2021/07/15
昼コンサート & サウナ/水風呂の2フロアナイトの2部構成
世界で最もピースな電子音楽家、食品まつり a.k.a foodmanによるUKの名門〈Hyperdub〉からの最新アルバム『Yasuragi Land』のリリースパーティーがクラブ&モードなアドベンチャー・パーティLocal WorldとSPREADにて共同開催。
土着、素朴、憂いをテーマに南は長崎、北は北海道、Foodmanに纏わるアーティスト含む全国各地からフレッシュな全20組が集まる昼のコンサートと、サウナと水風呂の2フロアに別れた夜のクラブ・ナイトの2部構成、2021年の湿度と共に夏のボルテージを上げるサマー・イベント。尚、8月のデイコンサートに参加すると9月のクラブナイトが1000円オフになるとのこと。
Local World x Foodman – Yasuragi Land – Tokyo 2021
SUN 8 AUG Day Concert 16:00 at SPREAD
ADV ¥3,300+1D@RA *LTD70 / Club Night DOOR ¥1,000 OFF
LIVE:
7FO
cotto center
Foodman
machìna
NTsKi
Taigen Kawabe – Acoustic set –
DJ: noripi – Yasuragi set –
– 70人限定 / Limited to 70 people
– デイ・コンサートの前売チケットで9/11クラブ・ナイトのドア料金が1000円割り引かれます / Advance tickets for the day concert will get you 1000 yen off the door price for the club night on 11th Sep
– 再入場可 ※再入場毎にドリンク・チケット代として¥600頂きます / 1 drink ticket ¥600 charged at every re-enter
SAT 11 SEP Club Night 22:00 at SPREAD + Hanare
ADV ¥2,500+1D@RA *LTD150 / DOOR ¥3,000+1D / U23 ¥2,000+1D
– 70人限定 / Limited to 70 people
– 再入場可 ※再入場毎にドリンク・チケット代として¥600頂きます / 1 drink ticket ¥600 charged at every re-enter
🥵サウナフロア@SPREAD
LIVE:
Foodman
JUMADIBA & ykah
NEXTMAN
Power DNA
ued
DJ:
Baby Loci [ether]
D.J.Fulltono
HARETSU
Midori (the hatch)
🥶水風呂フロア@Hanare*
LIVE:
hakobune [tobira records]
Yamaan
徳利
DJ:
Akie
Takao
荒井優作
artwork: ssaliva
– Hanare *東京都世田谷区北沢2-18-5 NeビルB1F / B1F Ne BLDG 2-18-5 Kitazawa Setagaya-ku Tokyo
– 150人限定 / Limited to 150 people
– 再入場可 ※再入場毎にドリンク・チケット代として¥600頂きます / 1 drink ticket ¥600 charged at every re-enter
Local World
2016年より渋谷WWWをホームに世界各地のコンテンポラリーなエレクトロニック/ダンス・ミュージックのローカルとグローバルな潮流が交わる地点を世界観としながら、多様なリズムとテキスチャやクラブにおける最新のモードにフォーカスし、これまでに25回を開催。
Local 1 World EQUIKNOXX
Local 2 World Chino Amobi
Local 3 World RP Boo
Local 4 World Elysia Crampton
Local 5 World 南蛮渡来 w/ DJ Nigga Fox
Local 6 World Klein
Local 7 World Radd Lounge w/ M.E.S.H.
Local 8 World Pan Daijing
Local 9 World TRAXMAN
Local X World ERRORSMITH & Total Freedom
Local DX World Nídia & Howie Lee
Local X1 World DJ Marfox
Local X2 World 南蛮渡来 w/ coucou chloe & shygirl
Local X3 World Lee Gamble
Local X4 World 南蛮渡来 -外伝- w/ Machine Girl
Local X5 World Tzusing & Nkisi
Local X6 World Lotic – halloween nuts –
Local X7 World Discwoman
Local X8 World Rian Treanor VS TYO GQOM
Local X9 World Hyperdub 15th
Local XX World Neoplasia3 w/ Yves Tumor
Local XX0 World – Reload –
Local XXMAS World – UK Club Cheers –
Local World x ether
食品まつり a.k.a foodman
