共振し、ポストロックを語る上では欠かせないバンドの一つなった。もちろんマイクによるAmerican Footballも含めて、キンセラ兄弟の辿ったキャリアがエモやポストロックに大きな影響を与えてきている。

 

そんなJoan of Arcが25年の活動にピリオドを打つ最後のアルバム『Tim Melina Theo Bobby』を本日リリース。現在のメンバーの名前を並べてタイトルとした今作はこれまでの活動や音楽性を反映させた集大成的作品となっている。

 

また今作について、ティムは「アルバムは2017年に作り始めた。だからこれはパンデミックとは関係ない。”解散”というよりも”廃業”と言った方が正しいと思っている。俺たちが築き上げてきたコミュニティや文化は何年も前に滅んでいるし、それを維持することができなくなってしまった。今でもバンドメンバーを地球上の誰よりも愛している。」と語っている。

 

 

 

 

Joan of Arc – Tim Melina Theo Bobby

Label : Joyful Noise Recordings

Release date : 4 December 2020

LP/Cassette/Digital : https://joyfulnoi.se/JOA-TMTB

Stream : https://lnk.to/SomethingKind

 

Tracklist

1. Destiny Revision

2. Something Kind

3. Karma Repair Kit

4. Creature and Being

5. Land Surveyor

6. Feedback 3/4

7. The Dawn of Something

8. Cover Letter Song

9. Rising Horizon

10. Upside Down Bottomless Pit

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