COS、ロンドンファッションウィークにて2021秋冬コレクションを発表

素材の革新と長期間に渡って着続けられるデザイン

 

 

ロンドン発のファッションブランドCOSが、9月に開催されるロンドンファッションウィークに初参加し、2021年秋冬コレクションを発表する。アーティスティックに表現されたポートレートと映像にフィジカルなキャットウォークが融合されたハイブリットなショーは、9月21日(火)日本時間23:00(現地時間15:00)よりCOS公式サイト cos.comからライブ配信される。

 

私たちが直面している変動の時代から切り抜けようとするCOSは、ブランドが掲げる目的意識と責務に新たな活気を吹き込むことで、ブランドとして向かうべき新たな方向性を今シーズンのコレクションで表現した。本コレクションでは、再定義したワードローブのアイコンを取り入れることで、タイムレスなスタイルを提案するCOSの特徴を体現する。また本キャンペーンビジュアルには、俳優のManny Jacinto(マニー・ジャシント)や、アクティビストであり未来学者、そして作家としても活躍するJanaya Future Khan(ジャナヤ・フューチャー・カーン)、そしてスーパーモデルRaquel Zimmermann(ラケル・ジマーマン)など、明日について考えるうえで刺激となるイノベーターやクリエイターを起用し、未来を見つめ直すための集合的な表現を試みている。

 

素材の革新と長期間に渡って着続けられるデザインコンセプトを引き続きブランドの核とするCOSは、サステナビリティへの取り組みを強化するため、循環型のコレクションを展開する。環境に配慮したオーガニック素材やリサイクル素材を使用するなど、デザインや生産の過程においても考慮した方法を取り入れたことで、天然資源の消費を軽減することに成功した。

 

COSのアトリエでは、アイコニックな服に本来備わっているべきディテールや緻密な構造について見直す作業から取り掛かったという。コントラストを効かせたバインディングからハンドスティッチの補強、そして調整可能な機能を備えたテーラリングの新しいフィット感など、COSはクラフツマンシップを重視し、さらに長く愛用できるようにした。

 

今シーズンから新しく生まれ変わったロゴは、タグや織ネームなど全パッケージに採用。ショッパーは、責任を持って調達された紙を採用し、耐久性に優れた不織布のハンドルを備えた。このような新たな素材革新により、100%リサイクル可能なパッケージに生まれ変わり、ブランドが考えるサステナビリティに対する幅広い価値観と見事に一致する。

 

撮影:Jack Davison

スタイリスト:Clare Richardson

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