2024/07/19
再びギター中心の音楽が必要になった
デビューアルバム『Us Ephemeral』から2年、ブルックリン拠点に活動するVitesse Xが2ndアルバム『This Infinite』の詳細を発表。Wild NothingのJack TatumやPearly Dropsとの共同プロデュースによる楽曲も収録。
「私の人生や世界全体において多くのことが変化し始めました。最初の頃は、私の重い感情を、ダークでドライヴ感のある、包み込むようなエレクトロニック・サウンドスケープに変換することは理にかなっていました。流動的で自然なカタルシスのように感じていて。しかし、2023年の後半になると、世界は耐えられないほど麻痺しているように感じ始めました。重要な友人関係の喪失、生活の不安、そして世界で起きている暴力の間で、それはあまりにも現実的で、私の精神的な健康はここ数年で初めて著しく衰えました。この時点で私には、自分自身のノスタルジアを除いて、本当に自分を乗り越えるための対処法がなかった。私は再びギター中心の音楽を聴き始め、スタジオに行くとVSTよりもギターに引き寄せられるようになっていた。シンプルで、影響されず、暖かく、質感のあるものだと感じていた時代に戻った。それは深い孤独の中にある繋がりの感覚、見知らぬ土地にある家の感覚を与えてくれました。」
Vitesse X – This Infinite
Release date : October 4 2024
https://laylo.com/vitesse-x/this-infinite
Tracklist
01 Eternal
02 Spill
03 This Infinite
04 Bliss Beat
05 Realize
06 way i luv
07 Careless (Co-produced Jack Tatum)
08 Palisad
09 Get In Girls (Co-produced + Feat. Pearly Drops)
10 In Finding
11 End Of Forever
12 Something In The Air
category:NEWS
tags:Vitesse X
2024/09/18
〈AD 93〉より GAISTER(Olivia Salvadori、Akihide Monna、Coby Sey)は、セルフタイトルアルバムを2024年11月1日に〈AD 93〉よりリリースする。 このアルバムは、音、声、音楽を通して互いにコミュニケーションをとるアーティストとしてのトリオの継続的な関係性の中で、ある出会いの具現化、ある瞬間を捉えたもの。2016年頃にロンドンで行われた互いのライヴで同じサークルを周回した後、Coby SeyとOlivia Salvadoriはやがてすれ違うようになった。2017年、Coby SeyはOlivia Salvadoriのアート集団「Tutto Questo Sentire」に参加し、イタリア・トスカーナ最南端のカパルビオでレジデンスを行い、共に活動を始めた。その後、Akihide Monna(Bo Ningen)が合流する。 トリオが一堂に会すると、アイスランドのゲイシールに例えられるように、眠っていたものが引き出され、新しい何かが生まれる。特別な出会いの舞台は、アルバムのパレット、プロセス、感情に欠かせない。アルバムはアイスランドのグリーンハウス・スタジオでレコーディングされ、そこでトリオは一連の直感を形式化した。彫刻的要素としての声、純粋な音と言葉についての考察。ファーストシングル「Sento」が公開。 「不思議な内的な繋がりと感覚で、お互いの心を引っ張り合うかのように、音は自然に紡ぎ出された。純粋な何かが引き出された。」 – Akihide Monna GAISTERとは、ドイツ語で「精神」を意味する「Geist」から派生した造語で、それ自体が音になる。母国語(イタリア語、日本語、英語)、音楽ジャンル、アイデンティティが異なるにもかかわらず、トリオから純粋さ、精神、エッセンスが引き出され、新しい何かが生み出される。Olivia Salvadoriのオペラティックなヴォーカルは、Akihide Monnaのヴォーカルとの相乗効果で、自由に流れ、動く。この流れる性質は、アルバムそのものにも反映され、そのタイムスタンプとスコアは、トラックそのものというよりも、むしろ出会いによって刻まれている。絶え間ない会話とコラボレーションというバンドの理念に沿って、一つの不変作品であり、閉ざされることのない独自の旅と考えることができる。 GAISTER – GAISTER Label : AD 93 Release date : November 1st 2024 Pre-order : https://ad93.lnk.to/GAISTER Tracklist 1. Source 2. Conscious Concentration 3. Solar 4. Geist 5. Shi 6. 三 7. Assonanze 8. Sento
2023/02/14
Genome 6.66Mbpより Pablo Betasは、『Visited by Strangers』で、Bungalovvとしての音楽活動のメロディックなルーツに回帰。このリリースでは、アルゼンチンのミュージシャンのトレードマークとなっている映画センスと絵画テクスチャーを維持しながら、内省的で優しさを持つサウンドは、前作の攻撃性からの転換を示す。 パンデミック中に作曲された『Visited by Strangers』は、7曲中4曲が他のアーティストとの遠隔コラボレーションとなった。アルゼンチンの半島で隔離されていた友人から送られてきたフィールド・レコーディングも盛り込まれている。 このような状況から、『Visited by Strangers』には、異質さと親しみやすさの距離感の間の緊張感が漂う。「Sharing Spells」や「Last Videocall」といった曲名が示すように、このアルバムは、人と人との繋がりが儚くも美しい形で介在している世界を想起させる。 – Bungalovv – Visited by Strangers Label : Genome 6.66Mbp Release date : March 31 2023 Bandcamp : https://bungalovv.bandcamp.com/album/gnm029-bungalovv-visited-by-strangers Tracklist 1. Smoke Signal 2. Glued Armor (ft. Efe Ce Ele) 3. Sharing Spells (ft. Avernian) 4. Behind the Storm (ft. Catnapp) 5. Last Videocall 6. Forget my Eyes (ft. Okay Vivian) 7. Visited by Strangers
2019/06/06
8月16日リリース。 エレクトロニックデュオFuck ButtonsのメンバーBenjamin John PowerによるソロプロジェクトBlanck Massがニューアルバム『Animated Violence Mild』を発表した。 アンダーワールドが音楽監督を務めた2012年のロンドンオリンピックの開会セレモニーでは、Fuck ButtonsとBlanck Massの曲が使用され話題になった。その後〈Sacred Bones〉とサイン、2015年『Dumb Flesh』、2017年『World Eater』ときっちり2年おきにリリースされるアルバム。本作『Animated Violence Mild』はBenjamin John Power自身と世界的な深い悲しみが軸となっており、それに対する反射的な怒りも含めてアルバムのテーマとなっているようだ。先行で8分近い収録曲「House vs. House」が公開されている。ダークでアグレッシブなシンセ主体のトラックに壮大で美しいメロディが絡み合う。 Pre-Orderはこちら。8月16日、レコード、CD、デジタルでリリース。 Blanck Mass – “Animated Violence Mild” 01. Intro 02. Death Drop 03. House vs. House 04. Hush Money 05. Love is a Parasite 06. Creature / West Fuqua 07. No Dice 08. Wings of Hate
受け手の自由に寄り添う作品
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