2021/02/04
アンカラのミニマリスト
トルコのアンカラを拠点にするシンガーソングライターPervin GüzeldereのプロジェクトOkay Vivianが、新曲「Taşın Kanayan Kalbi」のMVを公開。
エクスペリメンタル・ミニマリストOkay Vivianの優しく包み込まれるような囁きと吐息が脳内にリピートされる。静かな空間に満たされる丁寧な言葉と脆く危ういビートの断片。今作は、ポーランド・ワルシャワの先鋭レーベル〈IA〉から3月8日にリリース予定のニューアルバム『Saye』からの先行シングルとなる。
Okay Vivian – Saye
Label : IA
Release date : 8 March 2021
Cover art by Okay Vivian
Press Photos by Sef Sung
Okay Vivian is the project of Turkish singer/producer Pervin Güzeldere. Shifting through experimental minimalist compositions to catchy pop elements; her music combines ethereal silent spaces with heavy beats, scattered vocals, breaths and whispers. Since 2018 she has released two singles and an EP. Performed in Ankara, İstanbul and Berlin with her live A/V performance ‘Wild-flowers That Cannot Move But Can Bend And Twist’.
“Love songs from a delusional ghost. Tied together like carefully made talismans, now buried somewhere, forgotten.”
Okay Vivian’s first full-length album Saye reveals a sound that has been frozen inside her: The music she heard on the Turkish radio as a child, on car rides, at weddings… And what remains, still echoing in her head, is particularly the heart-wrenching singing and the haunting bendir drums. She lets the ice melt into the current, and flow onto the surface, trying to capture the loneliness and gloom of a suspended memory.
She designed the soundscapes, emotions intertwined with imagined scents, to create a multidimensional space for her music to slowly breathe in. Imagine the smell of a ghost, the smell of hiding, of forgetting with a heavy heart; a silvery glow, moss, a damp, ice cold air, with dirt, crushed herbs, & honey; the smoking scent of snowdrops, barely there, crushed & burnt, dusty, yet still alive. “Saye is a wish, a knot I unwind with every song. Until I am too soft to be broken.”
category:NEWS
tags:Okay Vivian
2020/01/21
2月4日リリース Okay Vivianは、トルコのシンガーソングライターPervin Güzeldereのプロジェクト。実験的でミニマルな構成の楽曲に独特なポップ要素を散りばめた新作『Diamond Sparks For Eyes』をポーランド・ワルシャワの〈IA〉から発表された。 彼女の音楽は、エーテルのような静かな空間に、重いビート、空間に散らばったボーカル、呼吸、ささやきを組み合わせている。アーティスト写真はSefa Sungur、EPのアートワークはOkay Vivian自身が手がけている。先行でタイトル曲が公開。 また、昨年11月に〈IA〉は全ての楽曲に声の要素を含んだコンピレーション『Love Song』を発表している。主宰のB.yhzzやKryをはじめ、〈NON〉のChino Amobi、静岡のBokugo、Nujiなどが参加した全9曲の収益は絶滅危惧種をサポートする〈The EDGE of Existence〉へ送られる。 Okay Vivian – “Diamond Sparks For Eyes” 1. Diamond Sparks For Eyes 2. The Cost Buried Beneath 3. Shield 4. Downer Journal / My Inside Out 5. Summers
