
2025/09/12
YEAR0001より

フランス出身のアンビエント作家、Malibuのデビューアルバム『Vanities』が〈YEAR0001〉よりリリースされることが発表。合わせてシングル「So Sweet & Willing」をリリース。
最近では、Oklouのツアーに帯同し、Merelyとのコラボ作品『Essential Mixtape』を2024年にリリース、NTS RadioでのMalibuの番組「United in Flames」は人気番組に成長している。そんな中『Vanities』は主にストックホルムで2年間にわたって制作されたとのこと。
以下、『Vanities』についてMalibuの言葉
海は小さな宝物を浜辺に戻してくれる。それを少女は毎日探し歩く。濡れた砂に埋もれた小さなものを見つけてはポケットに詰め込み、家へ帰る。家に戻ると、その小さな宝物を部屋のあちこちに並べる。
彼女は部屋から部屋へと歩き回る。ひとつの部屋は暗くて冷たい。エアコンは動いているのに、スイッチを押しても灯りは点かない。電動ブラインドに当たる太陽光は部屋の奥まで届かず、壁の上で光が踊る。それは予測できるのに、決して同じではない。少女は廊下が好きだ。そこは細長く、ヒールが木の床を打つ音が心地よい。二つの扉のあいだに小さな絵がかかっている。ゆるい額に収められたそれには、波がかすかに見え、水平線には太陽の誕生か死か分からぬ光がある。まあ、どちらでもいい。
夜になると彼女はシボレーに乗り、街をさまよう。クリーム色の革張りのシートは温かく、曲がりくねった道で彼女は目眩を覚える。車を停め、夕暮れにゆっくりと灯り始める谷を見下ろす。―沈黙の観察者のように。
私は、その中に紛れた目に見えない一人だ。窓を少し開けているかもしれない。行き交う車の定まらぬ交響曲の一部。ティーンエイジャーたちが大きな音を響かせ、速く走り去る。そして私たちは皆、同じ空を見上げ、同じ飛行機の離着陸を眺め、ダウンタウンの高層ビルの灯りの点滅を見つめ、テールランプの走廊を追い、視界を遮る同じ木々を見ている。夜の甘美な轟音の中で、私たちは幾千もの人生を夢想する。
彼女はため息をつき、家へ帰る。そしてまた翌日も、その次の日も戻ってくるだろう。

Malibu – Vanities
Label : YEAR0001
Release date : October 3, 2025
Photo : Igor Pjörrt
Pre-save / Pre-order : https://t.co/eq0JL0gYOC
Tracklist
01 Nu
02 A World Beyond Lashes
03 So Sweet & Willing
04 Plums (Interlude)
05 L’empire Du Vide
06 The Hills (Interlude)
07 Spicy City
08 Lactonic Crush
09 What Is It That Breaks
10 Contact
11 Jaded
12 Vanities
13 Watching People Die
category:NEWS
tags:Malibu
2022/09/01
YEAR0001より スウェーデン出身のプロデューサー/ヴォーカリストでTeam Rockitのメンバーとしても活動するMerelyと、フランスの電子音楽家で、NTSで展開する〈United In Flames〉ではアイデアを探求を行うMalibuによるコラボレーションシングル「Idle Citi」が〈YEAR0001〉よりリリースされた。 月夜、水辺のドライブ。シンセサイザーのウォッシュとカモメの鳴き声の間を回り、その声は互いに揺れ動き、日常生活の平凡さを取り除いていく。星の明かり、高層ビルには美しさがあり、「Idle Citi」はその中に身を沈める場所を提供してくれる。 なお、Malibuは今週金曜日、ストックホルムのミートパッキング地区で開催されるYEAR0001初の大型フェスティバルイベント「Rift」でDJセットを披露する。 – イベント詳細: rift.year0001.com Merely & Malibu – Idle Citi Label : YEAR0001 Release date : 31 August 2022 Stream : https://press.year0001.com/YR0171
2020/04/30
最新アルバム『One Life』から 儀式的な呪文、武道、瞑想などをテーマに映し出される世界はクリーミーな崖や海の泡、明るく白い羽のカモメ、その風景は彼女の生活。エモーショナルで神秘的なアンビエントの航海、Googleで探しにくい名前、Malibu(dj lostboiとしても知られる)が〈Joyful Noise Recordings〉から昨年リリースしたデビューレコード作品『One Life』から「Camargue」のMVが公開。Daniel Swanがディレクションを手がけた。 Malibu – “One Life” out now on UNO NYC/JNR link : http://smarturl.it/malibu-one-life
2019/10/04
11月1日リリース dj lostboiとしてはバンクーバーの重要コレクティブ〈s.M.i.Le.〉にMix提供、『FOREVER FALLEN』『GOT LOST』などのセルフリリースも話題になった。Malibuとしての近年の活動としては、〈PAN〉の名作コンピレーション『mono no aware』への参加、〈Genome 6.66Mbp〉からリリースされたOrgan Tapesの『Into One Name』へゲスト参加、x/oのリミックスプロジェクト『cocoon egg remixed』に参加などである。 Googleで探しにくいその名前。透明で寂しい音楽に恋をしたJulianna Barwickも、彼女を再び見つけるのに宝探しのようだったと説明している。今回、〈Joyful Noise Recordings〉のWhite Labelシリーズにて、Oliver CoatesとFlorian Le Priséも参加したMalibuのデビューレコード『One Life』がリリースとなる。White Labelシリーズは、毎回ゲストキュレーターが世界の隠れた才能を指名し、リリースすることがコンセプト。Malibuを指名したのは今年2度目の来日を果たしたJulianna Barwick。他にもCate Le Bon、Circuit des Yeux、St. Vincent、Thurston Mooreなどがキュレーターとして名を連ねている。 Pre-Orderはこちら。11月1日リリース。レコードは500枚限定。デジタルは〈UNO〉からリリース。 Malibu – “One Life” 1. Nana (Like A Star Made For Me) 2. Tilting On Windmills 3. Camargue 4. Lost At Sea 5. One Life
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