2024/03/27
思い出せそうで思い出せない悲しい夢から目覚めた冬
2022年8月に結成、カナダ・トロントを拠点に活動するthe nevermindsが今年2月にリリースした2nd EP『nevermind, the winter.』のカセット版が4月3日に〈Miles Apart Records〉より発売。初回生産200本限定、トランスペアレント・ブルー・シェル仕様、ダウンロードコード付き。
デビューEP『nevermind, the summer.』が、夏と青春のメランコリーでセンチメンタル、ノスタルジックな感覚を捉えているのに対し、本作2nd EP『nevermind, the winter.』は、孤独や悲痛で、思い出せそうで思い出せない悲しい夢から目覚めたような冬の感覚を捉えている。サウンド面においては、デビューEPのドリーミーで浮遊感のあった音像が、よりヘヴィでノイジーなシューゲイズに変化。対となっているこの2つのEPは、歌詞やビジュアル面においても、リンクしている部分がある。
メンバー曰く、製作時は、My Bloody Valentine、Whirr、Glare、Julie、Brokenteeth、Wisp、Sonic Youthなどを聴き、『Love Letter (岩井俊二監督作品)』や『ユンヒへ Moonlit Winter』、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズ、『serial experiments lain』などの映画やアニメを観て、サウンド的にもビジュアル的にもインスピレーションを受けていたとのこと。MVも公開されている「melt」は『天使の涙』と『リリイ・シュシュのすべて』にインスパイアされている。
the neverminds – nevermind, the winter.
Label : Miles Apart Records
Release date : April 3 2024
Cassette Tape (Transparent Blue Shell) + DL Code
Tracklist
A1. adrift
A2. dusk
A3. haunt me
B1. melt
B2. endroll
category:NEWS
tags:the neverminds
2023/10/28
日本のシューゲイズとリリイ・シュシュとSonny Boy Ginny Kim (ヴォーカル、ギター)、Ronan Kelsey (ギター)、Vincent Hau (ベース)の3名を中心にして2022年8月に結成されたカナダ・トロントを拠点に活動するthe neverminds、結成から1年後の2023年8月にリリースされたデビューEP『nevermind, the summer.』が〈Miles Apart Records〉よりカセットテープ・リリース。 メンバー全員がソロ・ミュージシャンであり、バンド(特にシューゲイズ・バンド)として演奏することに慣れていなかったため、結成時からほとんどの期間をメンバーで過ごし、できるだけ多くのデモを作りメンバー全員でアイデアを出し合い試行錯誤しながら楽曲の制作や練習に費やした。影響元にMy Bloody Valentine、Slowdive、Ride、Nothing、Whirr、Glareなどを挙げているが、本EPでは、揺らぎ、Seapool、死んだ僕の彼女 my dead girlfriend、東京酒吐座 Tokyo Shoegazer、For Tracy Hydeなどの日本のシューゲイズ・シーンのバンドたちからも影響を受けた楽曲・サウンドを展開している。 EP制作中に、映画『リリイ・シュシュのすべて』とTVアニメ『Sonny Boy -サニーボーイ-』を何度か観直し、サウンドだけではなくヴィジュアルに反映させた。 夏をイメージしたEPと冬をイメージしたEPを双子のアルバムのようにリリースするというアイデアの元誕生した本EP『nevermind, the summer.』は全てのデモの中から、ノスタルジックで、夏の季節の美学に最も合う曲から選曲されたシューゲイズ〜ドリーム・ポップな5曲を収録。 the neverminds – nevermind, the summer. Label : Miles Apart Records Release date : November 3rd 2023 Tracklist A1. contrail A2. last summer A3. aphrodite B1. somewhere B2. reverie
2020/07/13
7月27日リリース 2014年の〈Mister Saturday Night〉や〈1080p〉からリリースされた作品のインパクトは強烈に印象に残っている。その後も次々と海外レーベルから作品を発表、2016年には瀧見憲司主宰〈Crue-L〉からもアルバムを発表している。現在はベルリンに拠点を置くエレクトロニック・プロデューサー、Keita Sanoが今回自身が主宰する〈MAD LOVE〉からニューアルバム『this love』を発表した。 コロナ禍のベルリンで制作された本作は、今までのKEITA SANOの破壊力のあるディスコ・ハウス路線とは一線を画したジャジー&ムーディーなインストゥルメンタル・ヒップホップ~プレイクビーツ小作品集。現行チカーノソウル名曲をサンプリングしLowなビートに落とし込んだタイトル曲「this love」をはじめ、モダン・ジャズ、アダルト・コンンテンポラリー、スピリチュアル・ジャズ等から受けたインスピレーションにいまの状況を色濃く反映させたソウルフル・ダウンテンポな18曲が収録されている。マスタリングは同郷のGREEN HOUSE STUDIOのYoshihiro Tatsuta、アートワークはYuhei Isogamiが担当。非日常に寄り添うように紡がれる艶やかなグルーヴと、シリアスな中に優しさが垣間見えるビートメイクが光るアルバム。 KEITA SANO – “this love” Label : MAD LOVE Records Release date : July 27 2020 Format : CASETTE TAPE+DL Code&digital Bandcamp : https://madloverecords.bandcamp.com/album/this-love Tracklist 1.other world 2.day and night 3.play it loud 4.nice day 5.merci! 6.ggs 7.this love 8.hold the notes 9.do what you love 10.nobodycanavoidalone 11.canttalk 12.motion 13.dmn 14.no 15.minimalisy 16.cinema 17.phonegonevertiontwo 18.sun burn
2022/01/26
通算30本目、2022年初のカセットテープリリース 〈C.E〉から通算30本目かつ2022年初となるLivwutangによるミックス『Unburiedness』がカセットテープで発売。 Livwutangは、2014年にデンバーからシアトルに移り住み、現在はニューヨークを拠点とするDJ/アーティスト。パイレーツラジオでDJを始め、その後彼女はキュレーターとなり、地元のパーティーでフィーチャーされていった。デンバーで育ち、シアトルのアンダーグラウンド ミュージック コミュニティにおいて不可欠で重要な存在となった彼女は、数々のパーティーのオーガナイズに助力しつつ、TRUANTSなどへのミックス提供を行っている。尚、C.Eのウェブサイトにてストリーミング再生可能となっている。 —— アーティスト:Livwutang タイトル:Unburiedness フォーマット:カセットテープ 収録音源時間:約60分(片面約30分) 価格:1,100円(税込) 発売日:2022年1月26日水曜日 販売場所:C.E 〒107-0062 東京都港区南青山5-3-10 From 1st 201 #201 From 1st Building, 5-3-10 Minami-Aoyama, Minato-ku, Tokyo, Japan 107-0062 問合せ先:C.E www.cavempt.com
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