2024/05/20
ピアノ男よりご報告
文責・ピアノ男
AVYSS読者の皆様!ネオハイパーメガカオスギガオメガデルタマックステラベータデラックスサイクロンエックスマックス最強レコードこと、ネオチネレコード(略称)元代表のピアノ男です。
このたび、ネオチネレコード(略称)が終了してから11周年を迎える運びとなりました。つきましては、終了11周年記念事業の一環で、当時レーベルからリリース頂いていたメンバーや終了以降に知り合った友人たちを招聘し、コンピレーションアルバムを制作しましたのでご報告いたします。
*ネオチネレコード(略称)とは?*
ネオチネレコード(略称)は、ネットレーベルが隆盛を極めていた2010年、当時中学生だった私が三重県伊賀市で設立した同人サークル兼ネットレーベルです。メンバーは学生のみで、弥生やキュバン、totsumal、味噌ラー・ハイブリッド、PINCOKEなどインターネット上で知り合ったバラエティに富んだアーティストたちに加え、ピアノ男が80人以上在籍、合計90人以上を超えると称する大所帯レーベルでした。
ハードコアテクノ系を自称していましたが、チップチューン、ハウス、トランス、スカムなどなど……2010年代の学生であるという点のみで繋がったことがよく分かる、ジャンルのるつぼでした。音楽にとどまらず、映像作品、ゲーム、Flash、グループチャット、荒らし行為(?)など活動は多岐に渡っていました。
色んなネットレーベルが終わっていくなか、2013年、ネオチネレコード(略称)も自分ですらよく覚えていないよくわからない理由で終了してしまいました。その後は学生団体として再生した気もしますが、口から出まかせです。今日まで活動実態はありませんでした。個人で大企業の音楽サブスクリプションサービスにリリースすることが非常に容易になった今、「ネットレーベル」という肩書きがよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
*作品について*
今回の作品タイトルは『RE』です。REは「繰り返し」や「再び」を意味する接頭辞で、REがつく言葉には、再生を意味するReplay、後悔を意味するRegretなどがあります。昔の過ちを悔いて再び歩み直したい思いは、人生の様々な局面で現れてきますね。みなさんも、そういう瞬間ありますか?
図らずも、全体的にナードコア的なアプローチの楽曲が多く集まりました。皆さん10年前と比べるとサウンドのクオリティは格段に上がっています。一方で、激流の如くサウンドの流行が移り変わる中、時代に流されず10年前から全く変わらない味を皆が持っていて、変わらないのに新しい、変わらないからこそ新しいアルバムになったのではないかとピアノ男は思っています。皆様はどう思いますか?
今回ご参加頂いた皆様については、告知動画で紹介しています。よければご覧ください!
アルバムはネオチネレコード(略称)のWebページ、およびBandcampで無料ダウンロード可能です。
RE ーネオチネレコード(略称)終了11周年記念事業作品集ー
Label : ネオチネレコード(略称)
Release Date : 2024.05.20
ネオチネレコード(略称)公式DLページ : https://pianoid.net/neotine_webarchive/re.html
Bandcamp : https://oldskoolrave.bandcamp.com/album/re-11
Tracklist
01. totsumal – Netlabel Blues
02. ディスク百合おん – バカ
03. masao – nikomi
04. 古町MOI – マツリカの泉
05. 智樹 – YKK PP
06. PINCOKE – terrorism
07. DT AwabiCollector – Gived Tear
08. 古町MOI – ピアノやってたから
09. noripi – 英会話fm
10. 智樹 – Count For MMM
11. PINCOKE – satan reverse
12. DT AwabiCollector – One MAN COme
13. 前彩大戦車 – beibebebeohhhhhhhhhh
14. Kijitori3 – 諦め
15. Kijitori3 – Don’t Stop
16. PINCOKE – イヤホンdie
17. kyou1110 – banvox – Laser (Pianoman cover)(kyou1110 Remix)
18. ピアノ男 – お詫び
Tr06, 11, 16 Recording: AFTER EFFECT
Artwork: ピアノ男
Artwork adviser: 天
category:NEWS
tags:ネオチネレコード
2020/02/14
