2024/09/25
谷川俊太郎とパウルクレーと市川沙央
今年4月をもってオリジナルメンバーの福原(dr)が脱退し、現在は畠山(vo)、千川新(gt)、 田中喉笛(ba)の3人体制で活動しているcomputer fight。今作「新卒で天使になれなかった / ハンチバック」は、ドラムに田辺(チャック / SPOILMAN)を迎え、ツバメスタジオにてレコーディング、録音・ミックス・マスタリングはツバメスタジオの君島結が担当。
「新卒で天使になれなかった」は、谷川俊太郎の詩とパウル・クレーの天使シリーズにインスパイアされて制作。「ハンチバック」は、2023年に芥川賞を受賞した市川沙央の同名小説からタイトルをつけた。同書からの強い影響の元、「障害者の当事者表象」をテーマに制作。
computer fight – 新卒で天使になれなかった/ハンチバック
Release date : October 2nd 2024
Tracklist
1. 新卒で天使になれなかった
2. ハンチバック
category:NEWS
tags:computer fight
2019/07/18
限定100セット。 グラミー賞の「Best Dance/Electronic Album」部門にノミネートされるなど幅広い層に支持された、SOPHIEのデビューアルバム『Oil of Every Pearl’s Un-Insides』。昨年のベストアルバムの一つに挙げる人は多いだろう。 そんな『Oil of Every Pearl’s Un-Insides』のノンストップリミックスアルバムのリリースされた。オリジナル盤と2枚のリミックスアルバム、合計3枚組となる本作のケース代わりになるのがオリジナルのクラッチバッグとなる。SOPHIEの友人であるMAWIとCiaran Mooreによるデザインのクラッチバッグは黒と赤が選べるようだ。クラッチバッグの撮影はFURMAAN AHMEDが担当。 購入はこちら。限定100セット。285ドル。
2023/05/10
生まれなかった命と生まれてきた命 Croatian Amorが昨年のアルバム『Remember Rainbow Bridge』に続く作品として『A Part of You in Everything』のリリースを発表。 「私の弟は生まれた時に死んでしまい、弟に会うことができませんでした。幼い頃、彼は私のゴーストフレンドで、誰かが彼は星の中に住んでいると言ったので、私はそれを受け入れた。しかし、『Remember Rainbow Bridge』を作りながら、息子の誕生を待っていたとき、突然、弟が現れました。『Remember Rainbow Bridge』を彼に捧げたこともありましたが、弟のためのレコードを作ろうと思い、この『A Part of You in Everything』を作りました。夜、星空の下で聴くのが一番いい音楽だと思う。制作に協力してくれた友人たちに感謝します。」 Upon what instrument are we two spanned? And what musician holds us in his hand? – Rilke Croatian Amor – A Part of You in Everything Label : Posh Isolation Digital release – May 26, 2023 LP & Cassette – August 4,
2023/04/08
天使は「外来性への期待」「運動性そのもの」です。 6月17日(土)デイタイムに仙台・CLUB SHAFTにてイベント〈天使につき、〉が開催。主催は奇怪電波倶楽部、フライヤーのアートワークはノメメネ(Nomemene)が作成した。 出演者は、in the blue shirt、みんなのきもち、Shine of Ugly Jewel、loganaがDJにて出演。ライヴアクトとして窓辺リカ、またLily Furyがドラムセットを組み込んだ初の-live set-にて出演する。 さらに、uku kasaiがippaida storageらが所属するコレクティブexp(x)による映像にて、また海外からBREAKCHiLDが奇怪電波倶楽部の映像にて出演が決定。特別な時空間にこそ集まる出演者と来場者のための場所が作り上げられる。なおイベント時間は、東京からも日帰りで訪れることが出来る時間に設定。場所に囚われない自由な感覚を手にしよう。 – 〈天使につき、〉 2023年6月17日(土) 14:30-19:40(予定) 会場:宮城県 仙台 CLUB SHAFT 紙チケット:¥2,500 + 1drink ※人数制限に達した場合、DOOR販売なし https://digioffline.base.shop/items/73232794 出演: in the blue shirt みんなのきもち Shine of Ugly Jewel 窓辺リカ Lily Fury -live set- logana 映像出演: uku kasai /exp(x) BREAKCHiLD /奇怪電波倶楽部 VJ: 奇怪電波倶楽部 フライヤーアートワーク: ノメメネ(Nomemene) 制作メモ:〈天使につき、〉につき、 天使は「外来性への期待」「運動性そのもの」です。 まず、天使を神と人間という二項の配置’だけ’で考えることをやめよう、という出発点から始めたいと思います。 天使は神から人間に遣わされる存在でした。お使いというファクターとして天使は古来より装置しイメージが出来上がった訳です。 また、クラブフライヤーにおいて天使のイメージは頻出します。今回は貼り合わせのイメージに甘えることなく、ちゃんと考え直したいなと思いました。 ここで、エントロピーの云々とは全く関係ないように飛来する彗星のように、天使を差異の微動そのものと捉えることはできないでしょうか。 飛び出してくる謎の存在であって飛び出してくる動作そのもの、つまり出発地と目的地とはまるで関係のない存在。 存在や意味の同一性をつくりだす反復もまだおこっていない故に、差異は差異のまま自由に戯れつづけることができる。 勿論ここに恩寵のような関係は無いのです。 そして、方向性はないけれども、僕から天使に眼差しを向けることはできます。これは差異への期待です。閉塞の反作用です。 絶えざる運動性に向ける僕の目は、閉塞への恐怖を突っぱねるように、外来性という差異の発見と生成・運動性そのものに期待したくなります。 これはクラブイベント、及び’踊る’事へ向けられる眼差しと同じです。 クラブという切り離した場に生まれる、新たな表現、共時性の先に行ける自由。 踊ることは、まさに差異の連続であります。人々が夢中で踊っている“間”に向ける目線と、天使に向ける視線はとても似ているのです。 眼差しは行為です。消費ではなく創造です。 それは、眼差しという主体意識の、あまりにも希望的な観測となり、連鎖的な爆発は止まらずに。 そんな日になればいいなと思います。
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