みんなのきもち監修コンピレーション・シリーズより5部作の第2弾『秋』が発表

AVYSSで先行プレミア公開

 

 

東京を拠点に活動するレイヴクルー「みんなのきもち」が監修するコンピレーショ ン・アルバム・シリーズより、第一弾『長夏』に続く第二弾『秋』が12月1日にリリースされる。

 

本作は、春/夏/長夏/秋/冬 の五部作で構成され、同クルーが運営するレー ベル「Mizuha 罔象」から、Bandcampおよび Nina Protocolのみでリリース予定。

 

12月1日のフルリリースに先駆け、AVYSSより収録曲のsantebela「Childhood」を先行配信。マルチファンクション集団「GB MOUTH」 とのコラボレーション・マーチ第ニ弾も販売開始。

 

 

「みんなのきもち」は、2020 年代初頭、シャットダウンされたコロナ禍の東京に突如として現れた。繁華街のクラブを出自とせず、寝室から郊外の野外レイヴ、 アンビエントから脱構築クラブまでを横断する実践を重ねてきた。それは、ポストコロナの音楽文化におけるひとつの生存の形態であり、同時にこれからのクラ ブ/レイヴ・カルチャーにおける新しい道筋を指し示すものである。

 

以下、みんなのきもち・西条より :

 

行きつ戻りつ寒気と暗さを増すこの季節、私たちが発見するのは、夏の直射光のもとでは現れなかった世界の様相です。斜めに傾いた明かりのもとで、より微細なコントラストが浮かび上がり、影は形を変えます。熱は土や果実、身体の中へと籠っていきます。潜在化した熱は、目に見える生長ではなく、分解や組み替 えの過程を発生させ、秩序の再編を引き起こします。

 

熱気と寒気がせめぎ合うリズムのうねりの中で、斜光が照らす物事の輪郭は、ときに驚くべき姿を露わにします。樹皮の皺、息の白さ、きらめく蜘蛛の糸などが目に映るでしょう。光は明るさの中では作用しません。特有の閃きをもった光を見出すためには、自らすすんで暗闇の中へと向かっていかねばならないこともあるかもしれません。冬へと向かっていくこの時期、自分の内に、たしかな力を持った光が秘められていることに気がつくこともあるでしょう。

 

寒暖のリズムは極度の圧縮の最中にあり、秋に特有の性質は失われていくかの ように見えます。季節はいまや、枝から葉が落ちるように、瞬間的に過ぎ去って いきます。その時間は、次第に密度を高め、目視できないほどに収縮しています。このことはしかし、潜在的な秩序の再編成という、秋本来の運動がいっそう激化していることの証にほかなりません。飛躍的で断続的となったリズムは、それに耳をすませ、踊ろうとする者たちに、いまだ尽き果てぬ秋の恵みを与え、新たな環境と、進むべき道を指し示すでしょう。

 

 

etoコラボアイテム

 

 

 

GB MOUTHコラボアイテム

 

 

V/A – ISOS five seasons: 秋

Label : Mizuha 罔象

Release date : December 1st 2025

Cover artwork : Kazuma Watanabe

Matering : Lorenzi

Bandcamp : https://mizuhamizuha.bandcamp.com/album/isos-five-seasons-2

Nina Protocol : https://www.ninaprotocol.com/hubs/mizuha

 

Tracklist

01. santebela – Childhood

02. indigoblue – Second Eyelid, Flashes

03. CVN – Not Everything

04. clope dj – Insider Trading

05. Lujiachi x jondu – Demotion Protection

06. kęnåi – Oak

07. Yoshitaka Hikawa – Sleet

08. s7n – Underpass

 

GB MOUTH Collaboration

https://gbmouth.com/?fbclid=PAZXh0bgNhZW0CMTEAc3J0YwZhcHB

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