2020/04/16
4月17日配信開始
孤⾼の存在として底辺から真上を⽬指す“イマ” / ⾃⼰との葛藤や苦悩と戦う“アノコロ”交差して描かれる“現在と過去”から、“光と影”を映し出す⼀⼈の⼈間の物語。
孤⾼の存在ACE COOLが⻑い沈黙を破り、短編映画のように“現在と過去”が交差する⾃伝的1stアルバム『GUNJO』を明日リリース。『GUNJO』では、内向的な幼少期から、ヒップホップとの出会い。ラッパーとなり上京し、今に⾄るまでの物語を軸に、”現在と過去”が交差し、“光と影”を映し出す12 の楽曲による、⼀⼈の⼈間の半⽣を描いた、短編映画のような“⾃伝的コンセプトアルバム”となっている。
今作では、これまでのスタイルを踏襲するバンガーから、⾃⾝があまり多く語ることのなかったパーソナルな内容を淡々と歌う楽曲まで幅広く収録されており、客演には、盟友 Riou Tomiyama (Jinmenusagi)、Moment Joon、MuKuRo、コーラスには⽟名ラーメンが参加、ACE COOL というアーティストの⼈間味、表現者としての奥⾏きを感じ取れる作品に仕上がっている。
ACE COOL – “GUNJO”
発売日:2020 年 4 ⽉ 17 ⽇ (⾦) 0:00
= Tracklist =
01. REAL
02. EYDAY
03. RAKURAI
04. SOCCER
05. BOTTOM ft. MuKuRo, Moment Joon
06. CADILLAC / FREE
07. FAMOUS
08. AM 2:00
09. ABUNAI / I KNOW ft. Riou Tomiyama
10. 27
11. 東京
12. FUTURE
参加アーティスト
Riou Tomiyama (Jinmenusagi) 、Moment Joon、 MuKuRo、⽟名ラーメン(tamanaramen)
参加プロデューサー
Riou Tomiyama 、TOKYOTRILL、 DubbyMaple、NF Zessho、Atsu Otaki
category:NEWS
tags:ACE COOL
2024/06/06
ディレクションはMESSが担当 ACE COOLが最新アルバム『明暗』から「興味」のMVを公開。 SNSでの呼びかけで集まった”数多のACE COOL”。サングラスと黒の衣装を纏った”ACE COOL達”の風変わりな映像を楽しむことができる。ディレクションは映像監督のMESSが担当。 ACE COOL – 明暗 Label : EVOEL Release date : May 29 2024 Stream : https://linkco.re/9v27hAbR
2024/05/29
CD書籍が今年夏頃に発売 ACE COOLが、圧倒的なスキルと叙情性で高い支持を得たアルバム『GUNJO』 から約4年振りとなるアルバム『明暗』が リリース。 「Red Bull 64 Bars」や「03- Performance」といった動画コンテンツへの参加、客演や各地フェスへの出演、 また今年WWWで行われたワンマンライブ「群青ノ痕」の成功など、シーンで確かな存在感を発揮してきた ACE COOL。本作は「幸福とは何か」という普遍的な問いに、妥協なく答え続けた極めてパーソナルな作品である。と語る。プロデュースには JJJ、Miru Shinoda、BFN TOKYOTRILL、Atsu Otaki、Yuke Myras が参加。アルバム全体に敷き詰められたピアノには白瀬元、yahyelの Kento Yamadaがギターで参加するなど、作品のテーマ、音楽性ともに実験性に満ち溢れている。ミックスは 11曲をAtsu Otaki、「愛情」のみ JJJ、マスタリングはMike Bozziが担当。アートワークは Atsushi Yamanaka が手掛けた。 本作『明暗』の CD書籍が今年の夏頃に販売を予定している。 ACE COOL – 明暗 Label : EVOEL Release date : May 29 2024 Stream : https://linkco.re/9v27hAbR
2020/06/05
孤高の男、ここに生きる 先日、自身の半生を投影した”短編映画的コンセプトアルバム”『GUNJO』をリリースしたラッパー・ACE COOL。ファーストアルバムとなる本作では、内向的な幼少期やヒップホップに出会うまでの過去を遡りながら、孤高の存在としてシーンに君臨する現在の姿までが濃厚に描かれている。今回のインタビューでは、AVYSS GAZE vol.2にも出演したACE COOL本人より、『GUNJO』の収録曲について解説していく。収録曲『REAL』から『CADILLAC / FREE』までの想いやエピソードを紐解いた前編に続き、後編ではラッパーとしての葛藤が描かれた『FAMOUS』から、本作のラストを飾る『FUTURE』までの楽曲群を巡る話を訊いた。 Text by yukinoise – 7曲目『FAMOUS』あたりから、作品の舞台が徐々に現在へと近づいていった印象です。 ACE COOL:もっと外の広い世界に目を向けるようになったというか、活動していくにつれ、数字やシーンなど他者を意識せざるを得ない状況になっていきました。この曲では、シーンの中で有名になりたいという理想と、そうなるために現実で自分はどうしていくべきかという葛藤を描いているので、ネガティブな面も曝け出したリリックになっています。 – ネガティブな面を曝け出すことに抵抗はありませんでしたか? ACE COOL:さらにACE COOLの奥行きを見せたかったので、特に抵抗はありませんでした。