2021/04/01
『広島死闘篇』も付属
ハードコア・テクノ・シーンの異端児Dieのソロユニット名義「DieTRAX」(日本)と、ハードコア・ミュージック探求者「FFF」(オランダ)が2011年に発表したスプリット・アルバム『Hiroshima vs Rotterdam』の10周年記念盤が発売。Mountain Graphicsによる新しいジャケットに加えて、2013年に発表されたスプリット第二弾『広島死闘篇~Hiroshima Deathmatch~』も付属された2枚組仕様+リミックスEPが入手出来るDLコード付きという豪華版となっている。
ブレイクビーツ・ハードコア、ジャングル、ピアノ・ブレイクス、ガバ、ブレイクコアをミックスしたカラフルでレイビーなトラックを収録した『Hiroshima vs Rotterdam』はリリース当時から国内外のコア層を魅了し、特にNeo-Rave世代から絶賛され、DieTRAXとFFFは2010年代のオルタナティブなRaveシーンで注目される存在となった。2013年に発表された続編スプリット『広島死闘篇~Hiroshima Deathmatch~』では、両者のコラボレーション・トラックも制作され、Far East Recording(寺田創一)やE-De-Cologne(Patric Catani)といったレジェンドによるリミックスも収録。日本屈指のビックリマンコレクターであり、凄腕イラストレーターでもあるMOZAによるジャケットイラストとKetchupArtsのデザインによってオマケシールファンも巻き込み、日本のサブカルチャーと海外のダンスミュージック・カルチャーが高密度で合体した軌跡の作品を生み出した。
10年の時を経て発表される『Hiroshima vs Rotterdam Special Edition』には、『広島死闘篇~Hiroshima Deathmatch~』に収録されているDieTRAXとFFFのコラボレーション・トラックの新たなリミックスが収められたDLコードも封入。リミキサーには、「I wanna be a hippy」や「Happy birthday」などの特大ヒット・チューンで知られ、近年再び活動を再開させたハードコア・テクノ界の超重鎮「Technohead」と、唯一無二のプログラミング・スキルとサンプリング・センスでジャンルや世代を超えて支持されている「サイケアウツG」、そしてFFFによるセルフ・リミックスが収録。
『Hiroshima vs Rotterdam Special Edition』は、現行のPost Raveシーンともシンクロしながらフレッシュでピュアで普遍的なRaveミュージックの楽しさを我々に伝えてくれる。
DieTRAX vs FFF – Hiroshima vs Rotterdam Special Edition
Label : MURDER CHANNEL
category:NEWS
tags:DieTRAX / FFF / Murder Channel
2020/10/08
10月15日リリース 不定期に開催されているトークイベント「MURDER CHANNEL Talk Show」にて行われたハードコア・テクノ・プログラム「Gabba Summit」に出演していたアーティスト達を中心としたコンピレーションが発売決定。 90年代中期からロッテルダムのガバ・シーンで活動をしているMike Redmanを迎えて行われたプログラム名をそのまま冠にした今作には、国内からDJ Sharpnel、DieTRAX、DJ Technorch、Ozigiriに加えて、オランダからはDominator、Masters of Hardcore、Thunderdomeといった国際的ハードコア・フェスティバルにてMCを務める「Mike Redman」と、彼のブレイクコア/ジャングル・プロジェクト「Deformer」が参加。イントロにはDJ Paul Elstak、Lenny Dee、N-Vitral、DJ Distortion(Rotterdam Terror Corps)といったハードコア・シーンの重鎮達によるシャウトアウトを収録。盤面には、EuromastersのシングルやAvex Traxがリリースしていた伝説のガバ・コンピレーションCD『Rotterdam Techno = Hard Hard Hard』のジャケットも手掛けていたオランダのイラストレーター「Linia」による書下ろしイラストを使用している。 全曲このコンピレーションでしか聴く事が出来ないエクスクルーシブ・トラックとなっており、ハードコア・テクノ/ガバを軸にブレイクコア、レイブコア、デジタル・グラインドなど、様々なスタイルの楽曲が収められたハードコア・ファンはマストな1枚となっている。 Murder Channel presents Gabba Summit(トークショー全文) http://mctokyo.blogspot.com/2017/10/gabba-summit-mike-redmandj.html V.A – “Gabba Summit” Label : Murder Channel Price : 1000JPY without tax CD : October 15 2020 Digital (Bandcamp) : November 5 2020 http://murderchannel.bandcamp.com/ Tracklist 01. Intro 02. OZIGIRI – Trick or Riot 03. Rotterdam Termination Source –
2020/12/08
