誰もが誰にでもなれる|Sorryが3rdアルバム『COSPLAY』を発表

現実と空想、生と死、過去と現在、自由な世界

 

 

Asha LorenztとLouis O’Bryenが率いるノース・ロンドン発のバンド、Sorryがニューアルバム『COSPLAY』を11月7日(金)に〈Domino〉からリリース。新曲「Echoes」のMVも公開。

 

『COSPLAY』は、これまでのキャリアで築き上げた音楽的な枠を自ら壊し、描き直した作品。そこは、誰もが誰にでもなれる、現実と空想、生と死、過去と現在が入り混じる自由な世界。

 

アルバムのオープニングを飾る「Echoes」は、今回の発表前にリリースされた先行シングル「Waxwing」「Jetplane」「JIVE」に続く新曲。Asha Lorenztがよく足を運んでいたポエトリー・イベントで出演者の一人が語った「エコー、エコー、エコー/アイ・ラブ・ユー、エコー」と少年がトンネルに向かって叫び、その返事を待つという詩から着想を得たという。恋に溺れて自分を見失い、やがて“エコー”が二人の間に入り込む第三者になる…そんな物語を、美しく胸を打つメロディに乗せて歌っている。

 

『COSPLAY』にはポップカルチャーからの引用が散りばめられている。「Waxwing」では常に心の奥底に潜んでいるが決して表に現れないミッキーマウスを描き、「Jetplane」ではガイデッド・バイ・ヴォイシズの代表的アンセム「Hot Freaks」が引用され、有名人の退廃がテーマになっている。「Candle」はボブ・ディランの「Blowing In The Wind」へのオマージュであり、近年のティモシー・シャラメ主演のディラン映画ブームへのリアクションでもある。そして「In The Dark」では、アーシャとルイスが『COSPLAY』のレコーディング中に読んでいたという三島由紀夫への言及も登場する。

 

同時に、バンドは自らの過去の楽曲やデモからもインスピレーションを得ている。「Echoes」の冒頭に使われる“hold me”はLouis O’BryenがSoundCloudに投稿していた初期音源から、「JIVE」はAsha LorenztのSoundCloudで人気を集めたデモから発展したもの。

 

Soryyのレコーディングは直線的なプロセスではない。『COSPLAY』収録曲の多くは、アーシャとルイスが共有するスタジオでまず形を成し、そこで生まれたデモのサンプルや特徴が最終的な録音に統合されている。別の曲では、まずバンド全体でレコーディングを行い、その後スタジオに持ち帰って独自のサンプリング処理を施すなど、多彩なアプローチを取っている。「Echoes」の脈打つキーボードや、「Into The Dark」のヴォーカル加工など、小さな音のきらめきが楽曲の奥深くに隠されているのも特徴だ。

 

さらに、2024年末にはフォンテインズ D.C.のUK/アイルランド・アリーナ・ツアーでサポートを務め、数千人規模の会場での演奏を経験。そこで得たスケール感と自信が、『COSPLAY』にも色濃く反映され、彼らが何者であり、何者になれるのかという新たな自信を作品にもたらしている。

 

 

 

Sorry – COSPLAY

Label : BEAT RECORDS / Domino Records

Release date : November 7, 2025

https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=15285

 

Tracklist

01. Echoes

02. Jetplane

03. Love Posture

04. Antelope

05. Candle

06. Today Might Be The Hit

07. Life In This Body

08. Waxwing

09. Magic

10. Into The Dark

11. JI

12. The Saddest Song I Ever Did Hear *Bonus Track

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