2024/01/18
木々、海、内なる自己、自然の存在との物語
Damsel Elysiumは実験的なサウンド&ビジュアルアーティストであり、マルチインストゥルメンタリスト&コンポーザー。コントラバス、ヴァイオリン、オリジナル・フィールド・レコーディングを駆使し、オルタナティブなコミュニケーション、物理的空間や自然との繋がりを探求。その目的は、言葉や文字では決して変換できない表現世界を確立する。
Damsel Elysiumが〈AD 93〉よりリリースするEP『Whispers from Ancient Vessels』は、木々、海、内なる自己など、自然の存在との物語、「語り」、関係のコレクション。
収録曲は、再び自然との関わりを学び直すためのリフレクションである。悲しむこと、希望すること。賢明な言葉を受け入れ、激しく感じられる真実に耳を傾けること。再接続は痛みを伴うプロセスでもある。
『Whispers from Ancient Vessels』のサウンドとビジュアル・アイデンティティは、バラ色に染まった自然観を取り除き、自然を前面に押し出す試み。自然はしばしば、私たちが好きなように行き来するきれいな背景となりがち。しかしこれは、自然は私たちから切り離されたものではなく、私たちは一体として存在しているのだということを思い出させてくれる。その美しい悪に気づくこと。オルタナティブなコミュニケーションを増幅させるために。この曲は、地球の叡智に耳を傾け、それを翻訳し、叡智を取り入れることをテーマにしている。地球の生々しさや闇に無防備であること。真実、変化、近さに対して脆弱であること。一体感に屈すること。
2月2日、ロンドンのストーク・ニューイントンにあるThe Old Churchにて、DamselのキュレーションによるEP発売記念イベントと展覧会が開催される。
Damsel Elysium – Whispers from Ancient Vessels
Label : AD 93
Release date : Feb 2nd 2024
https://ad93.lnk.to/WhispersfromAncientVessels
Tracklist
1. Speakings I
2. Whispers from Ancient Vessels
3. Shoreline
4. Dream of the Rood
5. Speakings II
6. You’re Mine
category:NEWS
tags:Damsel Elysium
2022/02/10
OPNとのコラボ曲「Long Road Home」のリワーク収録 Caroline Polachekが、Charli XCXとのコラボレーションシングルに続く最新シングル「Billions」のビデオを公開。楽曲はDanny L Harleとのコラボレーションにより制作。映像はCaroline Polachek自身とMatt Copsonが共同監督を務めている。 今作「Billions」についてCaroline Polachekは「この曲はDanny L Harleのビートから始まった」と語っている。また、シングル2曲目にはOneohtrix Point Neverとのコラボ曲で、OPNの最新アルバム『Magic Oneohtrix Point Never』に収録の「Long Road Home」のリワークが付属している。 Caroline Polachek – Billions Release date : 9 February 2022 Stream : https://ffm.to/billions Tracklist 01 Billions 02 Long Road Home with Oneohtrix Point Never
2022/03/28
PLANCHAより日本デビュー ミニマル〜アンビエント・ミュージックを探求する韓国・ソウル拠点のDJ/プロデューサーデュオで、親友同士でもあるUman Therma(Sala)とYetsuby(Manda)によるSalamandaが、サード・アルバム『ashbalkum』で日本デビュー。先行シングルとして「Melting Wizard」がMVと共にリリース。アルバム『ashbalkum』のCDリリースは日本のみで、ボーナス・トラックも収録。 本作『ashbalkum』は、私たちがどのように周りの世界と関わっているのか、私たち自身の存在、言語、そして自然そのものが無限に変化しうるという、魅惑的な見解を示す。2021年の夏、甘い夢と美しい悪夢の間にあるシュールな風景の中で書かれた『ashbalkum』は、私たちの騒がしい現在を反映した遊び心のある静けさにアクセスする。遠くの親密さと静と動、立ち止まりながら動き、すぐ頭上に迫る黙示録前の世界の圧力から辛くも逃れることができる。喜びと友情と実験に満ちた彼らの共同エネルギーによって、Salamandaは聴き手をさらなる超現実へと導いてくれ、そのサウンドは新しい境地に到達した。 私たち自身と自然界との間で交わされる同調性とイントネーションは、万華鏡のような動きのある色合いに変化しながら、鮮やかな幾何学模様に溢れ、調和のとれたトーンの繭の中に織り込まれている。映画音楽の世界観、クラブの輝くような多重性、ミニマルな作曲の大胆なステートメントに対する二人の共通の愛が、ユニークで魅力的な音楽ヴィジョンに遊び心を持って再構築された。ヴォイスは楽器のように抽象化され、心地よいブレス・ワーク、レイヤー・コーラス、メディテーション・ポップの破片が交互に現れ、やがてガス状の蒸気のうねりに消えていく。アグレッシヴなレゲトンのスネア、デンボウのリズム、ダブの時間軸と空間認識の広がりなど、それぞれの楽曲にユニークなパーカッシヴ・アレンジが施されている。デュオ編成の斜め上を行くリズムの器用さには遊び心があり、不遜な構成と蛇行するドラムワークのバランスを保ちつつ、決してダンサブルさも損なわず巧みなバランスで構築されている。 『ashbalkum』の名前の由来は、韓国語で「現実」が「夢」であることに気づくという、象徴的かつ音韻的な再解釈から来ている。このユーモラスな実存主義を新しい意味に変換することが、ashbalkumの核心となるものである。夢は常に私たちの考えを反映していますか?私たちが夢の中で感じることは本当ですか?最終的にサラマンダは、これらの質問に答えようとするのではなく、そのすべての楽しい限界に喜びを感じている。 Salamanda – ashbalkum Label: PLANCHA / Human Pitch Format: CD / Digital Release Date: 2022.06.10 Price(CD): 2,000 yen + 税 ※日本盤独自CD化 ※ボーナス・トラック収録 Pre-order / Pre-save: https://orcd.co/jbmdrx4 Tracklist 01. Overdose 02. Melting Hazard 03. Rumble Bumble 04. Mad Cat Party (feat. Ringo the Cat) 05. Living Wizard 06. Coconut Warrior 07. Hard Luck Story 08. Kiddo Caterpillar 09. Stem 10. Catching Tails 11. Cold Water Manufacture [Bonus Track for Japan]
2019/03/19
ミックステープ『Chaind vol.2』も近日リリース。 昨年、突如として7年の時を超えて墓から蘇ったウィッチハウスユニットWhite Ring。2007年のDisaro周辺のシーンから、Salem、Holy Other、Balam Acab、oOoOO、Modern Witch、そしてMater Suspiria Visionなどと共にウィッチハウスの代表格と言える。誰も予想していなかったデビューアルバム『Gate of Grief』を昨年リリース。あの頃の音作りをベースにしていながらも、自らをアップデートするような完成度であった。 アルバムリリース後、また深く活動が潜るかと思いきや、昨日新曲『Truce』のビデオが公開された。さらに2011年にリリースされたリミックス集的な作品『Chaind Vol. 1』の続編と思われる『Chaind vol. 2』の近日リリースも示唆している。
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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