心の内側をそのまま音楽に|宮沢らも EP『心象模型図』リリース

KAOMOZIより

 

 

〈KAOMOZI〉2023年最初となるリリースは、宮沢らもによる5曲入りEP『心象模型図』。

 

宮沢らもは2022年に作曲をスタート。最初はインストゥルメンタルを中心に制作していたが、近年は精力的に歌モノを制作。本作は民族音楽や彼女のルーツを多分に取り込み作られた。宮沢がEPのタイトル通り「心の内側をそのまま音楽にして描き出した」と語る本作は、きのこがキノコ同士で為す高度な会話 ”菌糸ネットワーク” や東京の都市のせわしなさ、レヴィ=ストロース『野生の思考』など、様々なテーマを据えて作られた楽曲をオムニバス的に配置しているようでありながら、その柔らかな歌声と揺らぐ旋律がアルバムに通底する炎のような意思を感じさせる。

 

優しい歌声と繊細に重なり合うコーラスワーク。無機質でフラットな中にどこか寂しさを宿すボーカルと、のびのびと駆け巡るようなトラックたち。広大な草原や宇宙の中を走り回っているような、自由で懐かしいあたたかさはリスナーを包み込み、そして遠い想像の世界へと思いを巡らさせられる。アートワーク、トレイラーは、レーベルオーナーの駒澤零が制作。

 

 

 

宮沢らも – 心象模型図

Label : KAOMOZI

Release date : March 1 2023

Stream : https://big-up.style/tHLZkeZmZ8

 

01.Hypha

02.Tempus Fugit

03.Waltz Sauvage

04.星たちは儀式

05.蒼天

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