2023/02/14
20年以上の時を経た真実の物語?
ノッティンガム出身のバンド、Panchikoはサンプリングを使用したドリーミーなベッドルームインディーロック〜トリップホップをユニークにブレンドした音楽を制作し、1997年から2001年まで活動していた。
2016年にある4chanユーザーが、Panchikoのデビュー作品である2001年の『D>E>A>T>H>M>E>T>A>L』(限定約30枚とのこと)をリサイクルショップで発見し、ネット上で共有/拡散したことがきっかけで、Panchikoは世間に知られることになる。日本の漫画『ミントな僕ら』を使用した象徴的なアートワークと共に正体不明のバンドはカルト的人気を博すようになっていく。4年後の2020年にメンバー本人までその波が届き、『D>E>A>T>H>M>E>T>A>L』のデラックス版がリリースされ、2021年にPanchikoは再結成、ノッティンガムで20年以上ぶりのライブを行った。
それらのエピソードは宣伝の為の販売戦略だと、作り上げられたものだと主張する者もいるが、さて真実はどうなのか。そんなPanchikoは正式な?1stスタジオ・アルバム『Failed at Math(s)』を2023年5月5日にリリースする予定だと発表。アルバムの楽曲はまだ公開されていないが、春から北米ツアーを敢行するとのこと。
Panchiko – Failed At Math(s)
Release date : May 5 2023
Tracklist
1. Failed at Math(s)
2. Portraits
3. Until I Know
4. Breakfast Seance
5. Find it (A Song)
6. Gwen Everest
7. Think That’s Too Wise
8. Rocking with Keith
Panchiko – 2023 Failed At Math(s) USA Tour
category:NEWS
tags:Panchiko
2023/03/08
何度も何度も(何度も)失敗する Panchikoが、5月5日にリリースする正真正銘、正式な1stスタジオ・アルバム『Failed at Math(s)』からタイトル曲のスナックビデオを公開。 スナック菓子に囲まれながら、ソファに座る。ゲーム機や音楽マシンをサンプリングし、歌詞をボソボソと呟き、ドラムループの上で3コードをかき鳴らす。 「この曲は、漠然とし、許容範囲内ではあるが、それでも多少がっかりするような最終結果を実現するためには、何度も何度も(何度も)失敗するようなパターンを認め、それを捨て去ることが必要だということを歌っている。」 ノッティンガム出身のバンド、Panchikoはサンプリングを使用したドリーミーなベッドルームインディーロック〜トリップホップをユニークにブレンドした音楽を制作し、1997年から2001年まで活動していた。 2016年にある4chanユーザーが、Panchikoのデビュー作品である2001年の『D>E>A>T>H>M>E>T>A>L』(限定約30枚とのこと)をリサイクルショップで発見し、ネット上で共有/拡散したことがきっかけで、Panchikoは世間に知られることになる。日本の漫画『ミントな僕ら』を使用した象徴的なアートワークと共に正体不明のバンドはカルト的人気を博すようになっていく。4年後の2020年にメンバー本人までその波が届き、『D>E>A>T>H>M>E>T>A>L』のデラックス版がリリースされ、2021年にPanchikoは再結成、ノッティンガムで20年以上ぶりのライブを行った。 それらのエピソードは宣伝の為の販売戦略だと、作り上げられたものだと主張する者もいるが、さて真実はどうなのか。 Panchiko – Failed At Math(s) Release date : May 5 2023 https://panchiko.bandcamp.com/music Tracklist 1. Failed at Math(s) 2. Portraits 3. Until I Know 4. Breakfast Seance 5. Find it (A Song) 6. Gwen Everest 7. Think That’s Too Wise 8. Rocking with Keith Panchiko – 2023 Failed At Math(s) USA Tour https://linktr.ee/panchikodeathmetal
2023/12/07
ネオペレオとニューエイジエモの間で Meth Mathは常に光と闇、彼女自身の言葉を借りれば「上品なものと不潔なもの」という、矛盾に満ちた存在だった。 韓国、中国、日本(”AVYSS X” Meth Mathありがとう)、台湾を回るアジアツアーを終えたばかりのMeth Math。彼女たちはメキシコのCDMXとエルモシージョを拠点し、ヴォーカリストのAngel Ballesterosを中心に、プロデューサーのBonsai Babiesとerror.errorで構成されている。2024年2月に〈In Real Life〉からリリースされるデビューアルバム『Chupetones』は、Nick León(Rosalia, Denzel Curry, Isabella Lovestoryなどを手掛けてきた)が共同プロデュースとミキシングを手がけた。Alejandra Washingtonが監督したビジュアルと組み合わされた幽玄なリードシングル「Mantis」に続き、ニューシングル「Myspace」をリリース。サイバードリームなビデオはAntonella Dellarossa & José Ramón Sahagúnが監督を務めた。 「Myspace」の意味について、Meth Mathは次のように語っている。「”Myspace “は中世エモ・レゲトン・ソングで、友人を失ったノスタルジアについて歌っている。私たちは、時代遅れのソーシャル・ネットワークが目撃した強い感情を歌った曲を作りたかったので、ある意味、これはテクノロジーをよりよく理解するための私たちの旅のケース・スタディの一部でもある。