2020/01/14
2月8日開催
現在京都で滞在制作をしているというベルリンの電子音楽家Andrew Peklerと、バルセロナのエレクトロニックシーンを〈angoisse〉と共に牽引するレーベル〈anòmia〉のボスEx Continentを迎えた来日公演が2月8日に落合Soupにて開催。国内からはSugai Ken、 Ultrafog、 Kazumichi Komatsu、 Hideki Umezawa + Koichi Satoを迎える。
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2000年代前期から活動を開始し、これまでに〈Senufo Editions〉、〈Entr’acte〉、〈Kranky〉などのレーベルから独自の電子音響作品を発表してきたベルリン在住のアーティスト、Andrew Pekler。ジャンルミュージックの脱構築、アナログとデジタルを交えた加工と編集など、様々なアプローチや実践を通しながら、一貫して彼は現実世界の音素材や環境音から形成されたイマジナリーな音響空間を作り上げてきた。昨年にはJan Jelinek主宰のFaiticheから、存在しない島々を題材としたアルバム『Sounds From Phantom Islands』をリリースし、民族学や文化人類学の視点を踏まえた新たなアプローチの探索と、オリジナルなサウンドの発見を試みている。
現在京都で滞在制作中のAndrew Peklerを今回東京に招き、彼とのSplit LPをEdições Cnよりリリース予定の梅沢英樹ほか、国内外のアーティストたちを交えて落合Soupで公演を行う。Andrew Peklerは映像と合わせて、新作アルバムの演奏を行う予定。共演者には、バルセロナを拠点に Ex Continent名義で音楽制作を行い、アートプロジェクト〈Multiples Of Eleven〉やコレクティブ〈anòmia〉の運営など、多岐の分野に渡って活動するアーティスト、今回が初来日となるArnau Sala Saez。梅沢英樹は、現在アイルランド現代美術館で展示中の黒沢聖覇の映像インスタレーション作品『Desiring Unspeakable Entoropy』を、佐藤浩一と共に再構築したLive versionで発表予定。そして日本の様々な俚伝をユニークな電子音楽へと変容させるSUGAI KEN、京都を拠点にフリーフォームな音響・インスタレーション作品を制作するKazumichi Komatsu、先鋭的な感性を宿したアンビエント/テクノを紡ぐUltrafog、DJにはウェブメディアMASSAGEなどで活動するライターのKazunori Toganoki、会場のOchiai Soupを有志で共同運営するNobuki Nishiyamaを迎える。
2020.2.8 (Sat)
会場 Ochiai Soup
時間 Start 17:30
料金 ¥2,500
Live:
Andrew Pekler – Phantom Islands Live A/V
Ex Continent
SUGAI KEN
Ultrafog
Kazumichi Komatsu
Hideki Umezawa + Koichi Sato
DJ:
Kazunori Toganoki
Nobuki Nishiyama
公演詳細:http://ochiaisoup.com/?p=3700
Andrew Pekler
ウズベキスタン出身、ドイツ在住のアーティスト。 デジタルサンプリングとアナログのシンセシスによる手法を用いて、様々な音とその歴史文化にまつわる再文脈化を行う。代表作として、ストリングスミュージックをミシキング加工した「Strings + Feedback」、断片化された音の記述から成る「Sentimental Favourites」、エキゾチカ音響作品「Tristes Tropiques」など。スタジオ作品のほかに、演劇やダンス、映画といった分野の音楽などを手がけ、また音と関連した映像やインスタレーション作品も発表している。 最近の活動としては、航海地図には記載されているが、実際には存在しない島々「ファントム・アイランド」に関するプロジェクトや音源制作に取り組んでいる。2017年開催の INA-GRM電子音楽フェスティバルのプレミアで「Description of an Island」を上演、その後文化人類学者のシュテファニー・キーヴィー・メンラートとともに、島々の歴史に関するテキストや音をチャート化したオンライン上のマップ「Phantom Islands – A Sonic Atlas」を発表した。2019年にリリースされたアルバム『Sounds From Phantom Island』は、これら一連のプロジェクトの最新作である。現在ゲーテ・インスティトゥートが開催する2020年度のレジデンスプログラムに招聘アーティストとして参加しており、京都のヴィラ鴨川にて3ヶ月の期間にわたる滞在制作を行なっている。
