2020/05/25
篠田ミル、Jan Urila Sasプロデュース
攻撃的かつ陰鬱なサウンドに、自己嫌悪と頽廃をモチーフにした詩世界を特徴とするRinsagaは、10代後半からラップで詞を書くことから音楽を始めたが、就職とともに音楽活動を停止。自己嫌悪の日々の中、2018年にJan Urila Sasと、 2019年にMiru Shinodaと出会い、Rinsagaとしての活動を開始したとのこと。
今回、RinsagaのデビューEP『輪』が、各種配信サイトにてリリース。Miru Shinoda(yahyel)と、Jan Urila Sas(jan and naomi)がプロデューサーを務める本作は、ノイジーで攻撃的な轟音、中毒性に満ちた幻覚的なサウンドによって、 インダストリアル、グランジ、ポストパンク、テクノ、ノイズ、トラップといったRinsagaのルーツやプロデューサーの個性が融合した作品となっている。
Rinsaga – “輪”
Release date : May 29 2020
stream : https://linkco.re/dn8HmmDg
Tracklist
1.窮奇 (Prod. Miru Shinoda)
2.突破 (Prod. Miru Shinoda)
3.快楽 (Prod. Miru Shinoda)
4.叛キ仔 (Prod. Miru Shinoda)
5.渾沌 (Prod.Jan Urila Sas)
category:NEWS
tags:Rinsaga
2022/07/13
オカルト・ユーフォリア&アシッド・グランジ・ニヒリズム 〈Eastern Margins〉からリリースされるRinsagaの新作『Saga』から、リードシングル「I’m So Fine」をAVYSSにてプレミア公開。 『Saga』は闘争から生まれた。Rinsagaは人生の過酷さを表現するノイズとディストーションに癒しを見出している。Alice in ChainsやNine Inch Nails、Rinsagaにとってインダストリアルやグランジの影響は彼の基礎になっている。Rinsagaは4年前、会社員として安定した生活を送っていたが、音楽を追求する決意を固め、人生が転がりだす。毎週のようにMiru Shinodaの部屋に集まり、現代のクラブサウンド、パンク、グランジ、ラップなど見つめ直し、様々な実験を繰り返してきた。『Saga』の各曲は、Rinsagaが現在抱えている内的な問題をリアルタイムで反映したものとなっている。 東京の音楽シーンは大きな転換期を迎える。この10年弱の間に様々なサブカルチャーやカテゴリーに支配され、ソーシャルメディアの台頭が音楽配信や音楽制作のトレンドにかつてないほどの影響を与えている。『Saga』はこのようなトレンドから不思議なほど離れたところに位置しており、日本語ラップの輪郭に対しても特異なステートメントとなった。 壊れ歪んだサウンドスケープ、グランジに熱中していた10代の頃の快楽的ノイズ、うねるアシッドライン、自己破壊の闇、解放のレクイエム、『Saga』はノスタルジーを刺激するかもしれないが、過去のテーマに立ち止まらずに自分自身の境界線を押し広げていく。そして、Rinsagaは私達に自分自身を映すひび割れた鏡を真っ直ぐに見つめることを強要する。 Rinsaga – Saga Label : Eastern Margins Release date : 29 July 2022 All songs written & performed by Rinsaga All songs produced by Miru Shinoda Mastering by Wax Alchemy Tracklist 1. 叛キ仔 Somukiko 2. We? 3. I’m So Fine 4. My Song 5. 円 Yen 6. Chains 7. Sugar 8. Me?
2018/12/05
NTsKiからのコメントあり。 シドニーを拠点に活動するシンガー/ラッパーPRINCIのデビューアルバム『PRINCI』をリリースした。友人であるNTsKiからPRINCIについてコメントも到着。 以下、NTsKiからのコメント 最近のPRINCIの作品の中では、CORINとコラボしている楽曲『Diaspora Doll (prod. CORIN)』が特に好きで、CORINはシドニーを拠点に活動するプロデューサーなんですが、彼女はシンセサイザーをパーカッションのように弾くのですが、その弾き方が本当に好きで、Grey Matter Archivesのミックスにも1曲「 Void」という曲を入れています。PRINCIのデビューアルバム『PRINCI』、PRINCIのラップも良いですが、トラックが全部イケてます!要チェック! というわけで、Corinと親交もあるとのことで、Nico Niquoやju caとも繋がっているのであろうか。まずはアルバムを聴いてみよう。 TRACKLIST: 1. Intro (prod. PRINCI) 2. FYI (prod. Atro) 3. Hydromania (prod. PRINCI) 4. Pasta (prod. Atro) 5. Diaspora Doll (W. Y. Huang Remix) 6. Oh No (Interlude prod. Jay Cooper) 7. Celibate (prod. Atro) 8. Get It (prod. AIYA) 9. Influence (prod. Atro)
2020/09/17
自己愛が自己嫌悪に変わっていた期間 ソウルの新世代エレクトロニックミュージックシーンを牽引するNET GALAらが運営するレーベル〈NBDKNW〉(読み方:Nobodyknows)からソウル拠点のアーティストWonaのデビューアルバム『Thanatoid Butterfly』が本日リリース。 トリップ・ホップやテクノからの影響が大きいという今作は生々しくグロテスクに電子の断片を展開する。ここ10年の間、自己愛が自己嫌悪に変わり、自分を見失っていたことに気付いたWonaは、過去を振り返りながらも、自分自身を前進させる為に今回のアルバムを制作した。リリースに合わせてNany Kimがディレクションを手がけた「Lament」のMVが公開。 Wona – “Thanatoid Butterfly” Label : NBDKNW Release date : September 17 2020 Bandcamp : https://nbdknw.bandcamp.com/album/thanatoid-butterfly Tracklist 1. When I Was Dead 2. Craving 3. 8 4. Rope Street 5. Lament 6. Mine 7. Bathe 8. Raw Idol Produced by Wona Mixed by Kwangjae Jeon Mastered by Kwangjae Jeon Artwork by JULIAN.NET
内省的空気と身体性ハイブリッド
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00年代インスパイアハイブリッドギャルモード more
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