2023/06/27
7/22 – 8/6 CALM & PUNK GALLERY
CALM & PUNK GALLERYでは、2023/7/22(土)〜 8/6(日)の会期で、JACKSON kaki、toiret status、Szemán Petraの3名の作家によるグループ展「ZOR」が開催。
バーチャル・リアリティとHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を代表とするその周辺のテクノロジーをどのように解釈し、表現の素材としてどう扱うことができるのかをテーマとした展覧会。
3DCGを中心に、映像、サウンド、パフォーマンスなどマルチ・メディアを通して作品を制作するJACKSON kaki。自身が鑑賞した映画や音楽、プレイしたゲーム、フィールドレコーディングした音声などをサンプリングしてビートメイキングを施す toiret status。アニメーションやヴィデオゲーム的風景を用いて映像作品を制作するSzemán Petra。3人はバーチャル・リアリティーを構成するテクノロジーを素材としながら、多様な解釈や表現を生み出し、周辺の環境とメディアを巻き込むことで、オルタナティブな概念や環境を作り出す
また、CALM & PUNK GALLERYの展示以外にも、会場内外でのイベントや、バーチャル空間における実験的な取り組みが企画されている。展示アーティストのみならず、すべての人が「バーチャル・リアリティー」について対話することができる場の創造を試みる。
展示について
2023年6月。Apple社から新型ヘッドマウントディスプレイ「Apple Vision Pro」が発売されることが決まりました。その製品は、ARやMR、XRなどの言葉を使わずに「空間コンピュータ」として掲げられました。私たちを取り巻く「バーチャル・リアリティー」の環境は言葉の扱い方によって変容しています。
例えば、メタバースやサイバースペース、アバター、仮想など。人によって概念や解釈が異なる捉えられ方をしています。これを私は一つの面白さだと感じています。バーチャル・リアリティーは、多くの人にとって未知との遭遇であり、私たちはその存在に対して、時には恐れたり、喜んだり、歩み寄ったり、離れたりして、距離感を探っています。
そのようなバーチャル・リアリティーと、私たちの見えない関係性について探求すべく「ZOR」というプロジェクトを立ち上げます。ZORという言葉は無線用語で「点だけを送信してください」という意味です。3DCGのデータを構築する最小の単位は「Verticle(頂点)」であり、三次元空間では目に見えない仮想の点です。その仮想の点が繋がっていくことによって、線と面が作られ、バーチャル・リアリティーは構築されています。データの集まりに、私たちは何を想像することができるでしょうか?このプロジェクトを介して、美術に捉われず、音楽や文学、演劇、デザイン、映画など、さまざまな領域における芸術が、どのようにして「バーチャル」や「メタバース」といった「言葉」を扱ったり、イメージが形成されているかを収集し、そこからバーチャルやテクノロジーと人間の関係性を広げたり、新しい可能性や解釈を民主的に構築し、未来に向けて継続的なプラットフォームとなることを目標とします。
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展覧会名:ZOR
参加作家:JACKSON kaki、toiret status、Szemán Petra
会期:2023/7/22(土)〜 8/6(日)13:00~19:00
開廊:水曜日 ~ 土曜日、最終日曜日
休廊:日曜日 ~ 火曜日
入場:無料
Direction : JACKSON kaki
Co-Direction : 李静文
Planning cooperation:山本倫太朗
会場:CALM & PUNK GALLERY
東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F
アクセス:
乃木坂駅から徒歩8分
六本木駅から徒歩15分
広尾駅から徒歩15分
H P:calmandpunk.com
Instagram: calmandpunkgallery
category:NEWS
2023/07/11
