2024/10/04
Nocturnal Technologyより
A24作品「Problemista(原題)」、HBO のTVドラマシリーズ「Fantasmas」などのスコアを手掛けている、ニューヨークのブルックリンを拠点に活動する映画音楽の作曲家、Lia Ouyang Rusliによる、空音央監督の映画『HAPPYEND』のために制作されたサウンドトラックが、東京を拠点に活動するDJ/ミュージシャンのMars89が主宰するレーベル〈Nocturnal Technology〉からデジタルとカセットテープの二種類のフォーマットでリリースされた。
Bandcampでのリリースには配信には入らないBandcampエクスクルーシヴとして、劇中で仕様された楽曲、athingの『aaa』、Sandy’s Traceの『Beholden』、Afterhoursの『Mood Ring』そして、OHYUNGの『my torn cuticles!』が収録されている。映画は10月4日に日本全国で公開。ぜひ映画も観て、サウンドトラックも楽しんでもらいたい、とのこと。デジタルは映画の公開に合わせて10月4日リリース、カセットテープは現在予約受付中で、発売日は追ってアナウンス予定。
アルバムイントロダクション:
高校でテクノ・ファシズムに立ち向かうための完璧な音楽を探している?もう探す必要はありません!Nocturnal Technologyが、空音央監督の高く評価されたデビュー作『HAPPYEND』のサウンドトラックをリリース。Lia Ouyang Rusliが手掛けたスコアに加え、Sandy’s Trace、aching、Afterhours、OHYUNGのテクノやアンビエントのトラックを集めたこのBandcampリリースを聴いて、テクノ・ファシズムに立ち向かおう。「Lia Ouyang Rusliのスコアは、弦の爪弾きと潮のように押し寄せるシンセが渦巻く波のようだ。その音は坂本龍一を思い起こさせるノスタルジックなアプローチで、昨日と明日の緊張感に満ちた映画をしっかりと支えている。軽いディストピア的フィクションの中に生きた記憶が息づき、空自身の政治的覚醒を色濃く反映している。」- デヴィッド・エーリッヒ、IndieWire (link to https://www.indiewire.com/criticism/movies/happyend-review-neo-sora-movie-1235051389/ )
作曲者からのメッセージ:
「こんにちは、『HAPPYEND』の作曲者、リアです。この映画のスコアは、私がこれまでに書いた中で最もシンプルでありながらも、最も複雑なものの一つです。映画は大きなテーマ曲で幕を開けますが、実際には非常に抑制されたスコアです。スコアが強調している主なテーマは、青春へのノスタルジーと、世界の抑圧的な力に直面せざるを得ないということに徐々に気がつくということです。これらの感情をシンプルなピアノのメロディと控えめなシンセサイザーで表現しようとしました。何日もピアノの前に座り、映像なしでただ弾き続け、とても明確に感情を捉えようとしました。サウンドトラックには、監督の空音央に送ったピアノのラフな録音音声をそのまま残しましたので、その体験の一端を感じていただけると思います(バックグラウンドには私の二羽のインコが歌っているのが聞こえます:) )。『HAPPYEND』は、テクノへのラブレターでもあると感じています。映画には、私のお気に入りのDJの一人である¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$Uが登場し、映画の中の若者たちはテクノへの純粋な愛を表現しています。学校からサブウーファーを盗んで東京中を運ぶシーンのためにテクノトラックを作るのは、とても楽しかったです。また、本作には台湾をはじめとする素晴らしいアンダーグラウンドのテクノアーティストたちの貢献もあります。私はテクノが大好きです。私は宗教的な人間ではありませんが、長時間のレイヴで没入しているときに、神秘的な力を感じたことが何度もあります。最後まで読んでいただき、スコアや音楽を聞いていただき、そしてこの特別な映画を見ていただきありがとうございます。この映画が、友達をもっと深く愛し、より良い世界のために行動する動機を与えてくれることを願っています。心からの感謝を込めて。
– Lia Ouyang Rusli
プロダクトには、物理的に作品を所有する喜びと、未来のための持続可能性を両立させるための方法として、再生プラスチックを使用したカセットテープが採用されている。
Lia Ouyang Rusli – HAPPYEND (Original Motion Picture Soundtrack)
Label : Nocturnal Technology
Release date : October 4th 2024
https://nocturnaltechnology.bandcamp.com/album/happyend-original-motion-picture-soundtrack
Tracklist
1. HAPPYEND (Opening)
2. athing – aaa
3. Sandy’s Trace – Beholden
4. LOVE (Variation 1)
5. Afterhours – Mood Ring
6. WORLD (Variation 2)
7. CLOUD
8. WORLD (Variation 2)
9. LOVE (Variation 2)
10. WORLD (Variation 3)
11. SUBWOOFER
12. HAPPYEND (Closing)
13. OHYUNG – my torn cuticles!
14. SUBWOOFER (( SLOWED ))
15. LOVE Theme Phone Piano Sketch
category:NEWS
2019/03/12
第一弾はJoji KoyamaとTujiko Norikoによる映画『Kuro』。 先日、TzusingとM.E.S.H.のクラブトラックを収録したスプリットを第一弾にしたホワイト盤シリーズを始めたPANが新たなシリーズ「Entopia」をスタートさせる。 サウンドトラックの再考をテーマにした「Entopia」の第一弾はJoji KoyamaとTujiko Norikoが手がけた映画『Kuro』のサウンドトラック。映画に主人公Romiとして出演しているTujiko Norikoがサウンドトラックも手がけている。これまでEditions Megoなどでリリースを重ねてきた彼女にとって、初のインスト作品となるようだ。 プレオーダーはこちらから。4/26リリース。
2019/01/05
映像作品『Dukkha』のサウンドトラックがEternal Dragonzからリリース。 映像作家やデザイナーによるコレクティブ18 Uppercutが手がけた映像作品『Dukkha』のサウンドトラックがEternal Dragonzよりリリース。『Dukkha』のサウンドトラックを手がけたのはW. Y. Huang。 『Dukkha』は以下から視聴可能。 またW. Y. HuangはBohan Phoenixの新曲『YMF』や、以前紹介したPRINCIのデビューアルバムに収録されている『Diaspora Doll』のリミックスを手がけている。 『Dukkha』サウンドトラックの購入はこちらから。
2020/05/02
アートワークはNile Koetting Nozomu Matsumotoは東京を拠点にするサウンドアーティストであり、バーチャル聴覚室「EBM(T)」とアートフェス「インフラ INFRA」の共同設立者ある。 Nozomu Matsumotoが『Climatotherapy』に続き、再びBoomkat傘下の〈The Death Of Rave〉から作品をリリースした。本作は2016年にメゾンエルメスにて開催されたNile Koettingのインスタレーション『Sustainable Hours』のサウンドトラックとなる。Nozomu Matsumotoにとって、2作目のレコードは300枚限定。アートワークもNile Koettingが手がけている。パンクバンドの歌詞の朗読がアンビエントトラックの中で響く。 Nozomu Matsumoto – Sustainable I (Soundtracks For Installation By Nile Koetting) Label : The Death Of Rave Release date : April 30 2020 https://boomkat.com/products/sustainable-hours Tracklist 1. Sustainable III 2. Sustainable II 3. Sustainable I 4. Evening / Civil Twilight to Nautical Twilight 5. Night / Disco
受け手の自由に寄り添う作品
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