2020/12/08
12月18日リリース
デスメタルアフリカ、デスメタルインドネシア、ヒップホップ東欧、東欧ブラックメタルガイドブック、ソ連歌謡、共産テクノといった激コアな音楽本を出版している「パブリブ」から、2019年に上下巻で出版された梅ヶ谷雄太著『ブレイクコア・ガイドブック』のオフィシャル・サウンドトラックが完成。12月18日に著者のレーベルである〈Murder Channel〉のBandcampにてName Your Priceでリリースされる。
今作はAaron Spectre、Baseck、Bong-Ra、Dev/Null、DJ Skull Vomit、FFF、OVe-NaXx、Ruby My Dear、Stazma The Junglechrist、Xanopticonといった『ブレイクコア・ガイドブック』にインタビューで参加したアーティスト達を中心に、2000年前半から2020年までに制作されていた未発表曲から書下ろしの新曲などを収録。IDM、Rave、ラガ、ハードコア・テクノ、ノイズ、ドラムンベース、ヒップホップ、ジャングル、ジャズなど多種多様なジャンルを飲み込んだフリーフォームで革新的な「ブレイクコア」の真髄を体験出来る内容であり、『ブレイクコア・ガイドブック』を更に深く理解出来るサウンドトラックとなっている。
『ブレイクコア・ガイドブック 上巻』
– 上巻では、Digital Hardcore RecordingsやBloody Fist Recordsなどのルーツから、Praxis~Ambush~kool.POP~Addict Recordsなどのブレイクコアを作り上げたレーベルや、ブレイクコアのパイオニア的な存在であるDJ ScudとChristoph Fringeliへのインタビューなど、90年代から2000年初頭までのブレイクコアにフォーカスを当てた内容となっている。その他にも、メタルやパンク、グラインドコアといったエクストリームなバンドミュージックをブレイクコアとミックスしたメタリック・ブレイクコアや、ハードコア・テクノ/インダストリアルの要素を強く持ったアンダーグラウンドなブレイクコアの作品を紹介。
『ブレイクコア・ガイドブック 下巻』
– 下巻では、ブレイクコアが世界的に盛り上がっていた2000年中頃に活躍していたブレイクコアの第二世代とされるアーティストやレーベルを軸に、ラガコア、レイブコア、ジプシーコア、ダブステップ/グライムとの融合にて生まれた新たなブレイクコアのサブジャンルについて解説。FFF、Stazma the Junglechrist、Xanopticon、Sickboyといった日本でも有名なブレイクコア・アーティストから、近年はエレクトロ・ハウスやテクノ・シーンで活躍しているDrop The Limeの最新インタビューやムーンバーコアでお馴染みのMunchiといったアーティスト達がブレイクコアの影響について語っている。
また、現在〈Murder Channel〉のブログでは『ブレイクコア・ガイドブック』の一部が12月18日まで限定公開中。
Artist / V.A.
Title / Soundtrack for Breakcore Guidebook
Label / Murder Channel
Format / Digital(Name Your Price)
Product number / MURDG-024
Release date / December 18
Bandcamp : https://murderchannel.bandcamp.com/
Track List
01. BEATZ4FREAKZ – Baseck
02. Chanja – Xanopticon
03. Last Of The Mohicans – Bong-Ra
04. Year of the Monkey (Dev/Null’s not-quite-finished remix 2007) – Duran Duran Duran
05. H=8 Crimes – Eustachian
06. Was just young high to be burned(2003) – OVe-NaXx
07. The Dreaming Tree – Ruby My Dear
08. Live Fast Jack O Lantern – Twenty Knives
09. Combustion Spontanée – Stazma The Junglechrist feat Camille Thouvenot
10. Rampant – Electromeca
11. War Feeds It Self – Aaron Spectre
12. Duo – DJ Skull Vomit
13. Ragga War – Gore Tech
14. Magnum Bwoy – FFF
15. Murdered Red Cow – Monster X
category:NEWS
tags:Murder Channel
2020/10/08
