アジアで生きる女性のアイデンティティー|Lim Kimが新作EP『GENERASIAN』をリリース

「SAL-KI」に続く新作

 

 

韓国で、ト・デユンと共にフォークポップと称されるデュオTogeworlのメンバーだったキム・イェリムがLim Kimに改名。約4年ほどの長い空白期間を経て、2019年5月にシングル「SAL-KI」をリリース。すでにビジュアル含めて『GENERASIAN』に繋がるような方向性が提示されていた。

 

 

「SAL-KI」をリリース後、Tumblbugを通じて作品制作のためのクラウドファンディングを行ない、約2千人に近い後援者から9千万ウォン以上の金額募金に成功。そしてリリースされたのが今回のEP『GENERASIAN』である。

 

Lim KimはプロデューサーのNo Identityとともにアルバムをディレクションし、作詞作曲も行った。「東洋」と「女性」というテーマを元に制作されており、「Yellow」は黄色人種を意味し、アジアで生きる女性としてのアイデンティティーをメッセージに込めている。韓国フォークロアをイメージさせるパーカッション、インダストリアルでありながら、近年のエレクトロニックR&Bのその先を示す作品に仕上がっている。

 

 

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