GUNJOを作る上ではネガティブな面も出さないと他の面の深みが出ないような気がして。浅いところよりもどん底から這い上がったほうが感動的になると思い、人間としてダメな部分も見せてみました。そういった葛藤を抱えて迷いながらも、曲が終盤に近づくにつれ、〈作品を作り続けていく〉という答えに辿り着いていきます。 – その答えに辿り着いた理由を教えてください。 ACE COOL:一時的に消費されるだけでなく、聴いた人の心にずっと残るようなアーティストや作品が好きなので。自分がずっと聴いている作品だと、ラップを始めた頃にリリースされたKendrick Lamarの『good kid, m.A.A.d city』。このアルバムからラップや作品の重要性を学びました。 – 8曲目『AM2:00』ですが、この時間にはどんな意味や想いがありますか? ACE COOL:この曲は広島の工場でクレーンに乗っていた時期を題材にしていて、夜2時は当時の飯休憩の時間です。周りの人は自分がラップしていることを知っていたので、休憩所にテレビの深夜番組でヒップホップがかかると「ラップ流れてるぞ~」とよく声をかけられたりしたんですけど、当時流れていたラップってあんまりかっこいいと思えなくて。それを見て自分のほうが上手くできると思ったり、「こんなのヒップホップじゃないですよ」って返したりしてましたが、実際は今いる場所から抜け出せないまま。そういう想いを抱えながら、クレーンの中でひとりリリックを書いていた夜明け前の時間をタイトルにしてみました。 – そこから抜け出すきっかけが、AKLOさんのライブだったんですね。 ACE COOL:当時の活動に限界を感じていた自分の方向性を示してくれたきっかけが、広島で観たAKLOさんのライブだったんです。 AKLOさんは当時USで流行っていたミックステープを日本でやり始めた方で、フリーのミックステープで有名になったり、巧みなラップスキルで上がっていったりというスタイルは、上下関係が厳しいシーンにいた自分にとって衝撃的でした。広島でライブを観た際、ミックステープから地方でライブするほどまで上がっていった姿に惹かれると同時に、自分の方向性に近いものを感じたのを覚えています。 – 『SOCCER』『CADILLAC / FREE』に続き、コーラスで参加されている玉名ラーメンさんを起用したきっかけを教えてください。 ACE COOL:制作時に何曲かコーラスを入れたいと思っていたあたりに、ちょうど玉名さんとKATO MASSACERのコラボイベントにオファーをいただいて、彼女の曲をよく聴いていたんです。中でも『organ』を聴いて、アルバムに参加して欲しいと思い声を掛けました。 – 9曲目『ABUNAI /I KNOW』では、トラックを手掛けたRiouTomiyama(Jinmenusagi)さんが客演に参加されてますね。 ACE COOL:〈ソウル行って食うトッポギ〉とリリックにあるように、以前Jinmenusagiとライブで韓国に行ったときの話を入れたり、普段から家でゲームしたりスタジオで曲を作ったりと彼とはよく遊んでいます。 – RiouTomiyama(Jinmenusagi)さんとどういうゲームをやるんですか? ACE COOL:格闘ゲームのUFCや大乱闘スマッシュブラザース。スマブラのキャラクターだと、自分はよくリュウやネスを使ってます。実はこの曲にネスの声も入っているんです。 – 作品に遊び要素も取り入れた一方、後半ではグッと雰囲気が変わりますね。 ACE COOL:これは『FAMOUS』の雰囲気に近い、強い自分と弱い自分がひとつになった曲です。ヒップホップのシーンにいると、 周りと比べて自分の立ち位置を考えてしまったり、ブレそうになったりすることがあります。それでも自問自答を繰り返して、やっぱり作品を作り続けて本物のラッパーになる、自分のありたい姿を見つけ出していく。そういったことを後半の『I KNOW』で歌っています。 – ACE COOLさんが思う本物のラッパー像を教えてください。 ACE COOL:Kendrick Lamar、J Cole。日本だとSEEDAさん、Moment Joonです。 – 10曲目『27』では上京後から27歳までの姿が描かれていますが、実際に上京してみてどうでしたか? ACE COOL:1.2バース目にあたる上京して4年くらいの期間は、ずっとライブをしたり知ってるラッパーが出るクラブに行ったりしてました。自分が思う日本のヒップホップシーンと、当時自分がいたシーンとの差に悩んでた頃で、インターネットで発表していたミックステープをCDに焼いて配ったり、出待ちで渡したりしてました。そのミックステープがKEN THE 390さんの手に渡って、DREAM BOYというレーベルに所属する流れになりました。 – その期間から27歳まではどのように過ごされてましたか? ACE COOL:まだそこまで世間に知られる前にアルバムを作っていたんですけど、いまは出すタイミングでないとボツになってしまったことがあったんです。その期間を無駄にしないためにも、『RAGE』や『鏡花水月』などMVを出して自分から行動するようにしたら、以前よりもリスナーが増えました。今回の制作に参加しているTOKYOTRILLと出会ったのもこの時期です。 – これまでの積み重ねの結果を実感したのが27歳という年齢だったんですね。 ACE COOL:ロックスターは27歳で亡くなることが多いですが、ノトーリアス・B.I.G.
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