2021/11/09
独自解釈のクリスマスツリーも特別展示
東京を拠点に活動するアーティスト Nukeme(ヌケメ)と、大阪を拠点に活動するアーティストBAKIBAKI(バキバキ)による2人展「LOVE」がBnA Alter Museumにて開催。
今回、BAKIBAKIとNukemeの独自解釈によって特別制作されたクリスマスツリーをシンボルに据え、Nukemeによる新作グリッチ刺繍、BAKIBAKIによるテープを使用した壁面ドローイングも合わせて展示。オープニングレセプションも開催されるとのこと。
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『LOVE』
参加作家:BAKIBAKI, Nukeme
会期: 2021年11月27日(土) – 12月26日(日)
会場:BnA Alter Museum 1/2F(京都市下京区天満町267)
開催時間:11:00 – 20:00
入場無料/会期中無休
企画:筒井一隆 / 主催:BnA Alter Museum
category:NEWS
2021/07/12
次の10年に向けての大きな更新 ヌケメのECサイトにて「ヌケメ帽 2(ツー)」が発売。今作は2008年に行われた辺口芳典とヌケメによる共同制作に端を発し、不定期ながら現在まで13年に渡って制作を続けてきた。辺口による散文詩を帽子の正面に刺繍したその印象的なデザインは、発売当初から大きなインパクトを与え、様々なパロディ商品を生んできた。 そして、14年目となる今年、辺口とヌケメは現在までの「ヌケメ帽」の骨組みとなるスタイルは残しつつ、今までのイメージを一新すべく、ベースとなるキャップの新調、フォントの変更、また日本語の大きな特徴である「縦書き」を取り入れるなどした「ヌケメ帽 2」を制作。今作品初となるモデル撮りでは、スタイリスト/ディレクターに庄司洋介を招き、撮影を写真家オノツトム、モデルを南琴奈、ヘアメイクを山口恵理子が担当。タイトルには、次の10年に向けての大きな更新という意味を込めて、あえて「2」を付けているとのこと。 Nukeme Online Shop (Here Is Just A Online Shop) https://nukeme.thebase.in/ 価格: 8,800円(税込) デザイン展開: 7種の言葉、それぞれ黒と緑の2色展開の計14種。 サイズ: フリーサイズ エディション: オープンエディション 言葉: なにものもヌケメ帽を驚かせることはできない パーソナルってアシッドのこと? なまけもののゆるぎのない静けさ 布の上の無防備な景色 死と友人というのはむかつく げんけい ヌケメ帽 【ヌケメ帽】 辺口芳典の散文詩をキャップの正面に刺繍したシリーズ作品で、2008年から現在まで不定期に制作が続けられている。過去の作例は「暴かれたい」「とっくに忘れた」「霧に包まれたシュウマイ」など200種類以上に及ぶ。価格とエディションが言葉毎にバラバラに設定されているのも特徴だが、今回の「ヌケメ帽 2」はオープンエディションでの販売となる。 【プロフィール】 ヌケメ アーティスト 1986年生まれ。2008年、詩人・辺口芳典と共同制作を行った卒業制作をきっかけにブランド・Nukemeをスタート。代表作に、辺口芳典による散文が大きく刺繍された「ヌケメ帽」や、文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に選出された「グリッチ刺繍」シリーズなど。2018年には、写真家・HIROMIXとの合同展 「KAWAII未来」を高円寺で開催し、銀鏡彫刻のアート作品「Awful Images」を発表した。 https://nukeme.thebase.in 辺口芳典 詩人 1973年 7月26日 大阪阿倍野生まれ、新世界かいわいの下町で育つ 2000年 阿部カウチ名義でWasteland誌にて詩人デビュー 2001年 詩集「無脊椎動物のスポーツ・メタル」 2006年 辺口芳典に改名、キヤノン写真新世紀優秀賞 2010年 nobodyhurtsから「女男男女女男女女女男女男男女男女女」を出版 2011年 ドイツ、デュッセルドルフのゲスト・アーティストとして選出され「ANTI FOTO」「Photo Battle」に参加 2014年 アメリカ、シアトルのChin Music Pressから「Lizard Telepathy Fox Telepathy」 2017年 edition.nordから写真集「mean」を刊行、翌年にブルノ国際グラフィック・ビエンナーレ入選 2019年 edition.nordから大阪此花区の六軒家川を写した「peels」 2020年 Forget Publishingから詩集「水の家」 http://yoshinorihenguchi.com/ 【撮影クレジット】 Design: ヌケメ Nukeme Poem: 辺口芳典 Yoshinori HENGUCHI Direction / Styling: 庄司洋介 Yosuke SHOJI Photo: オノツトム Tsutomu ONO Hair / Make:
2021/10/13
2021年10月30日 – 11月14日 LEESAYA Vaccine Trilogy、2021年、Photo by Naoki Takehisa ヌケメが2011年より制作を続けてきたグリッチ刺繍シリーズをまとめた個展「Glitch Embroidery」を、10月30日よりギャラリーLEESAYAにて開催する。会場ではグリッチ刺繍の受注販売も予定しているとのこと。 —————- ヌケメは1986年岡山県に生まれ、2008年に服飾の専門学校であるエスモード大阪校を卒業後、上京。ファッションや広告業と平行して、テクノロジーを活用した作品制作にも意欲的に取り組んでいます。2012年には文化庁メディア芸術祭にて審査委員会推薦作品に、2014年には「YouFab Global Creative Awards 2014」ファイナリストに選ばれました。 ファッションブランドや企業、キャラクターとのコラボレーション、広告イメージのディレクション、スタイリング、音楽、執筆など多岐にわたるヌケメの活動と作品制作は、アウトプットの支持体こそファッションアイテムを多く使っていますが、一貫してそれぞれをメディアの一つとして捉え様々な展開を見せています。日々、往来する大量の情報を消化し、実験と実践を繰り返す彼の態度はbot(プログラミングされたタスクや情報処理を自動的に行うアプリケーション、またはプログラムのこと。)のような佇まいさえ感じさせます。膨大に広がるインターネットの世界に輪郭を見出せないように、ヌケメというアーティストは現代の情報の波を静観し、体現するような存在とも言えるでしょう。 今回の展覧会では、ヌケメの代表作でもあるグリッチ刺繍の作品群を発表いたします。コンピューターミシン用の刺繍データのバイナリ(2進数化された情報)を書き換え、針の動きに直接グリッチ(Glitch)を起こす作品です。グリッチとは、データや機器の破損そのもの、もしくは、破損しているが再生可能なデータの状態のことを意味します。意図的にデータを破損させ、破損した状態を出力することで見慣れたイメージやロゴは鑑賞者に認識のバグを起こします。 —————- ヌケメ 個展 Glitch Embroidery 開催期間: 2021年10月30日(土)-11月14日(日) 水曜-土曜: 12時-19時|日曜: 12時-17時 定休日:月・火・祝日 開催場所:LEESAYA(〒153-0064 東京都目黒区下目黒3-14-2) ※展覧会初日は作家来場予定
2022/01/19
2月1日 – 2月20日 BnA Alter Museum 東京をベースに活動するアーティスト ikik(イクイク)と、大阪をベースに活動するアーティスト 藤田紗衣(Sae Fujita)によるコラボレーション出版物「ifif」の完成と販売を記念した展覧会がBnA Alter Museumにて開催。 昨年BnA Alter Museumでの展覧会関連イベントとして開催予定であった「ifif (ikik x 藤田紗衣) 公開制作」の新型コロナウィルス蔓延によるイベント中止を契機にして、オンライン上でのikik、藤田紗衣の2人の共同制作が開始。今回はその成果物として、リゾグラフポスター及びリソグラフZINE、ドローイングとステッカーを施したボックスが1つのパッケージとなった出版物「ifif」の初披露と販売、そして2人のアートピースも展示される。 ikikはゲームやコミックから影響を受け奇怪な生物たちが生きる空想世界を描き、藤田紗衣はドローイングをデータ化し(または変換し)複製/印刷技術を介入させ元とは異なる時間や空間を付加。これら異なる手法/モチーフを用いる2人だが、ikikはリソグラフ、藤田はシルクスクリーンやプリンターなど、共通して複製技法を積極的に使用している点が挙げられる。 展覧会名:ifif 参加作家:ikik, 藤田紗衣 会期: 2022年2月1日(火) – 2月20日(日) 会場:BnA Alter Museum 1F(京都市下京区天満町267) 開催時間:11:00 – 20:00 入場無料/会期中無休 ウェブ:https://bnaaltermuseum.com/event/ifif/
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