名古屋出身の電子音楽家。2012年にNYの〈Orange Milk〉よりリリースしたデビュー作『Shokuhin』を皮切りに、〈Mad decent〉や〈Palto Flats〉など国内外の様々なレーベルからリリースを重ね、2016年の『Ez Minzoku』は、海外はPitchforkのエクスペリメンタル部門、FACT Magazine, Tiny Mix Tapesなどの年間ベスト、国内ではMusic Magazineのダンス部門の年間ベストにも選出された。その後Unsound、Boiler Room、Low End Theoryに出演。2021年7月にUKのレーベル〈Hyperdub〉から最新アルバム『Yasuragi land』をリリース。Bo NingenのTaigen Kawabeとのユニット「KISEKI」、中原昌也とのユニット「食中毒センター」としても活動。独自の土着性を下地にジューク/フットワーク、エレクトロニクス、アンビエント、ノイズ、ハウスにまで及ぶ多様の作品を発表している。
食品まつり a.k.a foodman – Yasuragi Land
Label : Hyperdub / BEAT RECORDS
Release date : 9 July 2021
*輸入盤LPは8月中旬発売
Order : https://smarturl.it/foodman
国内盤特典:ボーナストラック追加収録 / 解説書封入
CD予約 : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11814
LP予約 : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11815
Tracklist
01. Omiyage
02. Yasuragi
03. Michi No Eki ft Taigen Kawabe
04. Ari Ari
05. Shiboritate
06. Hoshikuzu Tenboudai
07. Shikaku No Sekai
08. Food Court
09. Gallery Cafe
10. Numachi
11. Parking Area
12. Iriguchi
13. Aji Fly
14. Sanbashi ft Cotto Center
15. Minsyuku
16. Super Real Sentou (Bonus Track) [国内盤CDにのみ収録]
category:NEWS
tags:Local World / 食品まつり a.k.a foodman
2021/10/22
デイ・コンサートとサウナ/水風呂の2フロア・ナイト 世界で最もピースな電子音楽家Foodmanの〈Hyperdub〉からの最新アルバム『Yasuragi Land』を祝し、Local Worldとのデイとナイトを合わせた計12時間に及ぶ特大コラボ・パーティへ変更 & 開催。 リリース記念品として前売特典にオリジナル・サウナ・タオルが付属。土着、素朴、憂い(潤い)をテーマに南は長崎、北は北海道、これまでFoodmanにまつわるアーティスト含む全国各地からフレッシュな全20組が集まる、デイのコンサートとサウナと水風呂の2会場のフロアに別れたクラブ・ナイトの2部構成、計12時間に及ぶロングラン・リリース・パーティ。 Local World x Foodman – Yasuragi Land – Tokyo 2021 SAT 13 NOV 18:00 – 06:00 12H at SPREAD + HANARE ADV ¥2,850+1D@RA w/ special gift: Yasuragi Land sauna towel *LTD100 DOOR ¥3,000+1D / U23 ¥2,000+1D 【前売リンク】https://jp.ra.co/events/1474555 🍱DAY CONCERT@SPREAD 18:00 – LIVE: 7FO cotto center Foodman NTsKi Taigen Kawabe – Acoustic set – DJ: noripi – Yasuragi Set – 18:00 (60) noripi – Yasuragi
2021/08/24
「架空の道の駅」 名古屋在住のエレクトロニック・ミュージック・プロデューサー、食品まつり a.k.a foodman。レフトフィールド・ミュージックにおける最重要レーベルイギリス〈Hyperdub〉より最新作『Yasuragi Land』を発売し、Pitchforkをはじめ、様々なメディアからの確固たる評価を獲得した食品まつりが個展『やすらぎランドの世界展』を来月より開催。 本展では、食品まつりが道の駅から影響を受けて制作した新作イラストレーションと『Yasuragi Land』の制作背景にあった身近なオブジェクトを用いた創作物をもとに、会場にインスタレーションを構成し、「架空の道の駅」が展示される。また、食品まつりのオブジェクト制作の作品集や、加西市にある煎餅会社とのコラボレーション商品の販売も予定している。期間中は、繋がりのあるアーティストを招き音楽ライブイベントを開催するほか、過去作品までを展示することで、食品まつりの作品の背景にある世界観を広く検証することができる。 やすらぎランドの世界展 ■会場 : 兵庫県加西市北条町北条 142-9 3F ■日程 : 2021 年 9 月 18 日(土)~12 月 26 日(日)OPEN(土・日・月) 予約制(火・金) 定休日(水・木) ■時間 : 11:00~17:00 ■内容 : ステージイベント、展示即売等(LP,CD,写真集) ■入場:無料 ■主催 : Void ■問い合わせ先 : voidkasai@gmail.com
2021/11/12
