2020/10/26
『PROTECTOR』より
SUPER DOMMUNEで開催されたAVYSS GAZE、CHINABOT、Eaatern Marginsによるコラボレーションパーティーにも出演したブルックリンを拠点にするエクスペリメンタル・ラップアーティストで映像作家のOHYUNG、今年4月に〈CHINABOT〉からリリースした最新アルバム『PROTECTOR』から自己嫌悪のメディテーションソング「i hate myself」のMVを公開。
アジア系アメリカ人のアイデンティティ、美しさ、ジェンダー、ボディイメージ、ディアスポラをテーマにしたアルバム『PROTECTOR』に収録されている「i hate myself」は、刻まれた自己嫌悪の呪文、イタリアンオペラのサンプル、サッドなシンセのフレーズ、渦巻くようなハープが絡みう楽曲。「コデイン漬けのトリップホップ」とも評されており、映像ではOHYUNG自身がディレクションと出演し、振り付けをVessels (Kris Seto + Shoey Sun)とのコラボレーションで手掛けられた。
また、今作が収録されたアルバム『PROTECTOR』は、現行エレクトロニックミュージックの他にも、K-POP、ナイトコア、AKIRAなどの映画のサウンドトラックなどから影響されているらしく、ハイパーポップ、トリップホップ、ノイズ・ガムラン、スクリューされたラップトラック、韓国歌謡カラオケのような甘いメロディとジャングル、アンビエントASMR、など様々な要素が実験的に融合したオルタナティブで破壊的な傑作。
OHYUNG – “PROTECTOR”
Label : CHINABOT
Release date : 8 April 2020
Bandcamp : https://chinabot.bandcamp.com/album/protector
Tracklist
1. jade cabbage
2. nba finals
3. spiral spiral
4. no one else (ft. charlie sheena)
5. wrapped in floral sheets
6. fucking pretty
7. fraud
8. shenme gui (ft.space meow doll, qing liberty)
9. i hate myself
10. ga ga ee (ft. hye yun park)
11. now i close my eyes the world i see is so beautiful
category:NEWS
tags:OHYUNG
2020/03/13
5月1日リリース ワシントンDCのマルチメディアアーティストPatrick CainとNappyNappaによるエクスペリメンタルダブ・ラッププロジェクトmodel homeがニューアルバム『One Year』が〈Warp Records〉のサブレーベルの一つ〈Disciples〉からリリースされる。 Patrick Cainによるダビーなローファイエレクトロニクスに、NappyNappaの要所要所で次元が歪むような多重ボーカルで即興リリックが乗る。また粒子の粗い映像が音楽性をよく表してる収録曲「faultfinder」のMVも公開。5月1日にレコードとデジタルでリリースされる。 Pre-order / Pre-save : https://disciples.ffm.to/oneyear
2019/02/07
3月15日リリース 広島在住の作曲家Meitei / 冥丁のデビューアルバム『Komachi』がMétron Recordsより3/15にリリースされる。Meiteiは「the lost Japanese mood」がコンセプトであり、怪談をサンプリングするなど、そのテクスチャーは今日本がアジアや欧米に向けて紹介すべきサウンド。 昨年、Evening Chantsからリリースされた『Kwaidan』がアメリカの媒体Pitchforkの2018年度<The Best Experimental Albums>に入るなど、すでに海外での注目度は大きいが、日本ではどうだろう。昨年10月にKenji T.が主宰するSIMで、Mixと共にすでに取り上げられており、そこで語られていることが全てかもしれない。(※ブログは閉鎖) 3/15にリリースの『Komachi』、プレオーダーはこちらから。
2019/05/30
7月10日、WWWにて開催。 WWWによるアジア・インディ・ロック・シーン交流地点シリーズ「In&Out」、 今回は台湾よりエクスペリメンタル、フォークを軸に、台湾民謡、サイケといった要素を混合し、アジアはもとより世界的にも注目を集める台湾エクスペリメンタルロックの最前線 “落差草原WWWW“が出演。 そして同時にバンド結成から8年に渡る軌跡の結晶となる渾身の最新作『盤 / Pán』の日本盤リリースも決定。日本のアクトは、昨年6月に所属レーベル『BINDIVIDUAL』の立ち上げと同時にシングル配信、今年1月に1stミニアルバム『Agate』をリリースといった活発な活動と共に3声のボーカルが生む荘厳なサウンドで注目を集める 小林うてな、Julia Shortreed、ermhoiによるユニット”Black Boboi“、 DJにクンビア、アフロミュージックやダブステップを中心にあらゆる音楽を自身のセンスを頼りに繋ぎ合わせ、DJユニット ”Good Prophets”としてはミューテーション・パーティ「南蛮渡来」を主催する”suimin“が出演。 日程:2019年7月10日(水) タイトル:In&Out 会場:Shibuya WWW LIVE:落差草原WWWW / Black Boboi DJ:suimin [南蛮渡来] OPEN 18:30 / START 19:30 前売¥3,000 当日¥3,500 (ドリンク代別) チケット発売日:6月8日(土) e+ / ローソン / ぴあ / iFLYER / WWW店頭 info WWW 03-5458-7685 公演詳細:https://www-shibuya.jp/schedule/011180.php 落差草原WWWW – 「盤 / Pán」 リリース日:6/12(水) label:BIG ROMANTIC RECORDS
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