12月18日リリース デスメタルアフリカ、デスメタルインドネシア、ヒップホップ東欧、東欧ブラックメタルガイドブック、ソ連歌謡、共産テクノといった激コアな音楽本を出版している「パブリブ」から、2019年に上下巻で出版された梅ヶ谷雄太著『ブレイクコア・ガイドブック』のオフィシャル・サウンドトラックが完成。12月18日に著者のレーベルである〈Murder Channel〉のBandcampにてName Your Priceでリリースされる。 今作はAaron Spectre、Baseck、Bong-Ra、Dev/Null、DJ Skull Vomit、FFF、OVe-NaXx、Ruby My Dear、Stazma The Junglechrist、Xanopticonといった『ブレイクコア・ガイドブック』にインタビューで参加したアーティスト達を中心に、2000年前半から2020年までに制作されていた未発表曲から書下ろしの新曲などを収録。IDM、Rave、ラガ、ハードコア・テクノ、ノイズ、ドラムンベース、ヒップホップ、ジャングル、ジャズなど多種多様なジャンルを飲み込んだフリーフォームで革新的な「ブレイクコア」の真髄を体験出来る内容であり、『ブレイクコア・ガイドブック』を更に深く理解出来るサウンドトラックとなっている。 『ブレイクコア・ガイドブック 上巻』 http://publibjp.com/20190315 – 上巻では、Digital Hardcore RecordingsやBloody Fist Recordsなどのルーツから、Praxis~Ambush~kool.POP~Addict Recordsなどのブレイクコアを作り上げたレーベルや、ブレイクコアのパイオニア的な存在であるDJ ScudとChristoph Fringeliへのインタビューなど、90年代から2000年初頭までのブレイクコアにフォーカスを当てた内容となっている。その他にも、メタルやパンク、グラインドコアといったエクストリームなバンドミュージックをブレイクコアとミックスしたメタリック・ブレイクコアや、ハードコア・テクノ/インダストリアルの要素を強く持ったアンダーグラウンドなブレイクコアの作品を紹介。 『ブレイクコア・ガイドブック 下巻』 http://publibjp.com/20190329 – 下巻では、ブレイクコアが世界的に盛り上がっていた2000年中頃に活躍していたブレイクコアの第二世代とされるアーティストやレーベルを軸に、ラガコア、レイブコア、ジプシーコア、ダブステップ/グライムとの融合にて生まれた新たなブレイクコアのサブジャンルについて解説。FFF、Stazma the Junglechrist、Xanopticon、Sickboyといった日本でも有名なブレイクコア・アーティストから、近年はエレクトロ・ハウスやテクノ・シーンで活躍しているDrop The Limeの最新インタビューやムーンバーコアでお馴染みのMunchiといったアーティスト達がブレイクコアの影響について語っている。 また、現在〈Murder Channel〉のブログでは『ブレイクコア・ガイドブック』の一部が12月18日まで限定公開中。 http://mctokyo.blogspot.com/ Artist / V.A. Title / Soundtrack for Breakcore Guidebook Label / Murder Channel Format / Digital(Name Your Price) Product number / MURDG-024 Release date / December 18 Bandcamp : https://murderchannel.bandcamp.com/ Track List 01. BEATZ4FREAKZ – Baseck 02. Chanja
2025/10/14
12/1 中野heavysick ZERO ドイツ、ポルトガル、ポーランド、日本のブレイクコア/ハードコア/モダン・レイヴの重要アクトが集結する「MURDER CHANNEL VOL.31」が12月1日に中野heavysick ZEROで開催。 90年代からドイツのアンダーグラウンド・シーンで活動し、Peace OffやKool.POPといった初期ブレイクコア・レーベルから名作を発表してきたレジェンド「Society Suckers」が初来日。ポルトガルからはYellow Stripe Recordingsの中心メンバーであり、ハードコア・ドラムンベースの代表格として知られる「C-Netik」、ポーランドからはミュータント・ベース〜レイヴコアを継承しつつ新たなハイブリッド・スタイルを提示する「We Rob Rave」が登場。国内からは「HAMMER BROS」や「DJ SHARPNEL feat. KillingScum」といったレアなアクトが出演。 前売り(ADV)予約者には、出演者による未発表曲やDJセットを収録した特典DLコードを当日受付にて配布。※当日券での入場には特典は付きませんのでご注意ください。 – MURDER CHANNEL VOL.31 2025年12月1日 (Mon) at heavysick ZERO(Tokyo) OPEN 18:00 – CLOSE 23:30 ADV ¥3,300 (+1D) [特典DLコード付き] DOOR ¥3,800 (+1D) ADV予約:Ticket Reservation https://forms.gle/kQrtWudA3EHtzAQ77 – B1 FLOOR Society Suckers C-Netik We Rob Rave HAMMER BROS DJ SHARPNEL feat. KillingScum Shimon_Harbig b2b Miyuki Omura codesight. 96-glass – B2 FLOOR L?K?O DieTRAX pencil yaginiwa Bishamon – Society Suckers https://www.instagram.com/karlmarxland/ 90年代からドイツを拠点に活動するChristian GierdenとNishingaによるブレイクコア・ユニット。1997年にKool.POPから12″レコード『Anti-Carnivore EP』をリリースして活動を開始。反抗的な精神性を土台に大胆なサンプリング手法を駆使したラディカルでパンクな作風は、ブレイクコアの礎を築いたパイオニアとして高く評価されている。硬派で攻撃的なブレイクコアから、ドラムンベース、ガバ、ジャングルといったレイヴ・サウンドを取り込んだダンサブルなトラック、さらにポップスや日本のアニメ/アイドル・ソングをマッシュアップしたバスタード・ポップまで幅広く制作し、2000年代のブレイクコアに多大な影響を与えた。また、DJ SHARPNELやKillingScumのアルバムにゲスト参加するなど、日本のハードコア・シーンとも深いつながりを持つ。2005年にリリースされたSociety Suckersの12″レコード『Le Ragazze Hanno Ancora Sete EP』に収録の「Kakke
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