
2026/02/27
毎週の電話で、海を越えた対話制作

so1anew(読み:ソラニュー)は、ボーカリスト/ソングライター sonon とプロデューサー somer によるデュオ。これまで「Finifugal」「Floating」、そしてグループ初のシングル「透明人間」などを発表し、叙情的なストーリーテリングと幻想的なサウンドを提示してきた。『地球謳歌』は、美しく幻想的で、ハイパー以降の感覚を電子的で歪んだサウンドと組み合わせて実現。ディストーションや非定型なサウンドを軸に、不安定で流動的な世界観を音楽的に拡張させた一作。
本作は、日本で高校に通うsononと、アメリカで大学生活を送るsomerという、物理的に離れた制限のある環境下で制作された。直接対面できない状況を逆手に取り、制作の全工程をオンラインで完結。毎週の電話ミーティングを通じて、海を越えた対話を重ねてきた。somerが構築するトラックに対し、sononがメロディやリリックを編み上げ、幾度ものフィードバックを繰り返す「バック・アンド・フォース(Back and Forth)」の手法を徹底。これにより、二人の個性が濃密に混ざり合う、独自の音楽性を研ぎ澄ませている。
本作は、未知の存在が地球に不時着し、感情や関係性、そして「共に生きること」を学ぶ過程を軸に展開される。始まりは、平穏な日常。そこから急速に変容する世界、喪失、そして回復を経て、新たな選択へと至る物語は、各楽曲が独立した情景を持ちながらも、全体として一つの物語を形成している。 終末的な世界観を背景にしながらも、本作が描くのは破壊ではなく「共存」と「希望」である。

so1anew – 地球謳歌
Release date : March 6, 2026
Stream : https://distrokid.com/hyperfollow/so1anewsononsomer/RfTnsAWLwQs
Tracklist
1. 不時着
2. can’t sleep
3. neptune
4. big bang
5. world
6. 感傷的事例
7. soluma
8. re-routing
Mix/Master: Josua Natanael
category:NEWS
tags:so1anew
2025/06/24
cover : somer + sonon AVYSSの公式プレイリストは毎週火曜日に更新いたします。Spotify, Apple Music, SoundCloud利用者の方はプレイリストをフォローしていただけると嬉しいです。SoundCloudの更新は気まぐれです。 今週は、somer + sonon、Amanemu、iVy、P’ortable roomᵀᴹ、warm、Kamui + Myghty Tommy、4nqca、m0rgue、PAX0 + Worldwide Skippa、Darksaveworld + Rush_B、唐潮 + 心髒士兵、NFN TEFER、moreru、THE LUV BUGS + Uztama + e5、nu、kirin、wa(l)ternative、Imsickstarry + BluePinky、lif、THERE IS A LIGHT THAT NEVER GOES OUT
2021/10/12
私たちの種を繋ぐエネルギーの感覚 中国をルーツに持ち、ベルリンを拠点に活動するアーティストKloxiiと、TurboやBoys Noize Recordsといったレーベルから作品を発表してきたプロデューサーPiloが、メロディ、ハーモニー、リズムの領域を探求するコラボレーション・アルバム『MUON』のリリースを発表。 独自の歌唱法を身につけ、中国の伝統を織り交ぜてレフトフィールド・エクスペリメンタル・ポップを制作するKloxiiが、Piloに最初に出会ったのはダウンタウン・ロサンゼルスにある橋の下で、ガバやハードコア・レイヴ・ミュージックが鳴り響いていた時だった。2019年、KloxiiとPiloは、ラップトップとヘッドフォンだけで初めて一緒に音楽を制作を開始。創造性を共有し、「YOU DON’T KNOW ME」と「WO」はこのセッションで生まれた。 2人は互いの共通点を幾重にも発見することで、さらに友情を深めていった。世界の様々な場所でアルバムを制作している間に隔離されたことで、音楽に専念する時間だけでなく、一連の孤立した感情を共有することができ、自分自身、お互い、そして周りの世界に対する理解を深めていった。 何年にもわたって行われたセッションを経て、Piloのレーベルである〈Motor Reflex〉から11月15日にリリースされるアルバム『MUON』。