実体と残響の間に現れる音響体|Seefeelが15年ぶりのアルバム『Sol.Hz』を発表

Warpで初めてギターを用いたアーティスト

 

 

1990年代初頭に登場し、シューゲイズ、ダブ、テクノ、アンビエントを横断するサウンドで注目を集めた英国のバンド、Seefeel。デビュー作『Quique』で高い評価を獲得し、その後〈Warp Records〉と契約、同レーベルにおいて初めて“ギターを用いるアーティスト”として迎えられた存在でもある。ダンス・レーベルの文脈にありながら、サンプラーやエフェクトを駆使してギターの質感を再構築し、エレクトロニック・ミュージックと実験的ギター・ミュージックの境界を曖昧にする表現を確立したSeefeelが、15年ぶりとなるアルバム『Sol.Hz』を5月1日にリリースすることが発表された。現在、アルバムからの先行配信曲として、「Ever No Way」がMVと共に解禁されている。

 

15年ぶりのフルレングス・アルバム『Sol.Hz』は、これまでの歩みの延長線上に位置する。霞がかったテクスチャー、断片化されたメロディ、深くうねる低音が幾層にも重なり合い、小音量ではアンビエントに近接しながら、大音量ではダブ的な音響構造が立体的に立ち現れる。Mark Cliffordによる緻密な音像設計は、時間感覚や定位感を揺さぶりつつも、冷たい実験性へと傾きすぎることはない。Sarah Peacockの加工されたヴォーカルが確かな人間的気配を宿し、処理されたギターループの残響の中から旋律の断片が浮かび上がる。実体と空間、形と溶解のあわいを往還するその音響体験は、Seefeelというバンドの本質をあらためて提示するものであり、彼らの現在地を鮮明に示す一作となっている。『Sol.Hz』は5月1日に世界同時リリース。解説書が封入された国内流通仕様盤CD、輸入盤CD/LP、デジタルでリリースされる。

 

 

 

Seefeel – Sol.Hz

Lebel : Warp / BEAT RECORDS

Release date : May 1st, 2026

https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=15655

 

Tracklist

Tracklist

1. Brazen Haze

2. Everydays

3. Ever No Way

4. Humidity Switch

5. Behind The Seen

6. AM Flares

7. Falling First

8. Until Now

9. Scrambler

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