2021/07/31
カセットテープ各80本限定
アンビエント/ドローンアーティストのHakobuneが、兵庫県加西市にオープンしたレコードショップ「Tobira Records」がレーベルラインを始動し、3作品を同時リリース。
今回リリースされたのはロシアのアンビエントデュオHeavenchord & Infinity Dotsの初フィジカル作品『Innocence』、ロンドンのグリッチアンビエント〜IDM作家Valance Drakesの最新作『Integrity Is A Kind Of Metaphor』、過去にL.I.E.SやBANKなどからリリースしているNYのテクノ作家Cienfuegosの自主リリーステープの再発作品『ADIOS』の3作品。
各作品は、80本限定のカセットテープでDLコード付属。現在オンラインショップでの購入も可能となっている。また、これまでもノンバイナリーやトランスジェンダーのお客を対象としたキャンペーンを行ってきたTobira Recordsは人種や性別のボーダーレス化をコンセプトに掲げており、今後は多様な背景を持った作家の作品をリリースしていくとのこと。
Heavenchord & Infinity Dots – Innocence
Label : Tobira Records
Valance Drakes – Integrity Is A Kind Of Metaphor
Label : Tobira Records
Cienfuegos – ADIOS
Label : Tobira Records
Buy : https://tobirarecords.com/collections/tobira/products/pre-order-cienfuegos-adios-tape
category:NEWS
tags:Tobira Records
2020/01/27
Tobira Records再始動 日本を代表するアンビエント作家Takahiro Yorifujiによるプロジェクトhakobuneが自主レーベル〈Tobira Records〉から2曲のロングトラックを収録した『Ruminating on What Was Unsaid』をリリース。 2011年に停止していた〈Tobira Records〉を復活させ、リリースされた本作は悲しげなピアノのループ、そして波のように漂うサウンドスケープは日本の暑い夏を想起させる内容だ。さらに、2020年6月には、地元の兵庫県加西市にレーベルと同名のレコード店をオープンするとのこと。続報が楽しみである。 購入はこちら。『Ruminating on What Was Unsaid』はヴァイナルオンリー作品となる。
2020/05/06
5月22日リリース 〈TYO GQOM〉は、KΣITO、mitokon、K8、Hiro “BINGO” Watanabe、DJ MOROの5名からなる東京発のDJクルー。南アフリカ・ダーバンで生まれたGqomをはじめ、Amapiano、Singeliなど今世界的も最も注目される現行のアフリカン・ミュージックを東京的解釈でクロスオーバーさせるDJスタイルが注目を集めている。これまでにMars89、Rian Treanorなど多くの実力派DJと共演、今年2月に渋谷Contactで開催された”TREKKIE TRAX VS TYO GQOM”ではTREKKIE TRAXやAhadadreamらと共にフロアを沸かせ、平日のイベントながら大きな話題を呼んだ。記念すべきレーベル第一弾となる本作には、〈TYO GQOM〉のメンバーに加えT5UMUT5UMU、Indus Bonze、Drumetic Boyzなど日本と南アフリカのプロデューサーが参加。Gqomを基軸に、UK Funky、Gorgeなど各自のバックグラウンドが感じられる内容に仕上がっている。 本日5月6日(ゴムの日)にレーベルBandcampにてプレオーダー開始、5月22日にBandcamp、Spotify、Apple Music等で一斉リリース予とのこと。また本日レーベルローンチパーティも配信される。 ————————– V.A. – “TYO GQOM Compilation Vol.1” Label : USI KUVO Records Pre-order : https://usikuvo.bandcamp.com/ Release date : May 22 2020 参加アーティスト: Drumetic Boyz (from South Africa) Hiro “BINGO” Watanabe Indus Bonze KΣITO K8 Loktion Boyz (from South Africa) DJ MORO Strange Contents T5UMUT5UMU (A to Z) “TYO GQOM QUARANTINE” USI KUVO Records launch online party 5/6(Wed) 19:00-24:00 JST Streaming
2019/11/21
9年の歴史に幕 個人的にも2010年代初期に影響を受けたロンドンのレーベル〈Blackest Ever Black〉が9年の歴史に幕を閉じた。 ファウンダーのKiran SandeはRAのインタビューでレーベル立ち上げの理由を「罪悪、嫉妬、報復」といったネガティブな感情だと答えている。このRAのインタビューの中での「Blackest Ever Blackはあるひとりの男がタバコを止めようとする、その葛藤と苦しみをサウンドに置き換えたようなもの」、「俺は挑発されていたいし、夢を見ていたいし、愚かに混乱させられた状態のままでありたい」などKiran Sandeの発言はとても魅力的かつ、まさにBEBのサウンドそのものである。 そんな〈Blackest Ever Black〉の功績として、まず何と言ってもRAIMEの作品が挙げられる。レーベルに辿ってきた道はRAIMEの辿ってきた道と言っても過言ではないほどに本レーベルにとって最重要アーティストである。密室感のあるダークネスとスリル、そしてルーツのジャングルをドローン化するような構築方法は、数年前のテクノシーンのアンビエント化現象にも通ずるものもあるかもしれない。 BEBが輩出した才能として、もう1人挙げられるのがCamella LoboによるプロジェクトTropic Of Cancerである。初期はSilent Servantや、Dva DamasのTaylor Burchもメンバーとして作品に参加していたTropic Of Cancerは絶望のネオサイケギターと遠くで聴こえるCamella Loboのボーカルが特徴のインダストリアル / ポストパンク。Silent Servantが手がけたアートワークも注目された。 Dominick Fernow仕事の一つであるVatican Shadowの作品はほとんどが自身のレーベル〈Hospital Productions〉からだが、数少ない他人のレーベルから出た作品としてBEBのカタログ8番に『Iraqi Praetorian Guard』があったりもする。NYのレジェンドStuart Argabright率いるIke Yardの世界的な再評価に繋がるRegisがリミックスした『Loss』の12インチをリリースしたのもBEB(フランスのDesireと共同リリース)である。その後、Ike Yardの日本盤が〈Melting Bot〉からリリース。(〈Melting Bot〉のエッジは現在のWWW〈Local World〉へと受け継がれている。)他にも、レーベル初期から中期にかけてレーベル重要アーティストといえば、Shampoo Boy、Raspberry Bulbs、Secret Boyfriendなど。中期から後期にかけてはF Ingersや、F IngersのメンバーCarla dal Fornoのソロ、さらにOssiaやJabuなどブリストルのコレクティブ〈Young Echo〉のアーティストも共振し、レーベルを支えた。 そして、立ち上げから9年経ちKiran Sandeは、エレクトロニックシーンで最もダークだと称されたレーベルに幕を閉じる。最後の作品としてコンピレーション『A short illness from which he never recovered』がリリース。Carla dal Forno、Brainmanなどが参加した全10曲。 購入はこちら。デジタルとレコードでリリース。 VA – “A short illness from
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