2023/08/28
サイバーハイパーとミッドウエストエモの出会い
シドニー拠点のサイバーハイパーSSW。Holliday Howeが1st EP『god in maine』のリリースを発表。新曲「kamakarmic」のビデオを公開。
American Footballのカバー「never meant」と「scarz」を含む最新プロジェクトは、破滅的な恋愛の残骸の中を旅し、LAとシドニー、永遠への希望と決してあるはずのない痛みという2つの都市の物語を語る。サイバーハイパーとクラシックなミッドウエスト・エモの装いの出会い。
「シドニーの家賃は高いから、実家暮らしで節約しています。私の実家は、若者があまりいない裕福な地域だから、バレンシアガの服を着て出かけている人を見かけると、ちょっとおせっかいになってしまう。何度も同じ人を見かけ、やがてミュージシャン仲間だとわかった。ビデオ、PR、ミキシング&マスタリングの全てをどうやってカバーしているのか……。私もこの辺りに住んでいて、中古のプラダを履いている。この曲は、本当にかっこ悪いと感じたり、少し嫉妬したり、何度もぶつかることで、宇宙が私に何か教えようとしているのではないかと考えたりすることを歌っている。サビでは、そんな気持ちをすべてマッシュアップして、元カレのこと、そしてもし私たちがよりを戻したら、本当に本当にまずいことになるんじゃないかと関連づけました。」
Holliday Howe – kamakarmic
Release date : August 18 2023
Stream : https://gyro.to/kamakarmic
category:NEWS
tags:Holliday Howe
2022/11/24
diana starshine, Kogarashi参加 シドニーを拠点に活動するHolliday Howeがデビューミックステープ『My Friends Live In My Pocket』を11月25日にリリースする。 「 “Thelma & Louise Pt. II” は、ミックステープのために書かれた最後の曲です。収録されている曲の多くは、グッドフレンズやバッドフレンズに焦点を当てたもので、自分も悪い友人だったかもしれないということを書くことに取り組んでいなかった。自分の幸せと誰かの気持ちの狭間で、自分が悪者になってしまうようなシチュエーションが出てきたんです。 “Thelma & Louise Pt. II” を書いたのは、自分の罪悪感を理解しようとしたのと同時に、 “ねえ、私に腹を立てていいんだよ、理由はわかるから” ということを伝えるため。友情はとても複雑だから。」 – Holliday Howe デビューミックステープ『My Friends Live In My Pocket』は、Holliday Howeがロンドンからシドニーへの引っ越しをきっかけに誕生した。この作品は、オンラインで築き、維持する友情への賛歌であり、また、距離とともに崩壊していく友情への別れの言葉でもある。 「18歳でロンドンに移り住み、シドニーに戻る予定はなかったけど、パンデミックに押され、戻ることにしました。どの友情がオンラインで盛り上がり、どの友情が最終的に失敗する運命にあるかが、突然明らかになったのです。私たちは皆、監禁され、主にデジタルの世界で繋がることを余儀なくされたため、多くの人々が、誰が自分の味方で、誰がそうでないかを確認し始めたのだと思います。 “My Friends Live in My Pocket” は、私が一度も会ったことのない人たちに「愛してる」と言い、繋がりを絶った人たちに「失せろ」と言うものです。」 – Holliday Howe Holliday Howe – My Friends Live In My Pocket Release date : 25 November 2022 Stream
2023/06/02
あの人のことを忘れない シドニーを拠点に活動するHolliday Howeが、90sエモを代表するバンドAmerican Footballの「Never Meant」のカバーをリリース。多くのアーティストにカバーされてきたエモの象徴的楽曲「Never Meant」。今回のカバーを彼女は “hyperemo” と称している。 カバーは別れからインスパイアされたもので、オリジナルの「Never Meant」は彼女の元彼のお気に入りの曲だった。当初はTikTokで公開されていたが、公式リリースを求める声が多く、トラックを完成させることになった。 「”never meant “のカバーは、この曲を好きだった人と別れた後に生まれました。