category:NEWS
tags:Andrew Pekler / anòmia / Ex Continent
2018/12/06
12月20日開催 2012年にTeams名義で来日し、ジャパンツアーを行ったSean Bowieの現在メインプロジェクトYves Tumorで帰ってくる。 Teams以外にも、James FerraroとのユニットBodyguardや、Bekelé Berhanu名義など様々な名義を経てきたSean Bowieがキャリア史上最も評価を得ている現在のプロジェクトYves Tumor。PANを経て、今年Warpからリリースした『Safe In The Hand Of Love』は間違いなく傑作であり、そして出世作である。インスタなどに上がっているライブ動画からも伝わるあの感じが生で観れるチャンスだ。共演はmachìna、Aya Gloomy、SINSENSA、Compuma、Mari Sakuraiなど。 ———————————- 2018.12.20(木) OPEN 18:30 / CLOSE 23:00 Contact Tokyo DOOR ¥2,500(別途1D ¥600)|ADV & Before 19:30 ¥2,000(別途1D ¥600) 【前売取扱】 Resident Advisor / clubberia / iflyer / e+ Studio Yves Tumor (Warp | US) -Live machìna -Live Aya Gloomy -Live SINSENSA -Live Contact Compuma Mari Sakurai and more イベント詳細はこちら。
2019/01/05
オランダ名門Rush Hourの傘下のNo ‘Label’のボスが来日。YPYらと共演。 オランダはアムステルダムの名門レーベル/ディストリビューターRush Hour Recordings傘下で、Inga Copeland、Heatsick、Black Deer、Design A Wave、Torn HawkなどをリリースしてきたNo “Label”のファウンダーであるMarkが来日し、大阪のatmosphäreにてイベント開催。YPYやSynth SistersのRie Lambdollらと共演する。 来月にはNo “Label”からDJ Nobuの新作『ON-NETOH EP』もリリースされる予定。 https://soundcloud.com/markrh/sets/rhd-035nobu-dj-nobu-zzzz-ep
2018/07/05
これまでもTom Hang名義でWhere To Now?でリリースしていたJimmy Asquithが本名名義でリリース決定。 今月はLobster Theremin周辺の来日ラッシュが続いている。先日は当サイトでもインタビューを行なったブダペストのS OlbrichtとImre Kissが来日ツアーを行なったばかりだが、今度はS Olbrichtらと同郷のRoute 8とファウンダーJimmy Asquithが7/21、22に来日ツアーを行うことが決定している。 そんな中、Lobster ThereminファウンダーJimmy AsquithがAsquith名義でのレコードが7/27にリリースされる。現在A面の『The Conditioning Track (NYC Mix)』が試聴可能。 これまでも彼はTom HangやChicago Flotation Deviceとしてもレコードをリリースしている。 よりエレクトロニックに寄ったTom Hang名義ではWhere To Now?よりリリースしている。 https://soundcloud.com/where-to-now-productions/tom-hang-chronic-delirium <ツアー詳細> 7.21 (SAT) at Circus Tokyo – LOBSTER THEREMIN 5YEARS IN TOKYO – LINE UP: -B1 FLOOR- Asquith (Lobster Theremin) Route 8 (Lobster Theremin / Nous) Romy Mats (解体新書 / N.O.S.) -1st FLOOR- Sayuri DJ Emerald DJ Razz T4CKY Open 23:00 ADV 2,500 yen Door 3,000 yen TICKET: http://lobstertokyo.peatix.com/ Info: CIRCUS
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