サウナ / 水風呂プレイリスト公開 Text by 解放新平 (melting bot/ Local World / WWWβ) Visual by naka renya 2012年にNYCの〈Orange Milk〉からデビューして、本年Foodmanの活動10周年を密かに迎えている。そのこともあって今回はFoodmanの現在に至るまでの文脈を改めてざっくり遡ることにした。 Foodmanはダンス・ミュージックが史上始めて過去を振り返るきっかけとなった10年代前期の80年代リヴァイヴァル(80年代初頭のポスト・パンク~インダストリア等のニューウェイヴやディスコ含む)を背景としたシカゴ・ハウス再興の起爆剤となったジューク/フットーワークを出自としながらも、当時のクラブ・シーンへコミットというより、日本ではジューク全体がオルタナティブなインディ・シーンに浸透し始めたことから、クラブ系から見るとかなりの際物として存在し、実際初めて出会ったのも新宿LOFT企画のSHIN-JUKEで開催したフットワークのオリジネーターの一人RP Booの初来日イベントである。その流れから当時の初期衝動をまとめた初期作品のコンピを〈melting bot〉からリリースしているので改めて聞いてほしい。 デビュー当初から”Kawazakana”のようなベースのない脱構築的なアプローチやジューク/フットワークのようなダンス・ミュージックからインスパイアをされたものの低音を強調しない、ユーモアな遊びあるアンビエントの指向性を持った作風で、本人曰く ”気弱な” 日本人の性格や ”環境”(空気を読むコミュニケーション含む)への調和を重んじる日本の土壌を表し、またそこへの反動も同時かつ自然に兼ねそなえている。 一方、エレクトロニック・ミュージックは80年代ニューエイジ・アンビエント/環境音楽再興の文脈がヴェイパーウェイヴと相まって活性化(ニューエイジ復権とは一体なんなのか)、Oneohtrix Point Neverが時代を牽引する大きな存在へ成長、このポスト・インターネット期(10年代初頭から半ば)のアカデミックなエレクトロニック・ミュージックと一世風靡をしたトラップ含むローカルなダンス・ミュージックの2つの大きな潮流が交わる場として、2010年代に多くの電子ヘッズを魅了した媒体「Tiny Mix Tapes」(2020年年明けにクローズ)がある。このTiny Mix Tapesのテイストを完全に体現したアーティストの一人がFoodmanであり、媒体のプッシュを通じてグローバルな認知へ押し上げるきっかけとなり、2016年にはジューク/フットーワークの日本の第1人者でもあるD.J.Fulltonoとシーンの最重要フェスティバル、ポーランドはクラクフのUnsoundへ出演を果たしている。無論、僕も本媒体AVYSSもTiny Mix Tapesの影響を受けてきている。2010年代全体を振り返るのであればTiny Mix Tapesの2010年代のフェイバリット100を是非見て欲しい。 https://www.tinymixtapes.com/ Foodman @Unsound Festival 2016 https://www.instagram.com/p/BLziBYlg04R/ Foodman、D.J.Fulltono、melting bot @Unsound Festival 2016 https://www.instagram.com/p/BLzSacGAe1K/ その後(10年代後期)もFoodmanは、リヴァイヴァルの文脈が90年代へとシフトしながらアートからダンス・フロアへと色濃くなって行くエレクトロニック/ダンス・ミュージックのモードやレイヴ再興への道筋を辿り、その時折のバイブスとノリを軽快に作品へと織り交ぜながら更新を続け、シーンの中で著名なレーベル〈Orange Milk〉(Giant Claw & Seth Graham主宰)、〈Sun Ark〉(Sun Araw主宰)、 〈Mad Decent〉(Diplo主宰)、そして今回の〈Hyperdub〉(Kode 9主宰)にまでリリースが連なる。 Foodmanを振り返った時にもう一つ特筆すべき点として、本人のツイートに散見され、ユーモアの部分でもある世界でウケる”日本的”なオリエンタリズムがある。10年代ではこれまでエレクトロニック・ミュージックの更新の発信源であった欧州からアメリカへのシフトは新しいクリエイションにおいてアート、ダンスどちらも顕著で、メインストリームではEDMやトラップの世界的流行、アンダーグランドでは脱構築のセンスの源でもあるクィア・カルチャーの台頭(その後一部テクノやハイパーポップへ転化)から、そこから平等性=多様性を訴えるリベラルの社会運動を背景に、ディアスポラ含むアジアやアフリカの経済的発展による音楽市場拡大と共に勢力を増したことによって欧米ではない非中央集権主義的な世界観が構築される中、これまでのステレオタイプなオリエンタリズム自体が崩れ始め、ハイエンド的に表現/紹介されることが多かった日本的なものをFoodmanは日常+伝統的なストリート目線のローエンドで素朴に表現している。ただこのオリエンタリズムは非常に根深く、ハイエンドでもローエンドであっても他国から求められる日本的なものを表現するにあたっては”伝統”や”観光”的なレトロやノスタルジアへの逃避や傾倒する状態は、革新へと向かう中国を筆頭に他のアジア諸国を見たときに寂しさもあるが、大きな流れとして見たときにその段階にある日本を受け止めなければならない現実もある。 超AJIFRYでごめんね pic.twitter.com/0RIPTWuL9A — 食品まつりa.k.a foodman (@shokuhin_maturi) August 22, 2021 本リリパのリリース作品『Yasuragi Land』ではFoodmanのこれまで以上に日本の風土への思いがより顕著に散りばめられた、もはや食品のフードではなく文化全体の下地にある”風土”へと変化した、日本の環境音楽の最新版であることに間違いはない。リリパではサウナ通でもあるFoodmanになぞらえた温泉的な世界観を想定し、前売特典にオリジナル・サウナ・タオルが付き、クラブ・ナイトでは暖房強めのサウナ@SPREADと冷房強めの水風呂@HANARE(SPREADから徒歩5分内)の2会場に別れ、様々な食品が集まる道の駅をコンセプトとしたアルバムを反映し、ラインナップには京都からNTsKiと荒井優作、名古屋からNEXTMAN、長崎からPower
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