10月15日リリース 不定期に開催されているトークイベント「MURDER CHANNEL Talk Show」にて行われたハードコア・テクノ・プログラム「Gabba Summit」に出演していたアーティスト達を中心としたコンピレーションが発売決定。 90年代中期からロッテルダムのガバ・シーンで活動をしているMike Redmanを迎えて行われたプログラム名をそのまま冠にした今作には、国内からDJ Sharpnel、DieTRAX、DJ Technorch、Ozigiriに加えて、オランダからはDominator、Masters of Hardcore、Thunderdomeといった国際的ハードコア・フェスティバルにてMCを務める「Mike Redman」と、彼のブレイクコア/ジャングル・プロジェクト「Deformer」が参加。イントロにはDJ Paul Elstak、Lenny Dee、N-Vitral、DJ Distortion(Rotterdam Terror Corps)といったハードコア・シーンの重鎮達によるシャウトアウトを収録。盤面には、EuromastersのシングルやAvex Traxがリリースしていた伝説のガバ・コンピレーションCD『Rotterdam Techno = Hard Hard Hard』のジャケットも手掛けていたオランダのイラストレーター「Linia」による書下ろしイラストを使用している。 全曲このコンピレーションでしか聴く事が出来ないエクスクルーシブ・トラックとなっており、ハードコア・テクノ/ガバを軸にブレイクコア、レイブコア、デジタル・グラインドなど、様々なスタイルの楽曲が収められたハードコア・ファンはマストな1枚となっている。 Murder Channel presents Gabba Summit(トークショー全文) http://mctokyo.blogspot.com/2017/10/gabba-summit-mike-redmandj.html V.A – “Gabba Summit” Label : Murder Channel Price : 1000JPY without tax CD : October 15 2020 Digital (Bandcamp) : November 5 2020 http://murderchannel.bandcamp.com/ Tracklist 01. Intro 02. OZIGIRI – Trick or Riot 03. Rotterdam Termination Source –
2025/03/26
4/7 heavysick ZERO 4月28日・29日の二日間に渡り中野heavysick ZEROにて開催される〈MURDER CHANNEL VOL.30〉のPre-Partyが開催決定。 ベルギーから00年代の黎明期から活動を続け、ヨーロッパのブレイクコア・シーンを20年以上にわたって支え続けるコレクティブ 〈Breakcore Gives Me Wood〉の主要メンバー・DROONが登場。 さらに、イギリスからはロリコアの代表的存在として世界中に熱狂的な支持を集める Goreshitが緊急来日。Goreshitが日本公演を行うのは今回が初となる。 ほか、ローカルアクトとしてDJ SHARPNELによるヴァイナルセット、codesight.、Shimon_Harbig、pencil、Bloody Noraが出演。ブレイクコア/ハードコア・ファン必見の一夜とのこと。 DROON ブレイクコア・シーンで最も重要なイベント兼レーベル〈Breakcore Gives Me Wood〉の主要メンバーでもあり、グラフィックデザイナーとしても活動しているWilliam Ghyselsによるブレイクコア・プロジェクト。 代表曲でもあり、2000年代のブレイクコア・ファンならば一度は耳にした事がある名曲「Cripplefight」を筆頭に、メインストリームのダンスミュージックやポップスをグリッチとガバでごちゃ混ぜにしたユーモアのあるマッシュアップや美メロなIDM、ドラムンベースやハードコアをミックスしたダンサブルな楽曲まで幅広く制作しており、自主レーベルWood RecordsやZero71 Recordingsからレコードをリリースしている。2014年にリリースしたベストアルバム『Because Fuck It』では未発表曲を中心に過去の貴重な音源を 27曲収録したブレイクコア史に残る名作を発表した。 2010年代からはベルギーのブレイクコア/ジプシーコア・アーティストAudiotistが〈Breakcore Gives Me Wood〉のメンバーとして加わり、新たな世代を取り込みつつ今もベルギーのブレイクコア・シーンの基盤を支え続けている。 Goreshit イギリスを拠点に活動するLeon MakepeaceことGoreshitはブレイクコア、ハードコア、ブレイクビーツ、トランス、ノイズ、メタルといった多彩な要素を取り入れたハイクオリティな作品をリリースし、世界中に熱狂的な支持者を持つ。