歌詞をちゃんと聴いてみると、その人はこの曲の語り手と同じように、まるで私たちのことがなかったかのように振舞っていることに気づいた。それはそれでちょっと傷ついた。そこで、「hyperemo」スタイルのカバーを作ろうと思い、6年間のhyperpop制作の経験を生かしました。TikTokのために作ったんだけど、こんなに大きな反響があるとは思わなかった。この曲をカバーすることで、本当に癒されましたし、自分の中で少し物語を取り戻したような気がします。あの人のことを忘れることはないだろうけど、忘れてはいけないのかもしれない。」 – Holliday Howe Holliday Howe – Never Meant (American Football Cover) Release date : June 2 2023 Stream : https://gyro.to/nevermeant
2022/12/05
シングル「Body/Prison」リリース 進化生物学において、「スパンドレル」とは、生存のために開発されていない、一見すると何の目的も持っていない生物の特徴を指す。この言葉は、アーチの角にある三角形の空間を表す建築用語から取られたもので、対称性を与え、境界を画定する小さな美的要素である。Evita Manjiは、このデビューアルバムで不透明な問いを投げかけ、巨大な喪失に直面して、自分自身のどの要素が耐久力になるのか、どれが単なる装飾なのかを考える。現代のクラブミュージック、バロックポップ、そして実験的なサウンドデザインから生み出されたトラックは、Evita Manjiが世界全体と内面との関係を考察し、コントロールシステムを解体し、相互の繋がりを強調する手段となっている。 Evita Manjiはここ数年、シーンにおける幽玄な存在として、サウンドアーティストとクリエイティブディレクターの両方として、数多くのアーティストとコラボレーションしてきた。昨年は、自身のプラットフォーム〈MYXOXYM〉を立ち上げ、『Spandrel?』からの2枚のシングルをデビューさせ、Rainy Miller、Palmistry、Cecile Believeなどが参加したコンピレーションを組み、ギリシャの野生動物基金ANIMAへの寄付を集めた。Unsound、Lunchmeat、Rhizomなどのフェスティバルで世界各地でパフォーマンスを行い、2022年のShape+プラットフォームの代表にも選ばれている。これらの経験が『Spandrel?』に反映されており、地球規模の気候変動による破滅、自己実現、愛、身体的自律性のテーマのバランスを図りながら、複雑な芸術タペストリーを織りなしている。 そのボーカルはサイバネティックなメランコリアで、世界のリズムとハーモニーのテーマをフィルターにかけ、高度なサウンドに支えられたクラブ的ポップに仕上げられた。教会、もしくはダンスフロアを思い起こさせながら、それぞれの要素のパワーを犠牲にすることなく、死についての瞑想を表現する。「Oil/Too Much」では、闇が内側から外側へと押し出され、動物界から見た石油産業についての解説であると同時に、現代の鬱屈をネオン色で表現している。「Body/Prison」では、トランスに影響を受けた焼け付くようなシンセとグロテスクなパーカッションの上で、人生の最も暗い瞬間について正直に話し、深い感情を告白している。 『Spandrel?』は紐解くのに時間がかかるアルバムで、Evita Manjiのテーマはポップミュージックよりも古い歴史の中で共鳴している。悲劇的でロマンチック、そして詩的で、この時代の最も緊急な問題から目をそらすことを断固として拒否する。 Evita Manji – Spandrel? Label : PAN Release date : 30 January 2023 Pre-order : https://evitamanji.bandcamp.com/album/spandrel Body/Prison : https://pan.lnk.to/Body_Prison Tracklist 1. Spandrel? 2. Pitch Black 3. Oil/Too Much 4. Closer to Midnight 5. Body/Prison 6. Lies? 7. Eyes/Not Enough 8. The Lungs of a Burning Body 9. XYZ/Labyrinth 10. Black Hole
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