現代の断片と過去の温かい記憶|funkshnがアルバム『Rebord』を発表

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」インスパイア

 

 

エレバンを拠点に活動するfunkshn / фанкшнが、過去への別れを体現した6曲入りアルバム『Rebord』で〈HYPERSONICS〉からデビューする。

 

混沌とした世界の闇と、それがもたらす別れの中で、モスクワ郊外で育ったfunkshnは、明るい心の純粋な喜びを謳歌しようという誘いをかけている。ジャンルレスな試みは、当初、未知の世界への大胆な逃避のように感じられた。

 

2000年代のクラシックなダブステップのヴァイブスに共鳴し、ドラムンベースへの不朽の情熱に後押しされたfunkshnは胸騒ぎのパーカッションと重苦しく恍惚としたシンセを織り交ぜる。アルバムのスピードの乱れと予期せぬ停止はディストピアのダンスフロアにも火をつける。これは不確かな未来に向かうライフ・ステージへの見送り。内面であれ外面であれ、求めるべきエネルギーは常にあるということを思い出させてくれる。

 

このアルバムは、別れと、より幸せな場所を見つける必要性についての考察。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作のエンディングにインスパイアされたもので、現在の粉々に砕け散った断片を探りながら、過去の温かい記憶を保ちつつ、未来のベストを願っている。

 

 

funkshn – Rebord

Label : HYPERSONICS

Release date : 13 October 2023

https://hypersonics.bandcamp.com/

 

Tracklist

1. softyd

2. rebord

3. backline

4. fracted

5. shocker

6. runner

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