2025/01/20
vol.0_目的と手段
Sarenとは、僕が自らの音楽や言動などを通して発信する全てを指すプロジェクトであり、僕の人生そのものが形を成したものだ。
この活動を始め、いつの日からか「目的はモノラル、手段はステレオ」が僕の信条のひとつになった。この考えは、如何なる事象に対しても本質的であると考えている。そして、僕はその単一な目標を達成することを日々強く願っている。
名前に触れたらわかるように、僕の願う方法は多岐に渡る。
stu兼ウチ – 0108/2025 by Gaku Kokue
そういえば、この連載はAVYSS MAGAZINE内では『コラム』に分類されるらしい。どうだろう、違う気がする。今書いている文章/これから書こうとしている文章は、コラムよりも『エッセイ』や『随筆』に近い気がする。でも、そう呼びたいとは思わなかった。定義として合っているとか間違っているとかいう話ではない。ただ、そう呼びたくなかった。似合っているだろうけど、自分が気に入っていない服を親に着せられている子供のような顔で書くことになると思ったからだ。
僕は、Sarenを始めるにあたって、目的という名の“願い”をひとつ抱えていた。「納得してほしい」Sarenという人間が発する音楽、詩、言動、行動等々を構成する僕の人生そのものを、なるべく多くの個人に納得して欲しいという強く残酷な“願い”を。その願いを叶えるためには、僕の中にある情報を、できるだけ純度を保ったまま、各個人の中へ溶け込ませる必要があると考えた。
情報が溶けるというプロセスは、一方的なものではない。溶け込む先で化学反応が起こり、Sarenを理解する人たちの中で、何らかの新しい価値や視点が生まれることを期待している。そして、近頃の僕はSarenの「融点」を調整する必要があると感じていた。
これまでの僕は、自分の言葉や行動が少しでも誤解されないように、慎重に「融点」を高く設定していた。しかし、それでは十分な反応を引き出せないと気付いた。Sarenという存在をより多くの人の中に広げるには、少し融点を下げ、より溶けやすくする必要がある。柔軟でありながらも本質を失わない、その絶妙なバランスを探る作業が必要だった。
この連載を始める理由も、そんな調整の一環だ。文章を書くことで、自分の内側を少しずつ外側に流し出し、その過程で自分自身も変化する。だから僕は、この連載を『アマルガム論』と名付けた。
俺と星 – 0109/2025 by Gaku Kokue
といった具合のコラムを毎月連載することになりました。よろしくお願いします。
Saren
category:COLUMN
tags:amalgam-theory
2023/08/11
8/19 club daphnia Taochy(T.M.P)とWÖNDER GIRL主催「 深 : SHRINEY vol.1 」がclub daphniaにて8月19日に開催。 本イベントは関西ローカルで活躍するアーティストをジャンルレスにブッキングし、相互コネクションの形成や、ローカルイベントの活性を促していくというもの。何らかの創作活動をし、SNS等で発信しているアーティストは、ディスカウント・チケットの「アーティスト割」を申請し、入場することができる。 – Taochy × WÖNDER GIRL pre. 「 深 : SHRINEY vol.1 」 日程: 2023.8.19 (sat) 22:00〜LATE 会場: club daphnia https://maps.app.goo.gl/7MWZR7h1ECp3YqFeA?g_st=ic [ GUEST ACT ] sorry_cherry TohLPeaks [ DJ ] KEYBOW KYLE MIKASA NEKOSAN PARK KING BABIES Pitofui URIS [ LIVE ACT ] chelipsy pikomaruko PINKBLESS Suicide Angel チケット料金 Door:2000円+1D アーティスト活動をされている方(作品リリースもしくはライブ活動など):1000円+1D ※アーティスト割は予約制とし、事前にフォームで名前と作品URLを申請、当日イベント会場にて配布リンクをQRコードで掲示し、作品が見れるようにする予定です。 アーティスト割受付フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe-UgDUIXAOwR7gLsMOO43jOgJ0sMQfDLgHopShyMhWZ7GMAA/viewform?usp=pp_url アーティスト割にて申請いただいた作品のリンク集(例) https://lit.link/shinshriney
2020/06/11
初回はOlof Melanderとの共作 DJ Haramとのユニット700 Blissとしても活動するフィラデルフィアの詩人でアーティストCamae AyewaのプロジェクトMoor Motherが新シリーズ『ANTHOLOGIA』をスタート。 第一弾はスウェーデンの新鋭プロデューサーOlof Melanderとのコラボレーション作品『ANTHOLOGIA 01』。Olof Melanderの時間が崩れるようなプロダクションに乗るMoor Motherの言葉は89%がフリースタイルであるとのこと。そして、本シリーズは障害がある人への寄付を目的としており、Afrofuturist Affairを通して収益が送られる。 Moor Mother and Olof Melander – ANTHOLOGIA 01 Release date : June 4 2020 Bandcamp : https://moormother.bandcamp.com/album/anthologia-01 Tracklist 1. MODECCA 2. OL TIME RELIGION 3. HEMLOCK 4. OLEANDER 5. ABRIN 6. WOLFSBANE – GIFTED 7. NIGHTSHADE 8. THOUGHT FOR BONES
2020/03/19
『HOXXXYA』より 上海ALLを中心に広がりを見せる〈SVBKVLT〉から去年リリースしたアルバム『HOXXXYA』が世界的に注目を浴びたプロデューサーKasimynとパフォーマー/ボーカルIcan HaremによるインドネシアンレイヴデュオGabber Modus Operandi。 昨年のWWW年越しイベントで待望の(一度延期になっているから余計に)初来日を果たし、強烈なパフォーマンスを我々に見せてくれた彼らのアルバムから冒頭曲「Genderuwo」のMVが公開。吊るされた鶏の足、少年の目の上のSDカード、投げつけられる卵など奇妙な儀式の映像に乗る、デスメタル、ハードガムラン、Dangdut Koplo(インドネシアのダンス歌謡曲)、Asian Dope Boysが手がけたカバーのような混沌とした風景を我々はただ頭の奥で受け止めるしかない。 またAsian Dope Boysの新作パフォーマンス「TRANCE」にも参加しており、近日中にGMOバージョンの「TRANCE」トレイラーが公開される予定。 Gabber Modus Operandi – “HOXXXYA” Label : SVBKVLT bandcamp : https://svbkvlt.bandcamp.com/album/hoxxxya Tracklist 1. Genderuwo 2. Semeton 3. Kon 4. Tekyan 5. Trance Adiluhunxxx 6. Calon Arang 7. Padang Galaxxx 8. Sangkakala III
photo by Elsa Kostic more
2/23 渋谷STUDIO FREEDOM more
トランス電波姫爆誕 more