2025/10/02
WWWβにて3ヶ月連続で開催
東京拠点のハウス・ミュージック・コレクティヴ、CYKの9周年を祝するパーティー・シリーズが、WWWβにて敢行される。本シリーズは10月から12月にかけて3ヶ月連続で開催。渋谷文化圏の物理的/文化的最深層に位置し、CYKにとってはキャリア初期の古巣の一つであるWWWβのダークなフロア。そこでハウスと共に高揚に向かう様を”Side β”と称し、10年目に向かうCYKの今後と、彼らなりのハウス・ミュージックの在り方を探っていく。
各月において同行するのは、京都拠点のレーベルNC4Kを主導しベース・ミュージックとハウスの垣根に真摯に向き合い軽やかに越えていく良き友人たちStones TaroとLomax。札幌の至宝として世代と国境を越えリスペクトを集め、2022年にCONTACTにて開催されたCYKではディープ・ハウスの果てない正史を伝導してくれたKuniyuki。近年は自身のレーベルSankaを立ち上げると共に、情熱的なストーリーを描くDJプレイをもって隆盛極まるアジア圏のクラブ・シーンでも躍動するGonno。各回においてCYKの面々と共に、フロアをどこまで連れて行ってくれるだろうか。
加えて12月には、CYKのKostu、NariとB2Bを披露してくれるkengotakiとr1ku(from FULLHOUSE)といった戦友とも呼べる両名が、パーティーへの助力を引き受けてくれた。また、パーティーの入口となるラウンジには、9年間の活動を通してCYKのメンバーそれぞれと関わりを持ってきた友人たちが登場する。それぞれの音楽への偏愛や培われた文脈/関係性を武器に、フロアとの対比や補完を繰り広げる、フレッシュでいて濃厚な社交の場となるだろう。
ここまで本文を読んでくれた熱心なクラバーであるあなたが、もしレコードを手に取ったことがあるならば。添えられるように収録されたB面の良さに時を経てから気づき、高揚する、そんな経験はないだろうか。今回のサブタイトル”Side β”は、そういった出来事とWWWβに因んでいる。今回のパーティー・シリーズが、9年という時を重ねたCYKのアニバーサリーに際して、あるいは東京クラブシーンのオルタナティブ・スペースWWWβに触れる中で、改めて純粋なハウス・ミュージックの高揚と感動に触れる機会となることを、切に願っている。
Text by DNG
CYK 9th Anniversary Series -Side β-
DATE: 10/24(Fri) / 11/29(Sat) / 12/26(Fri)
VENUE: WWWβ
OPEN: 23:59
DOOR: ¥2,500 / ADV.: ¥2,000 / U23: ¥1,500
More Info: https://www-shibuya.jp/
Side β – 1 / 10/24(Fri)
FLOOR: Stones Taro / Lomax / CYK
LOUNGE: akii / K8 / Nari
ADV. https://t.livepocket.jp/e/20251024wwwb
Side β – 2 / 11/29(Sat)
FLOOR: Kuniyuki / DNG / Kostu / Nari
LOUNGE: the hatch (DJ) / Kotsu / michika
ADV. https://t.livepocket.jp/e/20251129wwwb
Side β – 3 / 12/26(Fri)
FLOOR: Gonno(WC / International Feel / Ostgut Ton) / Kostu B2B kengotaki / Nari B2B r1ku
LOUNGE: DNG B2B HannaH / MIZUKI OGISU / lostbaggage
category:NEWS
tags:CYK
2024/08/27
11/2 MIDNIGHT EAST 来る11月2日、ハウス・ミュージック・コレクティヴ、CYKの8周年記念パーティーが開催。今回ゲストに招かれるRoss From FriendsことFelix Clary Weatherallは、彼のDJ set名義であるBubble Loveとして出演。 CYKが始動した2016年に、Ross From Friendsの初期傑作”Talk To Me You’ll Understand”が発表された。レイヴ・カルチャーetcを吸収し新世代の夢想として放たれた本作のギターリフは、’19年に東京にてCYKと共演した際、同パーティーのハイライトを飾ることになる。この前後の時期にRFFが〈Brainfeeder〉からリリースを重ねスターダムを駆け上がり、近年のセルフレーベル〈Scarlet Tiger〉や数多くの大舞台での躍動は、ファンならずとも知るところだろう。CYKもまた東京拠点のハウス・パーティーとして、もしくはFUJI ROCK FESTIVALやRainbow Disco Clubへの出演を皮切りに、日本国内/アジア圏で定着していくこととなる。 今回のパーティーは、同時期にキャリアを積んできた両組の、5年振りのエポックな再邂逅。この機会のオープニングを飾るのは、京都在住のDJ/プロデューサーでありレーベル〈NC4K〉のヘッドを務めるStones Taro。CYKの盟友でもある彼は、90年代のハウス、UKガラージ、ジャングル等にインスパイアされた楽曲を繰り出し、日本とUKシーンの双方からの熱いラブコールを受け、名実ともにキャリアのギアを上げる。この一夜を導くもう1人の存在として、CYKキャリア初期から彼らを見守るkenchanがVJを務める。 Azumayaには、Contactの名物パーティーとしてクローズ後も東京のクラバーの心に刻まれる’MOTORPOOL’のレジデントDJ・DSKE、京都West Harlemを拠点にシームレスな表現と活動に磨きをかけるE.O.U、大阪のレコードショップ”rare groove”に所属するPixie、金沢と東京をまたにかけCYKには2020年以来の出演となるdiscopantsらが登場。会場は2022年にCYK ALL NIGHT LONGが開催されたビッグ・ベニュー、MIDNIGHT EAST。 – CYK feat. Ross From Friends presents Bubble Love -CYK 8th Anniversary Party- Date: 2024.11.2 (sat) Door: ¥4000 EARLY BIRD: ¥3.000(100枚限定、販売期間8/27-9/3) ADV: ¥3.500 ZAIKO: https://midnighteast.zaiko.io/e/cyk-feat-ross-from-friends Open: 11PM Venue: MIDNIGHT EAST (Spotify O-EAST / Azumaya ) O-EAST: Ross From Friends presents