バーチャルリアリティーの概念的な探求のプラットフォーム CALM & PUNK GALLERYにて7月22日~8月6日に開催されるグループ展「ZOR」。JACKSON kaki、toiret status、Szemán Petraの3名によるバーチャル・リアリティとHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を代表とするその周辺のテクノロジーをどのように解釈し、表現の素材としてどう扱うことができるのかをテーマとした展覧会となる。その関連イベントとして、FORESTLIMITにてライブパフォーマンス/DJのパーティー「ZOR」と、CALM&PUNK GALLERYにてトークショー「VRの言葉と、私たちについてVol.2」が開催。 「ZOR」のテーマである「バーチャル・リアリティーの概念的な探求のプラットフォーム」を基軸にしながら、音楽や語りを通して、表現の模索と、コミュニティーの形成を目指す。8月1日に開催されるFORESTLIMITでのパーティーでは、4組の音楽ライブパフォーマンスアーティストと、2組のDJが出演。3DCGを中心に、映像、サウンド、パフォーマンスなどマルチ・メディアを通して作品を制作するJACKSON kaki。自身が鑑賞した映画や音楽、プレイしたゲーム、フィールドレコーディングした音声などをサンプリングしてビートメイキングを施すtoiret status。「意識しないと気がつかないが近くに突如存在していたオブジェ音」をテーマに新譜を米Orange Milk Recordsからリリースが決定したKoeosaeme。人工システム内の主観的時間などをテーマに研究し、アート/音楽作品を発表するItsuki Doi。DJは、歌謡などの身体の周辺にある音楽から、ノンビート・エクスペリメンタルな選曲をするpnnikin。現代的なSNSや映像、イメージとの距離を測りながらサウンドへと昇華するDMT。以上の6名がFORESTLIMITの一夜を作り出す。ライブアクトによる緊張と、DJによって作られる緩和の二つの波によって、サウンド・身体・空間が多重に変容を生み出す。 8月5日に開催されるCALM & PUNK GALLERYでのトークショーでは、JACKSON kakiが主催となり、2名のゲストを迎えて「バーチャル・リアリティーの概念」についての対談を予定されている。東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻に在籍しながら、VRのメディア研究と制作を行う伊藤道史。ボーカロイドを経由し、電子音楽とポエトリーを越境するProducer / Singerのuku kasai。昨年7月に開催された「VRの言葉と、私たちについて」から約1年経ち、日々変化する私たちのVRとメディア環境が、自分たちの表現や想像力にどのように影響を与えているのか、そして私たちの生活とテクノロジーの言葉はどのような関係があるのかなど、美術や芸術の領域から語り合い、未来に向けて想像力を働かせる。 – イベント名:ZOR 日時:2023/8/01(火)19:00 START 会場:Forestlimit TICKET DOOR 2000 JPY + 1Drink LIVE: Itsuki Doi toiret status Koeosaeme JACKSON kaki DJ: DMT pnnikin – イベント名:VRの言葉と、私たちについて Vol.2 日時:2023/8/05(土)17:00-18:00 会場:CALM & PUNK GALLERY 入場:無料 GUEST: 伊藤道史 uku kasai HOST: JACKSON kaki – 展覧会名:ZOR 参加作家:JACKSON kaki、toiret status、Szemán Petra 会期:2023/7/22(土)〜 8/6(日)13:00~19:00 開廊:水曜日 ~ 土曜日、最終日曜日 休廊:日曜日 ~ 火曜日 入場:無料 Direction : JACKSON kaki Co-Direction : 李静文 Planning cooperation:山本倫太朗 会場:CALM & PUNK GALLERY 東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F アクセス: 乃木坂駅から徒歩8分 六本木駅から徒歩15分 広尾駅から徒歩15分 Mail:calmandpunk@gasbook.net H P:calmandpunk.com Instagram: calmandpunkgallery
2023/04/06
