葛藤と楽園|Taizo Oharaが新曲「Never land」を発表

アートワークは日本画家の中野かえでが手掛けた

 

 

Taizo Oharaが、先月の「白鯨」のMV公開に続き、新曲「Never land」をリリース。アートワークは日本画家の中野かえでが手掛けた。

 

「子供のままでいたいけれど、大人にならなくてはならない」

 

大人なら誰もが、そんな葛藤を経験したことがあるのではないだろうか。Taizo Oharaが今回リリースする「Never land」は、眩しい幼少期を経験したことのある大人のための楽曲。ピーターパン・シンドロームとも、ウェンディ・ジレンマとも違う、極めて現実的な大人すら迷い込んでしまう広大なNever landは、平凡な日常の中にある。

 

「一本調子な生活を熟す大人になった彼はある日、生活に舞い込んできた柔らかい風に浚われる。生暖かくて強い風の中、いつか見た花は揺れ動き、砂は彼を追いかけながら踊る。解かれた透明な景色に思い焦がれる自分と、必死になって景色を縫い合わせる自分。このままここにいたい、でもこのままでは・・・風が僕の足跡を消していく。」

 

Text by kozukario

 

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Taizo Ohara – Never land

Release date : 23 October 2021

Stream : https://linkco.re/2AneehGU

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