2020/01/31
燃えて、崩れて、散り散りになりたい Okay Vivianは、トルコのアンカラを拠点にするシンガーソングライターPervin Güzeldereのプロジェクト。実験的でミニマルなトラックに散り散りになった言葉を余白たっぷりに歌う。2018年頃から同じくアンカラのインディペンデントレーベル〈Table Records〉から作品をリリースし始め、昨年末にはIC3PEAKのアンカラ公演でオープニングアクトを務め、その活動はじょじょに注目され始めている。2月4日にはポーランド・ワルシャワの先鋭レーベル〈IA〉から新作EP『Diamond Sparks For Eyes』をリリースするOkay Vivianにいくつか質問をしてみた。さらに自身が手がけたEPのタイトル曲のMVをプレミア公開。 – あなたの歴史を教えてください。 Okay Vivian – 私はトルコのアンカラで生まれて今でもそこに住んでる。住むには、驚くほどつまらない都市ね。でも、興奮できるものを自分で作るように駆り立ててくれるのが良い点かもしれない。音楽を作り始めたのは、まず作詞から。そのほとんどは、”怒り”、”愛”、”孤独”をベースにしてるの。こういうのって言葉にするのが難しい感情でしょ。それか全く経験しないので真似をする感情のどちらかかな。最初の方はただ歌を歌ってただけだったんだけど、私はもっとコントロールしたい人なの。だからAbletonでトラックも作り出した。 – 今回のEP『Diamond Sparks For Eyes』について聞かせてください。 Okay Vivian – 言葉の収集、詩の収集、ばらばらにして再構築すること、直感と関連性の余地を持たせること。この作品をレイヤー、そして肌と同じ色をした生地の層として私は思い浮かべている。レイヤーは半透明だけど、たくさんあるから下にあるものが見えない。見る人によって形が変わるの。 – 制作過程をどういったものでしたか。 Okay Vivian – 1年もかかって、難しいプロセスだった。最初はいつも、感情や収集していたアイデアが爆発して、それが土台となるの。トラックに関してはほとんどが短い期間で作り終えたけど。でも、スケッチとしてしばらく距離を置いて、別の視点から見えるようにした。私にとって、スペースを空けるのは、制作のプロセスと同じぐらい大事なこと。その後、流れている時に記録した感情の爆発と新しいアイデアを結びつける。ミキシングとマスタリングでは友人のExitpinkと一緒にしたわ。彼の辛抱強さと優しい努力にとっても感謝してる。 – 特にトルコなど、自分がその一部となっているシーンについてどう思いますか? Okay Vivian – 私は常にとても孤立した人。だから、シーンの中に身を置くことができない。でも、音楽をシェアし始めてから出会った人たちはすごく私を助けてくれる。〈IA〉には感謝しかないわ。彼らの作品には心から尊敬してるし、本当に素晴らしい人たちよ。 – 普段は何をしてますか? Okay Vivian – イルカのドキュメンタリーを観てる。 – 将来への願いと考えを聞かせてください。 Okay Vivian – 燃えて、崩れて、散り散りになりたい。 Okay Vivian – “Diamond Sparks For Eyes” 1. Diamond Sparks For Eyes 2. The Cost Buried Beneath 3. Shield 4. Downer Journal / My Inside
2019/12/26
MVも公開 昨年〈PAN〉からリリースされたアルバム『IRISIRI』が高い評価を受けたNYのアーティストEartheater。今年は自身のレーベル〈Chemical X〉を立ち上げ、ミックステープ『Trinity』をリリース。AceMo、Tony Seltzer、Kwes Darko、Hara Kiriなどがプロデュースで参加し、こちらも今年を代表する作品の一つとなった。 LEYAもNYを拠点とし、ハープ奏者でボーカリストのMarilu DonovanとバイオリニストでボーカリストのAdam Markiewiczによるデュオ。昨年〈NNA Tapes〉からEartheaterも参加したカセット作品『The Fool』をリリース、来年3月には同じく〈NNA Tapes〉からGABIも参加したニューアルバム『Flood Dream』をリリース予定。また、LEYAはBrooke CandyとPornhubがコラボレーションしたクィアポルノ映画『I Love You』の音楽をSega Bodegaと共に担当したことでも広く知られている。 今回〈PAN〉からEartheaterとLEYAの4曲入りコラボEP『Angel Lust』がリリース。ハープとバイオリンで構成された空間をEartheaterのゆらゆらとした声が漂う。収録曲「Milky Eye」のMVも公開。 “Angel Lust” link : http://hyperurl.co/angellust
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