K/A/T/O MASSACREやyoyogipartyとの関連イベントも 4月14日から6日間にわたり、イタリア、LA、日本から集まった6名アーティストによる合同展〈Morgue〉が開催。 FKA twigsへの衣装提供やrurumu:とのシューズ制作で国内外から注目を集めるファッションデザイナー・Yudai Ono、Arcaのプロット制作も手掛けるVVXXII、個人の活動以外にもアートコレクティブ〈i8i〉での精力的な活動を行う01668など、各々異なるバックグラウンドとマテリアルを使う身体性が高い作家が集結。またLAを拠点とするRuben UlisesとGabriela Ruizは日本での初展示発表となる。 本展ではキュレーターという立ち位置は存在せず、出展作家でもあるオーガナイザーのrunurunuは、昨年ドクメンタのアシスタントキュレーターであるGozde Flinta主催のグループ展 〈ION2〉にアジアからギャラリー・mcg23xoxoとともに初参加し、今年も国外での個展や合同展を控えている注目作家。 「遺体安置所」という意味をもつ本展タイトル〈Morgue〉は、ラディカルな形でのホワイトキューブの変容を目指すと同時に、デュシャンのいう網膜から強引な方法で視覚に引き戻す実験場=モルグでもある。会期中は関連イベントとして、4月12日に幡ヶ谷・FORESTLIMITで開催されるK/A/T/O MASSACREにて011668とVVXXIIが出演するほか、4月18日には同作家を含めたyoyogipartyオーガナイズのパーティが高円寺・Sound Studio DOMで実施される。 〈展示概要〉 展示タイトル:Morgue / モルグ 会期:4月14日(金)~19日(水) 時間:12:00-20:00 会場:DOMICLE TOKYO 東京都渋谷区神宮前4-28-9 ※4月14日(水)18時~20時をDOMICLE TOKYOでレセプション開催。 〈関連イベント〉 4月12日(水)FORESTLIMIT (K/A/T/O MASSACRE) 4月18日(火)Sound Studio DOM (yoyogiparty) vvxxii [IT] @_vvxxii https://instagram.com/_vvxxii/ グラフィティを背景に持ち公共スペースで展示を行いつつクラブでのプロット制作、映像、グラフィックなど多数メディアを用い各国ギャラリーでも発表を行う。近年は身体性の高い立体作品を制作する。 011668 [LA] @0ll668 https://instagram.com/0ll668/ 自身の身体を触媒とした覆面でのパフォーマンスに伴う衣装制作や映像、彫刻、グラフィックから派生するグッズなど。活動形式として各国ギャラリーでの発表やクラブ、フェスなどで例年ツアーを行う。近年は自身のルーツを言及した立体作品を制作する。https://011668.art/ Ruben Ulises [LA] @que.fresca https://instagram.com/que.fresca/ ライフワークとして自身の生活圏やゴミ処理場で収集した廃棄物や生物の断片を用い、動物の様な彫刻や装身具などを制作する。国境や文化、異なるものとの類似点を見い出す作業。https://rubenulisesrodriguezmontoya.com Gabriela Ruiz [LA] @gabrielaxruiz https://instagram.com/gabrielaxruiz/ 両親の出自であるメキシコ文化や生まれ育ったロサンゼルスでの都市生活など、自身を取り巻く環境を多様なメディアを用い表現する。自身を原型とした彫刻やパフォーマンス、映像、ペインティングなど https://www.gabrielaxruiz.com Yudai Ono [JP,EG] @yudaiyudaiono https://instagram.com/yudaiyudaiono/ Central Saint Martinsに在学しつつ、FKA twigsなど各国アーティストの衣装を手掛ける。ファインアートの強度をファッションとして成立させる表現、ジャンルや枠に囚われないスタイルの発表、提案を行う。 runurunu [JP] @runurunulnnnn https://instagram.com/runurunulnnnn/ 自身の出自となるキリスト教との関係、それに纏わる身体表現の拡張など。主にソフトスカルプチャーの制作や関連するグッズ、ファッションプロダクトの発表を行う。
2019/06/19
7月7日から7月13日まで。 名古屋にあるオルタナティブスペースspazio ritaで”T”にまつわるグループ展が開催される。ATOSONE、Ito Jun、1980円、Shota Terai、VUG、Yuichiro Tamaki、葉朗(HARO WORKSHOP)、など様々なアーティストなどが参加。AVYSSもオフィシャルTシャツで参加する。開催期間は7月7日から7月13日まで。 また最終日の7月13日は、食品まつり a.k.a foodmanも出演するクロージングパーティーも行われる。
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