2024/03/18
4/12 CIRCUS Tokyo 昨年は香港『Shi Fu Miz Festival』、『森、道、市場』、『Metamorphose』等を初め、国内外の10本以上のフェスティバル出演を果たし、スコットランド出身のアップカミングなDJ、Wallaceの初来日を実現。そして来る3月22日はアムステルダムの気鋭、Kamma & MasaloとのWOMB Mainフロアでの2マンを予定している東京のハウスミュージック・コレクティヴCYKが、『CYK & Friends』の開催を約5年ぶりにアナウンス。 同パーティー・シリーズは’19年に豪州のPelvis、Torei、SEKITOVAといったCYKの「Friends」と呼ぶにふさわしいゲストを招き、神宮前bonoboにて4ヶ月連続で開催され、毎回のような高純度の’ハウス’の炸裂と、超満員で記憶にも記録にも残ったモンスター企画とのこと。 今回は、CYKのホームであるCIRCUS Tokyoでの開催となる。 「Hong Kong Community Radio」のレジテントも務め、3.29にはベルリンのコレクティヴEinhundertとの共同企画も控える、ジャンル&地域横断型DJのShioriyBradshawと、10年代以降のベースミュージック影響下にありつつも軽やかに垣根を跨ぎ八面六臂の活躍を魅せるFELINEのスペシャルなB2Bが実現。本パーティーでのエクスクルーシヴなオーダーを、彼女たちに依頼した。 CYKのKotsuが拠点を置く京都からは、Rainbow Disco Club 2024に出演予定である若手筆頭レーベル[PAL.Sounds]構成員のChanazを招聘。同じく京都拠点で、フローティンでエモーショナルなハウス・ライヴに定評があるPee.J Andersonの片割れJomniは、CYK TOKYO RADIOに提供した、自身やレーベルメイトの未発表曲を含むMixがカルトヒット中。 ラウンジフロアを固めるメンバーも、エポックな『Nyege Nyege Music Festival 2022』へのTYO GQMとしての出演以降、『Keep Hush Kyoto』や自身のパーティー『Gravity Bongo』でのプレイで、東京地下と現行アフリカ音楽に根差しアップデートを続けるK8を筆頭に、CYKのメンバーと夜を明かしてきた近しい間柄のアップカミングなDJが顔を揃えた。本パーティーのラインナップのMixは、CYK TOKYO RADIOに掲載されている。 2024.4.12(FRI) CIRCUS Tokyo: Open: 23:00 Door: ¥2,000 *Door only Over 20 only・Photo ID required Line Up (A to Z): B1F Main: Chanaz (PAL.Sounds / from Kyoto) ShioriyBradshaw B2B FELINE Jomni (NC4K / Pee.J Anderson
2019/01/23
CYKが2月から5月まで原宿bonoboでパーティーを毎月開催。 Nari、Kotsu、Naoki Takebayashi、DJ No Guaranteeによる東京拠点のハウスミュージックコレクティブCYKが新たなパーティーをスタートさせる。 「CYK & Friends」と題したパーティーは、原宿のDJバー「bonobo」にて2月から5月までの期間、毎月開催する。ラインナップは、PELVIS、DJ HONEYPANTS、Torei、Toshiki、Tomoki、SEKITOVA、riku。 各回の詳細は以下の通り。 CYK & Friends Vol.1 2.15(Fri) Open: 21:00 Door: 1,500yen(w/1D) PELVIS(Aus) Nari Naoki Takebayashi Kotsu DJ No Guarantee CYK & Friends Vol.2 3.16(Sat) Open: 21:00 Door: 1,500yen(w/1D) DJ HONEYPANTS(Tokyo) Torei(Syn-c/Kyoto) Nari Naoki Takebayashi Kotsu DJ No Guarantee CYK & Friends Vol.3 4.20(Sat) Open: 21:00 Door: 1,500yen(w/1D) Toshiki(Syn-c/Sensation/Kyoto) Tomoki(VOLVE/Method/Terminal/Sapporo) Nari Naoki Takebayashi Kotsu DJ No Guarantee CYK & Friends Vol.4 5.18(Sat) Open: 21:00 Door: 1,500yen(w/1D) SEKITOVA(Osaka) riku(FLATTOP/私をディスコに連れてって/Tokyo) Nari Naoki Takebayashi Kotsu DJ No Guarantee CYK Nari、Kotsu、Naoki Takebayashi、DJ No Guaranteeによる東京拠点のパーティーコレクティブ。広義のハウスミュージックを軸に、Mall GrabやHAAi、Baba Stiltz、Nachtbraker、Seb Wildblood、Beesmunt Soundsystem、Avalon Emerson、Jun Kamodaなど国内外からカッティングエッジな表現を行うアーティストを招聘しパーティーを行う。2018年にはソウル、香港、タイでの海外ギグに加え日本を代表するフェスティバル・ruralにもラインナップされるなど対外的な活動も行いながら、東京のストリートハウスコミュニティの核として定着しつつある。
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