このアルバムは、KloxiiとPiloの生きることへの意図、そして地球上のすべての人間の中に存在する意図へのラブレター。振動や周波数を通じて、私たちの種を繋ぐエネルギーの感覚。 Kloxii & Pilo – MUON Label : Motor Reflex Release date : November 15th, 2021 Tracklist 1. ANAMNESIS 2. TATA 3. TATA II 4. COMET MOTH 5. MELODY BE THE DEATH OF ME 6. INNOSENSE 7. YOU DON’T KNOW ME 8. MUON 9. WO 10. EVEN THOUGH 11. LUCID IN A BRIGHT LIGHT
2025/09/12
6曲入りデビューEP『EQ』をリリース 20年代以降の「ネオ」が冠につくようなオルタナティブ・ミュージックの世界的な拡張はラテン文化圏でも顕著になっている。アルゼンチン・ブエノスアイレスの街よりノスタルジーと未来を同時に響かせる新しい声。2000年代を過ごした記憶を電子的アプローチで再構築し、クラブカルチャーと日常の断片を交錯させるデュオ──EQ。彼女たちの音楽は、都市に生きる私たちの感覚そのものを更新する。 EQは、オルタナティヴ・ロックバンドNenagenixのギタリストを経て、ソロ活動を加速させ、20年代のラテンミュージック/ネオぺレオを牽引するSix SexやTAICHUなどとコラボレーションを果たしているシンガー/SSWであるEstratosferaと、それらの楽曲をプロデュースし、ブエノスアイレスのクラブシーンで活躍するプロデューサーだったQiriによるプロジェクト。今回、EQのセルフタイトルのデビューEP『EQ』のリリースを記念し、AVYSSでインタビューを行った。 ──2人それぞれのバックグラウンドについて教えてください。どのように音楽活動を始めていったのでしょうか? EQ (Estratosfera + Qiri) : 私たちは二人とも子どもの頃から音楽に触れ、クラシック音楽やピアノ、ギターなどの楽器を学んでいました。 Estratosfera : 子どもの頃から音楽を学んでいて、物心ついた時にはすでに「音楽家になりたい」と思っていました。10代の頃はエモやオルタナティブ・ロックに夢中で、ブエノスアイレスのシーンに関わるようになりました。18歳のときに友達のSaramalacaraのギタリストとしてステージに立ち、その後はエレクトロニックやPC Musicにも強く惹かれるように。2022年に自分のパソコンを手に入れて、仲間のプロデューサーたちにAbletonを教わりながら制作を始めたのが、今のEQにつながっています。 Qiri : 私は幼い頃から歌や作曲が自然と身についていて、家族の前で小さなショーをするような子どもでした。音大にも進学してピアノや声楽、作曲を学びましたが、満足できなくて常に「新しい音楽」を探していました。ブエノスアイレスのアンダーグラウンド・シーンやSoundCloudで奇妙な音楽を掘るのが好きで、実験音楽の領域に足を踏み入れたとき、コンピューターで作曲することを覚えました。それ以来ずっと続けています。今はアカデミックな場を離れましたが、そこで得た知識や方法論は今のEQの美学に生きています。 ──以前はそれぞれソロ活動をしていたと思いますが、なぜデュオとしてEQを結成したのですか?きっかけはありましたか? EQ : ソロ活動を始めた頃からすでに仲の良い友人で、同じ街で活動する若い女性プロデューサー同士として自然とつながっていました。デモを聴かせ合ったり、一緒に遊びで曲を作ったりする中で、二人で制作するとソロでは出せない新しい音が生まれることに気づいたんです。あるとき、自分たちの頭文字を合わせると「EQ」(イコライザー)になると分かり、デュオとしてのコンセプトが一気に強まりました。2023年12月に初めてのEQ曲「Boytoy」を完成させた時点で、このプロジェクトを本格的に始めることを決めました。 ──EQのビジュアルはとてもコンセプチュアルで洗練されています。そのコンセプトについて教えてください。 EQ : 私たちにとってビジュアルの美学は非常に重要で、EQに限らず人生を通して日常的に意識してきたものです。EQのビジュアル世界は、2000年代の子どもとして育ち、大人の世界──コーポレート的で電子的でクリーンな世界──をロマン化していた経験から来ています。