2022/02/25
ジャパニーズ・アマピアノのパイオニア
ジャパニーズ・アマピアノのパイオニア、audiot909は2月28日(月)にラッパーのあっこゴリラをフィーチャーしたシングル「RAT-TAT-TAT」をリリースする。
アマピアノは南アフリカで生まれたハウスの派生ジャンル。四つ打ちに囚われないリズムのパターン、「ログドラム」と呼ばれる特殊なパーカッションやシェイカーの使用などが特徴の音楽だ。現在は南アフリカを飛び越えてナイジェリアやUKなどにも進出している。
audiot909は2020年に日本初のアマピアノ作品「This is Japanese Amapiano EP」をリリースしているほか、DJのmitokonと共に各種メディアでの執筆なども行いアマピアノに関する情報を発信してきたDJ兼ビートメイカー。「This is Japanese Amapiano EP」はアマピアノ人気の高いUKでも注目を集め、2022年1月にはUKの国営放送ラジオ局「BBC RADIO1」で人気DJのScratcha DVAが同作収録の「Rasen (KΣITO Remix)」をオンエアした。
今回のシングルでのあっこゴリラとのコラボレーションは、あっこゴリラがナビゲーターを務めるJ-WAVEの番組「SONAR MUSIC」でのアマピアノ特集にaudiot909がゲスト出演したことから生まれたもの。南アフリカとナイジェリアのアマピアノを踏まえながら低音をディープに用いたビートと、あっこゴリラの柔軟で力強いメッセージ性のあるラップがスリリングに融合した楽曲に仕上がっている。また、現在DJの間で注目を集めているUKアマピアノ仕様のセルフリミックスに加え、南アフリカのアマピアノにより接近した長尺のエクステンデット・バージョンも収録。ハウスをルーツに持つアマピアノならではのDJユースを踏まえた、幅広いフィールドで受け入れられることを目指したシングルとなっている。
Text : アボかど
—
audiot909 – RAT-TAT-TAT feat. あっこゴリラ
Label:audiot909
Release date : 28 February 2022
Stream : https://linkco.re/EyU6NCfu
Tracks:audiot909
Lyrics:あっこゴリラ
Mixing:Track1,3 – So Kobayashi &audiot909, Track2 – audiot909
Mastering:So Kobayashi
Artwork:Hiro “BINGO” Watanabe
category:NEWS
tags:audiot909
2020/12/04
KΣITO、andrewのリミックスも収録 TYO GQOMを母体とするレーベル〈USI KUVO〉から日本のプロデューサーaudiot909によるデビューEP『This is Japanese Amapiano EP』が本日リリース。 今作はタイトルからも読み取れるように、南アフリカのダンスミュージック”Amapiano”に焦点を当てており、アジア圏では初となる”Amapiano”の作品集である。オリジナルの4曲に加えて、TYO GQOMとUSI KUVOのKΣITOによる同じく南アフリカの新興ジャンルGqomのリミックス、〈TREKKIE TRAX〉のandrewによるUK Funkyを通過したR&Bテイストなリミックス、audiot909自身によるScrewed Dubバージョンも収録した計7曲入り。 エレクトロニカにも影響を受けてきたというaudiot909の繊細なサウンドデザイン、バレアリックなメロディのフレージングは”Amapiano”のもつリズムの力強さを存分に引き立たせ、ジャンルのもつ可能性を押し拡げること意識した作品となっている。 audiot909 – This is Japanese Amapiano EP Label : USI KUVO Release date : 4 December 2020 Bandcamp : https://usikuvo.bandcamp.com/album/this-is-japanese-amapiano-ep Tracklist 1. Rasen 2. Your Sweetness 3. Hamon 4. Deep Sea Fish 5. Your Sweetness (andrew Remix) 6. Rasen (KΣITO Gqom Remix) 7. Rasen (audiot909 Screwed Dub) Track1, 2, 4 Mix & All tracks Mastering:So Kobayashi Artwork:Hiro
2020/07/10
ビート公募も ミーティング・アプリ「Zoom」をテーマに、自粛期間をアゲる6人のマイク・リレー「Zoom」。ミュージックビデオは 5月20日の公開以降、日本のみならず世界中で話題を集め11万回再生を突破。 7月10日、あっこゴリラ主宰のオンライン配信ライブ「GOOD VIBRATIONS vol.3」に、valknee、田島ハルコ、なみちえ、ASOBOiSM、Marukidoの「Zoom」に参加した面々が出演。今後、サークル「Zoomgals」として活動することを発表した。この”ギャルサークル”は、プロジェクト単位でさまざまなメンバーが参加する活動となり、ファン自身も”Zoomgal”を名乗れるとのこと。 今後アルバム制作を行うにあたって、ビートを公募することも発表。トラックメイカーは下記のメールアドレスにビートを送ってみよう。 Mail : zoomgals2020@gmail.com valknee、田島ハルコ、なみちえ、ASOBOiSM、Marukido、あっこゴリラ – “Zoom” Stream:https://linkco.re/M6CBNN6x
2022/01/12
メインストリームカルチャーと消費主義 phonewifeyがgirl_irlをフィーチャーしたニューシングル「FOREVER 3021」を今週金曜日にリリース。ハイオクで動き出すEDM、ポップ、トランスの融合。 前作となるシングル「FOREVER 2021」が音楽業界の現状についてコメントしているのに対し、「FOREVER 3021」は、メインストリーム・カルチャーとファッション業界の搾取や拡張を取り上げている。また、メランコリックでポップな前作に対し、ハードトランス・ディストピアSFな雰囲気に仕上がっているとのこと。 「私は、広がりのある巨大なサウンドのアレンジなど、壮大なタイプの音楽が好きだ。2021年のアルバム『HARD YEAR』では、そのようなアプローチを試みた。この曲は、「Forever 2021」の続編のようなもので、まさにその拡張的な作曲方法に立ち戻ったものです。7分間の叙事詩で、メインストリームカルチャーや消費主義に対するフラストレーションを発散しながら、狂気のクレッシェンドに構築していく。「Forever 2021」と「FOREVER 3021」はプロジェクト全体を締めくくる曲なので、最初にリリースするのはとても意図的な動きでした。この2曲は相反するエネルギーを持っていますが、少なくとも私の頭の中では、この曲でアルバムが埋め尽くされ、すべてが意味を成していきます。この曲はgirl_irl以外考えられなかった。彼女たちのヴォーカル・スタイルはハード・ミュージックにぴったりで、自分たちのアプローチを”重いビートにソフトなヴォーカル”と表現していましたが、そのコントラストがとても印象的です。」 — phonewifey – FOREVER 3021 feat. girl_irl Release date : 14 January 2022 Stream : https://dmy.ffm.to/forever3021
受け手の自由に寄り添う作品
more
SoundCloud発、中国ラップスター more
東京・大阪を回るジャパンツアー開催
more