2020/10/16
Kate NVからコメントあり
モデルとしても活動するマリンバ奏者の野木青依がニューシングル「Sayonara (Cover of Kate NV)」を自身のYouTubeチャンネルにて公開。
今作は、モスクワを拠点に活動するアーティスト、Kate NVが今年6月にリリースした最新アルバム『Room for the Moon』の収録曲「Sayonara」をカバーしたもの。演奏はもちろん、歌やアレンジを野木青依自身で手掛け、ミックスを林翔太郎、マスタリングを三上僚太、カバー写真を工藤葵がそれぞれ担当している。使用楽器は、マリンバ・コンガ・カウベル・スプラッシュシンバルのみ。マリンバにエフェクトをかけて、様々な音色を生み出しているとのこと。
完成した本楽曲を野木からKate NVに送り、YouTube上でのリリースの快諾を得たという。以下はKate NVから楽曲へのコメント。
「This is incredibly sweet and I also love marimba so much (it’s one of my favorite instruments!) It sounds amazing and so gentle and I couldn’t stop smiling while listening. 」
– Kate NV
category:NEWS
tags:野木青依
2021/06/27
MVも公開 YENTOWN所属のDJであるMARZYと、プロデューサーデュオOVER KILL (FUJI TRILL & KNUX)が、コラボレーション曲「HELL SONG feat. Jin Dogg」をデジタルリリース。 楽曲はSum 41の代表曲「HELL SONG」のカバーシングルとなる。特徴的なギターリフなど、原曲のメロディアスで力強い熱量を引き継ぎつつも、緩急を効かせた仕上がりに。客演にはJin Doggが参加し、Wondering Witchのチャンネルでミュージックビデオも公開。 MARZY, OVER KILL – HELL SONG feat. Jin Dogg Release date : 26 June 2021 Stream : https://linkco.re/BBR57CpC
2021/07/08
プロデュースはCount Baldor Dorian Electraが、YouTubeで展開するカバーシリーズでTame Impalaの「Feels Like We Only Go Backwards」のカバーを公開。 Ed Sheeranの「Shape of You」、Ariana Grandeの「position」に続く、今回はTame Impalaが2012年にリリースしたシングル「Feels Like We Only Go Backwards」のカバー。プロデュースはDorian Electraの楽曲を数多く手掛けてきたプロデューサーCount Baldorが担当。
2018/07/09
2016年の『Binasu』以来2年ぶりとなる新作『для FOR』をRVNG Intl.よりリリース、さらにジャパンツアーが決定。 Photo by vitalik melnikov Kate NVはロシアのモスクワを拠点にする音楽家Kate Shilonosova(ケイト・シロノソヴァ)のソロプロジェクトである。元々はSonic YouthやDinosaur Jr.などに影響を受けたオルタナティヴ・ロック〜ポストパンク・バンド、Glintshakeのヴォーカルとして活動しており、また同時に20世紀のクラシカルなミュージシャン達とCornelius Cardewのアイデアとアヴァンギャルドなコンポーズを再構築するMoscow Scratch Orchestraのメンバーでもある。それらのバンド活動と並行してソロで行なっていたのがNV(後にKate NVと改名)になる、NVのファーストアルバム『BINASU』がOrange Milkからカセットでリリースされたのが2016年の2月である。(後にMind Recordsがレコードバージョンを、日本ではPlanchaがCDバージョンをリリース)Orange Milkから『BINASU』と同時リリースされたのがDJWWWWの『Arigato』とCVNの『Matters』だという事を知ってる人はいるだろうか。日本産ポップスに強く影響を受けた『BINASU』が日本人アーティストであるDJWWWW、CVNと同時にリリースされたのはOrange Milkの粋な計らいだったのだろうか。