ラテンアメリカ出身である私たちが、実際には体験していない「理想化した人生」を夢想する感覚です。iPodやGetty Imagesといった2000年代に実際に触れてきたものを、今は大人の女性としてノスタルジーと共に再解釈し、自分たち独自のイメージとして取り戻しているのです。同世代の多くがこの体験に共感できると思います。 ──影響を受けた音楽や、これから作りたい音楽について教えてください。 EQ : 二人ともクラシックからノイズ、ポップまで幅広く影響を受けてきました。EQとしてはジャンルに制限を設けず、どんな影響も取り入れられるし、型にはまらない発想を大切にしています。その上で、自分たちの音を「EQサウンド」として形づくるフィルターをかけています。このEPでは特にエレクトロニックやクラブ・カルチャーを中心に据えました。Mr. Oizo、Daft Punk、Imogen Heap、Bjork、Yves Tumorといったアーティストや、UKダブ、ドラムンベース、EDM、アートポップなど国際的なシーンからも影響を受けています。今回のEPでは6曲それぞれが独立して存在できるようにしつつ、「EQの始まり」を示す名刺代わりになる作品を目指しました。デビュー作でさまざまなジャンルを探求したのは、最初から音を自由に広げていきたいと思ったからです。私たちが目指す音楽は、限りなく自由で多様なものです。 ──今回のEPは、EQの活動のひとつの集大成のように感じます。完成した作品をEQ的にはどう表現しますか? EQ : とても個人的な要素を多く含みつつ、同時に世界的な文化シーンとの会話にもつながる作品になりました。私たちは常に、この二面性や対比を持たせたいと思っていて、それが実現できたと思います。デビュー作では「都会に生きる現代の女の子」の日常が音に滲み出ています。アラーム音をサンプリングしたり、街の音をスマホで録音したり、電車の音を再現したり、自分たちのライブの観客の声を「7’Mix」に使ったり。サウンドスケープは鮮やかで、世界のクラブ・シーンから取り入れた要素を自分たちの世界に溶け込ませています。とても満足していますが、これはまだ始まりに過ぎないとも感じています。 ──アルゼンチンの音楽シーンをどのように見ていますか?ご自身が関わる範囲で構いません。 EQ : 私たちはブエノスアイレスのエレクトロニック・シーンを中心に活動しています。DJイベントやクラブにも行きますし、実験音楽やクラシックのイベントにも足を運びます。アルゼンチンの観客はとても熱狂的でエネルギッシュです。今はシーンやプロジェクトの多様性が一気に花開いていて、これまで以上に多くの人が音楽を作っています。数年前ならEQの居場所はなかったかもしれませんが、今はシーンに受け入れてもらい、素晴らしい経験ができています。この成長を目の当たりにできることにワクワクしています。 ──音楽的な共鳴を感じるアーティストはいますか?友人でも、会ったことのない海外の人でも構いません。 EQ : 近い友人では、アルゼンチンのプロデューサーEvarとよく交流しています。地元のデュオDJs Parejaの作品やミックスにも強く共感しています。海外ではCFCFやumruとも親しくしていて、音楽的な近さを感じます。また、Suzy Clue、Babymoroccoといった新しいアーティストや、Mechatok、The Dare、Pretty Sick、Oli XLといった確立されたアーティストにも共鳴を感じます。 ──今後の展望や挑戦したいことは? EQ : これからも多くの音楽を制作・発表していきたいですし、世界中の様々なアーティストとコラボレーションしていきたいと思っています。ライブショーの展開にもワクワクしていますし、音楽だけでなくビジュアルやパフォーマンス、コンセプト面でも表現を広げていきたいです。制作に向かうたびに自分たちを挑戦させていて、その挑戦が新しい音やコンセプトに繋がっています。これからの長い道のりがとても楽しみですね。 ──ぜひ日本でライブを観てみたいです。日本での公演には興味がありますか? EQ : もちろん!アジアにはぜひ行きたいと思っています。EQの世界観はまさに、その地域ととても相性がいいと感じています。 ──I’d like to know more about each of your backgrounds. How did you first get into making music? EQ
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