2000年代の若者たちはみんなトム(Myspaceの創業者)の友人で、当時から大企業がチューブに注入し始めた服従に関するサブリミナル・メッセージにさらされていた。だからある意味『Myspace』は、ある種のインターネット考古学に基づく実験であり、史上初めて存在したデジタル・コミュニティの一つという文脈の中で、ヴァーチャルな関係の悲劇的な終焉を分析するものです。」 アルバム『Chupetones』は自由形式の精神で作られた。トリオはまずレコーディング・プロセスに集中し、作曲のアレンジは後回しにした。創作の断片から風変わりなストーリーを繋ぎ合わせることで、曲は既成のメッセージではなく、瞬時のフィーリングに触発されて生まれた。デビューアルバムでは、3人がエルモシージョとメキシコ・シティのスタジオで白紙の状態で出会い、離れている間にそれぞれが経験したことを共有し、それを基に作り上げようと躍起になったレコーディング・セッションで、グループはそのDIYのエネルギーを維持している。『Chupetones』は、この無限の新しいラテン・アーティストの中でMeth Mathのリードを確固たるものにし、メキシコのトリオが常に存在してきた二律背反の上に構築されている。神聖と俗悪の間、ネオペレオとニューエイジ・エモの間で戯れるウィッチ/ゴシックパーティー。構成する9曲は、傷心への頌歌であると同時に、黙示録後のクラブの深い闇への誘いでもある。 自由なセッションの中で、感情(と神のインスピレーション)に導かれ、『Chupetones』は誕生した。Meth Mathにとって意図することは(曲から想起する感情よりも)価値がない。 「匂いを嗅ぐと、なぜか子供の頃を思い出したり、思い出が解き放たれたりすることがあるでしょ。それが私の好きな感覚なんです。私たちの曲が、もしかしたら現世では起こらなかったかもしれない記憶を呼び起こしたり、私の心を揺さぶるようなメロディを持っていたりする。」 – Angel Ballesteros アルバムの冒頭を飾るファーストシングル「Mantis」は、2匹の昆虫が繰り広げる禁断の恋の物語で、Angel Ballesterosのボーカルが優しいデンボーのリズムに乗って歌う。”私はあなたを一粒ずつ食べる/あなたの足の宝石を” と彼女は戯れるようなエレクトロニック・ベルの海の上で語りかける。アルバムにはペルーのオルタナティヴ・シンガーDaniela Lalita(Mura Masaのコラボレーター)と、ZAHとのコラボレーショントラックが収録されている。「Trenzas」はAngel Ballesterosの愛らしくも人工的なデジタルボイスとDaniela Lalitaがデュエットした不気味な実験饗宴。これらの曲は「Mermelhada」や「Cyberia」のようなハードで脱構築的なテクノとミックスされ、Meth Mathのビジュアル・ディクショナリーが存在する夢のクラブへの誘いとなっている。 『Chupetones』は、Meth Mathの初のフルアルバムであるだけでなく、ファンともっと繋がりたいという熱意を表している。ダンスフロアを念頭に置くだけでなく、アルバムには専用のDiscordサーバーが付属しており、グループと繋がりを形成するためのもう一つの方法である。 「それは私たちを勇気づけてくれた」とAngel Ballesterosはアルバムについて語る。「コーヒーとサンドイッチを食べに行くような人は……もしかしたら私たちのことをあまり聴かないかもしれない。私は暗闇で踊る人が大好きです。全ての芸術はポータルのようなもので、このポータルがとても大きいことに興奮している。『Pompi』は小さな洞窟で、『m♡rtal』はエレベーターのドア。『Chupetones』は巨大な門。天国か地獄の門。」 さらにMeth Mathは、2024年4月に予定されているアメリカでの一連のヘッドライン・ライヴを発表。この7日間のツアーは、4月2日のシアトルを皮切りに、ポートランド、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、ブルックリンで行われ、4月13日にワシントンD.C.で幕を閉じる。ツアーの全日程とチケットの詳細は以下を参照。チケットは今週金曜日、12月8日午前10時(現地時間)より発売される。アルバムの限定LPも予約開始。 Meth Math Live Dates: 4/2/24 – Seattle, WA @ Madame Lou’s TICKETS 4/3/24 – Portland, OR @ Polaris Hall TICKETS 4/5/24 – San
2020/05/14
5月15日リリース マンチェスターとベルリンを拠点にするレーベル〈Failed Units〉が新シリーズRescue And Researchの第一弾として、モントリオール出身のDJ PacifierのEPを明日リリース。 DJ Pacifierはモントリオールのラジオ局「n10.as」でButtonPushMasterのショーの共同ホストを務めているノイズ/インダストリアルバンド出身のアーティスト。ブレイクコアとガバにメタルボーカルとメタルリフを織り交ぜ、高速変速展開、Daniel Ruaneとsmogによるリミックスもそれらの要素に拍車をかける。 DJ Pacifier – “Rescue & Research Pt.1: DJ Pacifier” Label : Failed Units Release date : May 15 2020 https://failedunits.bandcamp.com/album/rescue-research-pt-1-dj-pacifier Tracklist 1. Endless Mode 2. Beginning To Breathe 3. Ready 4. Endless Mode (smog remix) 5. Beginning To Breathe (Daniel Ruane Failed Reset)
受け手の自由に寄り添う作品
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