2020/03/13
5月1日リリース
ワシントンDCのマルチメディアアーティストPatrick CainとNappyNappaによるエクスペリメンタルダブ・ラッププロジェクトmodel homeがニューアルバム『One Year』が〈Warp Records〉のサブレーベルの一つ〈Disciples〉からリリースされる。
Patrick Cainによるダビーなローファイエレクトロニクスに、NappyNappaの要所要所で次元が歪むような多重ボーカルで即興リリックが乗る。また粒子の粗い映像が音楽性をよく表してる収録曲「faultfinder」のMVも公開。5月1日にレコードとデジタルでリリースされる。
Pre-order / Pre-save : https://disciples.ffm.to/oneyear
category:NEWS
2020/10/26
『PROTECTOR』より SUPER DOMMUNEで開催されたAVYSS GAZE、CHINABOT、Eaatern Marginsによるコラボレーションパーティーにも出演したブルックリンを拠点にするエクスペリメンタル・ラップアーティストで映像作家のOHYUNG、今年4月に〈CHINABOT〉からリリースした最新アルバム『PROTECTOR』から自己嫌悪のメディテーションソング「i hate myself」のMVを公開。 アジア系アメリカ人のアイデンティティ、美しさ、ジェンダー、ボディイメージ、ディアスポラをテーマにしたアルバム『PROTECTOR』に収録されている「i hate myself」は、刻まれた自己嫌悪の呪文、イタリアンオペラのサンプル、サッドなシンセのフレーズ、渦巻くようなハープが絡みう楽曲。「コデイン漬けのトリップホップ」とも評されており、映像ではOHYUNG自身がディレクションと出演し、振り付けをVessels (Kris Seto + Shoey Sun)とのコラボレーションで手掛けられた。 また、今作が収録されたアルバム『PROTECTOR』は、現行エレクトロニックミュージックの他にも、K-POP、ナイトコア、AKIRAなどの映画のサウンドトラックなどから影響されているらしく、ハイパーポップ、トリップホップ、ノイズ・ガムラン、スクリューされたラップトラック、韓国歌謡カラオケのような甘いメロディとジャングル、アンビエントASMR、など様々な要素が実験的に融合したオルタナティブで破壊的な傑作。 OHYUNG – “PROTECTOR” Label : CHINABOT Release date : 8 April 2020 Bandcamp : https://chinabot.bandcamp.com/album/protector Tracklist 1. jade cabbage 2. nba finals 3. spiral spiral 4. no one else (ft. charlie sheena) 5. wrapped in floral sheets 6. fucking pretty 7. fraud 8. shenme gui (ft.space meow doll, qing liberty) 9. i hate myself 10. ga ga
2019/02/07
3月15日リリース 広島在住の作曲家Meitei / 冥丁のデビューアルバム『Komachi』がMétron Recordsより3/15にリリースされる。Meiteiは「the lost Japanese mood」がコンセプトであり、怪談をサンプリングするなど、そのテクスチャーは今日本がアジアや欧米に向けて紹介すべきサウンド。 昨年、Evening Chantsからリリースされた『Kwaidan』がアメリカの媒体Pitchforkの2018年度<The Best Experimental Albums>に入るなど、すでに海外での注目度は大きいが、日本ではどうだろう。昨年10月にKenji T.が主宰するSIMで、Mixと共にすでに取り上げられており、そこで語られていることが全てかもしれない。(※ブログは閉鎖) 3/15にリリースの『Komachi』、プレオーダーはこちらから。
2022/10/17
12/10 Circus Tokyo マックス・エルンストが1940年から2年の歳月をかけた大作『Europe after the Rain II』は、当時の災厄(戦争、台頭するナチス)に対する悲観を踏まえて描いたものだという。その絵は、破壊され、荒廃したシティスケイプにも、生命の混沌とした活力を控えるランドスケイプにも見て取れる。直接的な関係はないかもしれないが、時代とエリアは異なれど、同名の公演が東京・渋谷 CIRCUS Tokyoにて催される。 ライヴ・アクトは6組。グラインドコアを特定のサブカテゴリに縛ることなくベース・ミュージックからニューエイジにまで及ぶ拡大解釈を採用しながらも、トータルでハードコア・パンクをディフェンドする特異な存在BLACK GANIONと、ノイズ(ミュージック)が持つ非対象性を楽曲単位の構造性 / ナラティヴに配置することでエクスパンダビリティと普遍性の異常な融合を実現したENDONは、共に解散の道を選んでも不思議ではないほどの困難を潜り抜けた新体制でのステージ。『TEXHNOLYZE』のエンディング等に象徴されるレイト90s以降のアニメ / ゲームにおけるトラウマ・シーンをコトリバコの要領で熟成したかの如き、鮮烈なまでのエモーションを撒き散らすmoreruは、東京都内のライヴハウス各所を悶えさせて止まないアクションを投入。ダブ・バンドという一見ルーディ or 洒脱な表現形態を採りながらも、その実大胆なエクスペリメンタリズムと思慮深い情熱を内包するpreparationsetは、1stフル・アルバム『perception』(2020)発表以降の潜伏期間を経た上でのパフォーマンス。名古屋JPN / デトロイトUSAを拠点にダブステップの実験的かつ凶暴な側面を拡張する阿知波卓哉 aka Karnageと、各々ソロでの活動も名高い面々が集い、エレクトロニック・ミュージックがグリッドの外にも存在することを実感させるインプロヴァイゼイションを展開するテクノウルフは、真骨頂であるライヴセットでの出演となる。 DJは、ハイファッションのランウェイからKLONNS率いる東京最深部パーティ「Discipline」までをフラットに横断するEBMオリエンテッドなプロデューサーGolpe Mortal、ライヴ・パフォーマンスのみならずアートブック、DJ、ネットラジオ、VJといった様々なフォーマットの特性を利用 / 誤用することでオタク、ノイズ、レイヴ、レフトフィールドを独自配合するHAIZAI AUDIO、ベース・ミュージック、アフロ・エクスペリメンタル、トライバル・インダストリアルを含むネオ土着を創出するかの如きスタイルで注目を浴びるsuiminの3名。言及するまでもないが、Live / DJの線引きは情報共有の容易さを最大化するための便宜であって、いずれもが各来場者のレゾナンス如何で当日のハイライトとなり得るだろう。 加えて、現代思想インスパイアのアイテム展開で知られ、本公演のヴィジュアルも手がけるアパレル・ブランド「SLAVEARTS®︎」によるポップアップも予定されている。 ラインナップの列挙から一貫性を見出すもよし、非線形性の事象と捉えるもよし。どちらもナチュラル / ニュートラルな視点として受容できるのが本公演の醍醐味であろう。生存の最前線として発せられる波形に身を投じることが万物理論となる。雨は降り続けるかもしれないが、雲の切れ間に草花が芽吹き、虫々が湧き、動物たちが水場へ集うように。 – 2022.12.10(sat) at CIRCUS TOKYO AFTER THE RAIN [B1F] BLACK GANION テクノウルフ preparationset (333 / IP) moreru ENDON (TOKYODIONYSOS) [1F] suimin HAIZAI AUDIO (HAIZAI RECORD) Karnage (Vomitspit) Golpe Mortal (Discipline /NAN+NA / ROIRO) [SHOP] SLAVEARTS OPEN 17:00 / START 17:30 前売¥2,500 / 当日¥3,000(ドリンク代別) [TICKET (10/17(月) 12:00PM~発売開始)
会場限定販売グッズ公開
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4/8 WWW+WWWβ / 4/9 CIRCUS Osaka
3/11 渋谷WWW X オールナイトロングセット敢行
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