2020年を生きた日記|ソウルのbelaがニューアルバム『2020』をリリース

誰もが予測できなかった時間軸での感情

 

 

私たちにとって2020年とは何だったのでしょうか?Googleのサーバーが初めて落ちた年?プラスチックのリサイクルが昔の方法ではもう通用しないことが皆わかり始めた年?コロナウィルスにより多くの命が失われた年?誰もが予測できなかった2020年という時間をこの作品と共に改めて振り返ってみてはどうだろうか。

 

belaは韓国・ソウルを拠点にする音楽家であり、DJ。ジェンダーはノンバイナリーで、DJ Guixineという別名義でも活動している。最近ではオンラインイベントも積極的に開催し、ソウルのシーンのハブにもなりつつあるように見える。そんなbelaの、ニューアルバム『2020』がPark Daham主宰のレーベル〈Helicopter Records〉よりリリースされた。今作はbelaが、2020年にBandcampでセルフリリースした2つのEP『to resonate in a universe』と『Relict Knowledge, Was It You, The Crook?』をコンパイルしたもの。

 

今作は2020年という時間軸で生じた感情を捉えた物語であり、非常にパーソナルな心情の揺れを記録したノートや日記のような作品に仕上がっている。Yeong Dieのリミックスも収録しており、マスタリングはQuang ProgramのメンバーのTaehyun Choi、デザインはMat-Kkalが担当。150本限定のカセットテープは日本のLVDB BOOKS、Waltz、ディスクユニオン、Tobira Recordsにも入荷予定とのこと。

 

 

 

 

bela – 2020

Label : Helicopter Records

Release date : 29 January 2021

Bandcamp : https://6314.bandcamp.com/album/2020

 

SIDE A (to resonate in a universe)

1. Entangled Events

2. Finite Numbers

3. Counterweight for the Weather

4. Sunny Sunday

5. Growth Time

 

SIDE B (Relict Knowledge, Was It You, The Crook?)

1. Relict Knowledge

2. Was It You

3. The Crook

4. The Flare

5. Finite Numbers (Yeong Die Remix)

6. Sunny Sunday (Alternative Version)

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