2022/01/06
新曲「The Killing Womb」のMV公開
カオティックハードコア、メタルコア、マスコアなどと称されるボストン出身のハードコアパンクバンドVein.fm (Veinから改名)が、2ndアルバム『This World Is Going To Ruin You』のリリースを発表。リードシングル「The Killing Womb」をMVと共にリリース。アルバムにはGeoff Rickly (Thursday)、Jeff Smith (Jeromes Dream)、Bonesが参加している。
ドラムンベース、インダストリアル、ホラー映画/ホラーゲームのサウンドトラックなどの影響を汲んだ2018年のデビューアルバム『Errorzone』に続く本作は、宇宙からの回帰となるようだ。「ノスタルジー旅行というわけではない。完全な可能性へと自然に導いている。Errorzoneは別世界に入り込んだようなもので、このレコードはVein.fmが家に戻ってきたようなもの。」とボーカルのAnthony DiDioは語っており、アルバムのリリックでは人間の誕生から死までのタイムラインを描いているとのこと。また、「私は非常に反社会的な精神から来ている。」「私は人々が完全に断絶され、このアルバムを通して自分自身の個人的な旅を持って欲しい。」と、Anthony DiDioは付け加えている。
Vein.fm – This World Is Going To Ruin You
Label : Closed Casket Activities
Release date : 4 March 2022
Artwork : Autumn Morgan
Store : closedcasketactivities.com/collections/vein
Bandcamp : veinband.bandcamp.com/album/this-world-is-going-to-ruin-you
Tracklist
01 Welcome Home
02 The Killing Womb
03 Versus Wyoming
04 Fear in Non Fiction
05 Lights Out
06 Wherever You Are
07 Magazine Beach
08 Inside Design
09 Hellnight
10 Orgy in The Morgue
11 Wavery
12 Funeral Sound
category:NEWS
tags:Vein.fm
2018/11/09
Ghostemaneのツアーに参加。 日本ではカオティックハードコアというジャンル名があったが、世界ではそれは所謂「メタルコア」やそのサブジャンル「マスコア」というものに当たるとされている。細かく言うと括る幅が変わってくるが。 マサチューセッツ州はボストンのバンドVeinもその文脈で語られるバンド。2013年結成のVeinは、これまでにもEPで注目を浴びていたが、今年ついにリリースされたデビューアルバム『Errorzone』で期待を上回るパーフェクトな作品性を世間に提供した。1曲目でいきなり、ジャングルのパターンが入ってきたり、得意のギターの高音のアクセントを多用、頭が混乱するような展開。それらは同郷であり、重鎮のConverge、The Dillinger Escape Plan、レジェンドBotch、それら先駆者達の系譜を受け継いでいる。特にConvergeの影響は濃いようだ。意外とキャッチーな曲が多いことがフレッシュさを感じる。そしてCave InやDeftonesを思い起こさせるパートがあるのが個人的に熱い。 そしてハードコアという世界を超えて別のシーンにも届き始めているようだ。現在彼らは、インダストリアルとトラップのハイブリッドアルバム『N/O/I/S/E』をリリースしたGhostemaneのツアーに参加している。
2019/05/08
〈Incienso〉と〈ANS〉から7月14日リリース。 Anthony Naplesが2015年の『Body Pill』、2018年の『Take Me With You』に続くニューアルバム『Fog FM』のリリースを発表。自身のボーカルも収録したハウスとアンビエントの10曲になるとのこと。 JR Chaparroと共に〈Captured Tracks〉のインターン時代を経て、プロデューサーとして〈Mister Saturday Night〉、〈The Trilogy Tapes〉などのレーベルでリリースを重ね、ハウスからインディシーンのリスナーまで幅広く信頼を得てきたAnthony Naples。今作『Fog FM』は、パートナーJenny Slatteryと運営するレーベル〈Incienso〉と、そのサブレーベル〈ANS〉から7月14日にリリースされる。先行でタイトル曲が配信リリースされている。 Anthony Naples – Fog FM 01. A.I.R. 02. Fog FM 03. Purple Iris 04. Benefit 05. Channel 2 06. Lucy’s 07. Unhygenix 08. Channel 3 09. I’ll Follow You 10. Aftermath AM
2021/08/12
始まりと終わりに対する反乱のサウンドトラック ロンドンのマルチディシプリナリーアーティストKleinが、新作アルバム『Harmattan』をクラシック音楽の名門レーベル〈Pentatone〉よりリリースすることを発表。 西アフリカの季節に由来するタイトルを持つ今作は「子供の頃から現在までの個人的な旅」と表現されている。ジャズにインスパイアされたピアノの即興演奏から始まり、少しづつアンビエントの領域を広げ、クラシック音楽の概念を拡張させるような展開を見せる。また、ウェールズ出身のシンガーCharlotte Churchや、ロンドンを拠点とするグライムMCのJawninoが、収録曲「skyfall」で参加。 今作のリードトラックとして「hope dealers」のヴィジュアル作品が公開。この曲は「グライムへのR&Bトリビュートソング」と紹介されており、具体的にはイギリスのグライムシーンに特化したテレビ番組「Channel AKA」や児童文学作家のMalorie Blackmanへのトリビュートであると説明されている。Klein自身はこの曲について「自分の居場所がないと感じていた子供達」とコメントしている。 詩人で評論家、理論家であるFred Motenは、このKleinのアルバムを次のように紹介している。 「”Harmattan” は、始まりと終わりに対する壮大な反乱のサウンドトラックであり、閉じ込められたドリルは、コミュニケーションから解放され、豊かで束縛のない共有へと再放出されます。アルバムは停止したり開始したりしながら、いくつかの非開始を経て拡張していきます。複数の楽器を操るKleinは、ニューヨーク、上海、シドニー、南アフリカ、東京、ロンドンで演奏してきましたが、拠点であるロンドンは訪問先が移動する交差点のようであり、すべての道はそこにつながり、そこで曲がることができる。それは私たちへのオマージュです。ブラス、オルガン、ハーモニカ、破れたブロケードや砂など、西アフリカの季節のように、我々が都市を行進するときにどのようにそれが聴こえるかで、地球は正方形に変わります。」 Klein – Harmattan Label : Pentatone Release date : 1 November 2021 Buy : https://klein1997.bandcamp.com/album/harmattan Tracklist 1. for solo / piano 2. roc 3. trapping in C major 4. unknown opps 5. the haunting of grace 6. ray 7. made for ibadan 8. skyfall feat. Charlotte Church & Jawnino 9. not a gangster but still from endz 10. hope dealers 11. champion
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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