特にロリコアへの貢献で知られ、このジャンルを代表するアーティストの一人として広く認識されている。 ロリコアはブレイクコア、スピードコア、J-COREを融合させたサウンドに日本のアニメキャラクターのサンプルを取り入れた高速ダンスミュージックとされ、2000年代中頃からインターネットを拠点に発展。その黎明期から活動するGoreshitは、深い音楽知識と独自の世界観を武器にロリコアのパイオニアとして確固たる地位を築き、このジャンルを象徴する存在となった。 GoreshitはもともとLeon MakepeaceとShred Wilsonによるブラックメタル・バンドとして2005年に結成。2007年にはバンドとして唯一のアルバム『watashi wa baka yaro desu』を発表。しかし、その後Shredが脱退し、LeonはGoreshitをソロプロジェクトとして継続。次第にエクストリームなエレクトロニック・ミュージックへとシフトし、独自の音楽性を確立していった。 2025年4月7日(月) MURDER CHANNEL VOL.30 Pre-Party at 中野heavysick ZERO Open & Start – 18:00 DOOR : 3000YEN (+1D) act DROON (Breakcore Gives Me Wood) Goreshit DJ SHARPNEL/IRL (Vinyl set) codesight. Shimon_Harbig pencil Bloody Nora VJ : SDC_LM (SHARPNELSOUND) MORE
2025/10/14
12/1 中野heavysick ZERO ドイツ、ポルトガル、ポーランド、日本のブレイクコア/ハードコア/モダン・レイヴの重要アクトが集結する「MURDER CHANNEL VOL.31」が12月1日に中野heavysick ZEROで開催。 90年代からドイツのアンダーグラウンド・シーンで活動し、Peace OffやKool.POPといった初期ブレイクコア・レーベルから名作を発表してきたレジェンド「Society Suckers」が初来日。ポルトガルからはYellow Stripe Recordingsの中心メンバーであり、ハードコア・ドラムンベースの代表格として知られる「C-Netik」、ポーランドからはミュータント・ベース〜レイヴコアを継承しつつ新たなハイブリッド・スタイルを提示する「We Rob Rave」が登場。国内からは「HAMMER BROS」や「DJ SHARPNEL feat. KillingScum」といったレアなアクトが出演。 前売り(ADV)予約者には、出演者による未発表曲やDJセットを収録した特典DLコードを当日受付にて配布。※当日券での入場には特典は付きませんのでご注意ください。 – MURDER CHANNEL VOL.31 2025年12月1日 (Mon) at heavysick ZERO(Tokyo) OPEN 18:00 – CLOSE 23:30 ADV ¥3,300 (+1D) [特典DLコード付き] DOOR ¥3,800 (+1D) ADV予約:Ticket Reservation https://forms.gle/kQrtWudA3EHtzAQ77 – B1 FLOOR Society Suckers C-Netik We Rob Rave HAMMER BROS DJ SHARPNEL feat. KillingScum Shimon_Harbig b2b Miyuki Omura codesight. 96-glass – B2 FLOOR L?K?O DieTRAX pencil yaginiwa Bishamon – Society Suckers https://www.instagram.com/karlmarxland/ 90年代からドイツを拠点に活動するChristian GierdenとNishingaによるブレイクコア・ユニット。1997年にKool.POPから12″レコード『Anti-Carnivore EP』をリリースして活動を開始。反抗的な精神性を土台に大胆なサンプリング手法を駆使したラディカルでパンクな作風は、ブレイクコアの礎を築いたパイオニアとして高く評価されている。硬派で攻撃的なブレイクコアから、ドラムンベース、ガバ、ジャングルといったレイヴ・サウンドを取り込んだダンサブルなトラック、さらにポップスや日本のアニメ/アイドル・ソングをマッシュアップしたバスタード・ポップまで幅広く制作し、2000年代のブレイクコアに多大な影響を与えた。また、DJ SHARPNELやKillingScumのアルバムにゲスト参加するなど、日本のハードコア・シーンとも深いつながりを持つ。2005年にリリースされたSociety Suckersの12″レコード『Le Ragazze Hanno Ancora Sete EP』に収録の「Kakke
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