3月20日リリース YPYやgoatでの活動、またVirginal VariationsやGEISTといったプロジェクトを手がけ、海外の実験音楽シーンでも絶大な信頼を得る音楽家、日野浩志郎が運営するD.I.Y.レーベル〈Birdfriend〉が初のレーベル・コンピレーション『Bird Cage: Birdfriend Archives』を発表。 名前ではなく「音」で選ぶ徹底した作家基準で、エレクトロニクスや自作改造楽器クリエイター達のD.I.Y.音楽をリリースし続けてきた本レーベルから少部数リリースされた12アーティスト計18曲を2枚組アルバムに編集。各アーティストのプロフィールを日本語・英語掲載、ディスコグラフィーとアーティスト写真も併載。 このBirdfriendの仲間達を主催である日野の職権乱用で一ヶ所に収める<実験>を試みたのが、〈Birdfriend〉初のレーベル・コンピとなる本作『Bird Cage(鳥かご)』。今こそ得体の知れないバードフレンド達の偉業(異形)を高らかに世に問う。これを聞けば貴方はなんだかよく分からない気持ち(感動?)に包まれ、そしてたぶん無性に創造したくなる。 「実験的、挑戦的すぎてリリースするのが難しいがそれでも素晴らしいものはたくさんある」(日野浩志郎談) Various Artists – “Bird Cage: Birdfriend Archives” 発売日:3月20日 フォーマット:CD2枚組、LP2枚組 仕様:日本語・英語解説、写真、ディスコグラフィ掲載 制作発売元:エム・レコード (EM Records) http://emrecords.net/ Disc 1 A1. Sofheso – “M.N.L” A2. 湿った犬 – “Bird Peck at Dead Dog” A3. NEW MANUKE – “Fastest Motor” A4. YPY – “BFMIX B-3” A5. JMT Synth Pinosaku – “Tansun” B1. 湿った犬 – “Dog is Surrounded by Birds” B2. UNBE – “Vector Milk” B3. YPY – “The Damo UFO” B4.
2022/09/04
模倣されたSAXに対する受容と逸脱の反復行為 RYOKO2000のメンバーとしても活動する京都在住のプロデューサー・ピアノ男による小品集『FAKESAX』がリリース。 ピアノ男名義では初のストリーミングサービスでの配信となる本作は、嘘のサックスがテーマの7曲を収録。制作に生楽器は一切使用されず、サックスのソフト音源が意図的に多用された楽曲となっている。楽曲制作・マスタリング・アートワークは全てピアノ男が手がけた。 「本作は嘘のSAXをテーマにした小品集。そこに物質としてのSAXは存在しない。演算によってもっともらしく模倣されたSAXに対する、受容と逸脱の反復行為が記録されている。」 – ピアノ男 ピアノ男 – FAKESAX Release date : 4 September 2022 Stream : https://linkco.re/Dv3NHdsU Bandcamp : https://oldskoolrave.bandcamp.com/album/fakesax トラックリスト: 1. Saxman Theme 2. FAKESAX 3. SAX MAN JUKE 4. saxmachine 5. BALISAX JUKE 6. Sax for your soul 7. saxbird
2018/08/31
uonによってカセットでリリースされた傑作アンビエントコンピがレコードで再リリース決定。 2016年にuonによりひっそりとリリースされながらも、その評価の高さから名作アンビエントカルトコンピとして知られる『bblisss』がレコードとして再リリースされる。 uonの別名義DJ Paradiseをはじめ、Huerco Sの別名義Pendant、mdoの別名義Enamel、ExaelことNaemiなど、収録アーティストそれぞれが別名義を使用しており、その匿名性も当時話題になった。 boomkatのサイトからオーダーができるようだ。こちら。 ホワイトバイナル300枚限定。 Tracklist 1 Ulla Anona – Moon 2 Pendant – Des Vieux Temples 3 DJ Paradise – Ssumo 4 Billington & Tramposh – Live January 13 2016 5 Enamel – Quad 6 DJ Paradise – Mbizi (R) 7 Naemi – Procel (Original Mix)
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