カセットコレクターも主婦もお爺さんも赤ちゃんも全員巻き込むポップネスを持った『BINASU』は世界中のメディアや各所で絶賛され、その才能はエクスペリメンタル・ミュージック・シーンの最先鋭レーベルであるブルックリンのRVNG Intl.の目にとまり、契約を果たし、同レーベルからセカンド・アルバム『для FOR』がリリースされた。絶好のタイミングでジャパンツアーが行われるKate NVにメールインタビューを行なった。 – Kate NVというプロジェクトはどのように始まったのですか? Kate NV – 実はジョークとして始まったんです。私が1人で音楽を作ろうとしたのはそれが初めてのことで、その時は90年代のポップミュージックにとても夢中になっていて。当時のシーンは非常に暗いものだと思っていたから、キャッチーで楽しくて、同時にすごく心地よい音楽を作ろうと思ったんです。NVという名前は、ポップのプロジェクトを「嫉妬 (エンヴィー)」と名付けるのは面白いと思ってつけました。でも時々後悔してしまう。馬鹿げたことだったかもって。 – モスクワのシーンについて教えてください。 Kate NV – モスクワの状況はたぶん、他のどの大都市とも全然違います。モスクワにはビートメイカーや、テクノやハウスのプロデューサー、80年代や90年代のヴァイブスを持つポップミュージシャン、実験音楽のある力強い電子音楽のシーンがあるし、ポストパンク、ドリームポップ、アヴァンギャルドポップ (実験的と呼ばせてください) や、ソビエトや初期のポスト・ソビエトの美学を引用する多くのバンドがいる力強いギターシーンも存在してる。たくさん実験をして、他のジャンルの若いミュージシャンとコラボレーションして、予想外で面白いプロジェクトに変えている現代クラシックの作曲家がいる規模が大きいシーンもある。あとは、より演劇的で比喩的な、奇妙な音楽のプロジェクトも存在してるし、誰もが馬鹿げた事を始める、私はそんなモスクワが本当に好き。 Photo by vitalik melnikov – モスクワという街からの影響はありますか? Kate NV – 私は心の底からモスクワを愛してます。特に夏のモスクワを。自分が暮らしている地域、自分のアパートメント、部屋、窓からの眺めをすっごく愛してるの。ここが故郷なんだと感じるしね。新譜は間違いなくこの都市からインスピレーションを得てます。でも、たくさんの人から、私の音楽を通して描かれるようにはモスクワのことを思い浮かべたことがないと言われたわ。みんなの思ってるモスクワって暗くて、ほこりっぽくて、憂鬱じゃないかしら? 確かに、時々モスクワは暗くて、間違いなくほこりっぽいし、時々憂鬱かも。でもモスクワには別の側面もあるのよ。本当はいつもエネルギーに満ちていて、刺激的だし、ここでは生き生きできると感じる。もしモスクワに対して心を開けば、モスクワも心を開いてくれると思うわ。 – ニューアルバムの『для FOR』について聞かせてください。RVNGからのリリースはどのように決まったのですか? Kate NV – RVNGはチャリティプロジェクトのために何曲かを作ることを私にオファーしてきたけど、最終的にそれが単独のフルレングスアルバムになったの。こんなに早くこの類のアルバムを作る計画はしてなくて (実は他の2つの作品を作り終えようとしているところだったの) 、なんていうか、偶然にこうなってしまったっていう感じ。このアルバムは「恋に落ちる」ようなものだと思う。恋は予想もしていない時に生まれるから。 Photo by vitalik melnikov – 『для FOR』を制作するにあたってどのような影響を受けましたか? Kate NV – 吉村弘の作品からかなりインスピレーションを受けました。いつも彼みたいな音楽の旅のような作品を作りたいと思っていて。曲名も『GREEN』という彼のアルバムからインスピレーションを得ているんです。彼のアルバムの曲名には2つの「e」があって、それは曲と曲の間にある特別な繋がりようなものかなと思ったの。で、私はロシア語と英語の両方で同じ意味を持つ3文字の単語を見つけようと思った。私にとっては、それが各曲の間の視覚的かつ音声的な重要な繋がりになったと思うし、音的な繋がりも、括弧の外側にあるみたいに曲の外側にあるということが素晴らしいと思う。 –
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