2019/12/09
『CIRCUS CIRCUS』より
Ryugo IshidaとNENEによるラップデュオゆるふわギャングと、カナダのプロデューサー / DJのRyan Hemsworthが今年3月にリリースしたコラボレーション・アルバム『CIRCUS CIRCUS』より、「No Visa」のMVが公開。
ゆるふわギャングはRyan Hemsworthとともに、今年の5月にロンドンでプロモーションツアーを行い、NTS RadioやKeep Hushでのライブパフォーマンスを行った。「No Visa」のMVは、そのツアーの最中にイギリスのディレクターBroken Antennaによって16mmフィルムで撮影された。その後、ネガをDIYスキャンしエディット、さらにアニメーションのエフェクトが施されたとのこと。今回のMVは「Dazed China」の創刊も話題のユースカルチャーを扱うUKのメディア「Dazed」のYouTubeチャンネルより公開された。
『CIRCUS CIRCUS』link : https://ssm.lnk.to/circuscircus
category:NEWS
tags:Ryan Hemsworth / ゆるふわギャング
2019/11/06
本日公開 今年8月に日本発のブランド〈BlackEyePatch〉とのコラボレーションで、ミックステープ『TAPE TAPE』を発表したゆるふわギャングのRyugo Ishidaが、ミックステープ収録曲「取扱注意」のMVを公開。 今作は、レーベル〈Secret Songs〉の主宰でもあるRyan Hemsworthがプロデュース。MVは、Young Yujiro、Young Coco、Jin Doggなどが所属する大阪の〈HIBRID ENTERTAINMENT〉の作品を数多く手がけるHAZEWAVEFILMSがディレクターを努めている。Ryan Hemsworthとは、今年3月にリリースされたゆるふわギャング x Ryan HemsworthのEP『CIRCUS CIRCUS』以来のタッグ。
2021/04/12
MVは、スケブリこと杉山峻輔が担当 Le Makeupが、先日リリースしたRyan Hemsworthとのコラボシングル「Moon Hit」のMVを公開。 MVは、でんぱ組.incのアートディレクションやtofubeatsのMVを手掛けていることでも知られているスケブリこと杉山峻輔、ジャケットのアートワークは寺沢美遊がそれぞれ担当。映像は、ポジティブかつ想像力をかき立てられるユニークなリリックとリンクするような静的なカットの連なりが、楽曲の持つ魅力をより引き出した内容に仕上がっている。 Composer : Ryan Hemsworth, Le Makeup Director : Shunsuke Sugiyama Producer : Sho Hashimoto Photographer : Miyu Terasawa Le Makeup – Moon Hit (feat. Ryan Hemsworth) Release date : 17 March 2021 Stream : https://linkco.re/uC2QNrzS
2019/02/28
『31』-自然を脳と目と鼻と耳と皮膚で感じる瞬間の音楽- どこで区切るか難しいところだが、2011年〜2012年頃は日本のインディーが、ザワザワと、ゴボゴボと、し始めた頃である。例えば、Jesse Ruinsが当時アメリカのインディシーンを牽引していたCaptured Tracks(Mac DeMarco、Beach Fossils、DIIVなどが所属していた)と契約し、コンピレーション『Ç86』(möscow çlub、Super VHS、Elen Never Sleepsなど収録)がリリースされた。他にもたくさんの日本のアーティストがインディーブログ文化と共に発見される。ちなみに彼らを発見したのは主に海外のブロガー/リスナーだった。『Ç86』にOccult You名義で参加していたTaquwamiは、当時の日本のシーンの中でも一つも二つも頭が飛び抜けた完成度の高いサウンドで、注目のプロデューサーだった。Seihoとのスプリットはリリースされなかったが、2015年には『Moyas』もリリースされたし、環ROYとOBKR(小袋成彬)とコラボ曲『ゆめのあと』など、アウトプットはマイペースに行われていた。しかし、昨年10月にリリースされた例の31曲は、Taquwamiのキャリア史上最もアクティブな動きだったはず。以前から親交があったRyan Hemsworthのレーベル<Secret Songs>から毎日1曲づつ、 全31曲をリリースするという前代未聞の企画を敢行したのだ。そして、その31曲に未発表2曲を加えたCDの発売が決定。さらに、2年ぶりのライブとなるリリースパーティーも控えるTaquwamiにメールインタビューを行った。 – 今更ですが、Taquwamiという名前の由来を教えてください。 Taquwami – 名前のようでなんだかよくわからない1つの単語にしたくて、本名を捩ってこの名前にしました。 – 以前、いくつか別名義あったと思うのですが、現状どうなってますか? Taquwami – 最近はあまりやってないですね。そもそも別名義で曲を作り始めた理由っていうのが、Taquwamiとしての方向性を見定めるためにやっていたところが大きいので、最近はその必要がなくなってきて必然的に活動していないみたいな感じです。1人で音楽を作り始めた時は創作意欲も爆発していて、やりたい雰囲気の音楽もいっぱいあって、自分がどういう音楽を主に作りたいのか自分でもわからなかったんです。そのモヤモヤが最近は解消されてきたので、別名義の活動をやらなくて済むようになった、っていうのが正しい言い方かもしれません。 – どんな生活サイクルを送っていますか? Taquwami – 平日は会社員として働いています。調子が良い時は出勤前、退勤後に制作する時があります。土日は大体家にいて音楽を聴くか、制作するか、寝たりしています。 – 日常のルーチンの中に制作がある感じですか? Taquwami – ルーチンではないですね。制作のモチベーションに波があるので数ヶ月そもそもDAWすら開かないということがちょくちょくあります。ルーチンにできたらいいんですけどね…。ですので、先ほどの生活サイクルはモチベーションがある時の生活サイクルって感じですかね。 – 普段はどういう音楽を聴いていますか? Taquwami – 新しい音楽はメインストリーム・インディー問わず、国内・国外問わず常に聴いています。Ryanに教えてもらったAlicks – 『1997』は去年リリースされた作品の中ではよく聴きました。去年リリースじゃないですがSufjan Stevens – 『Carrie & Lowell』はリリース以降聴いてなかったのですが、去年たまたま聴く機会があって衝撃を受けました。人生のベスト3に食い込むくらいのアルバムにこの歳になって出会うとは思っていませんでした…『Illinois』は前から好きだったのですがそれを超えちゃいました。新しいもの以外でしょっちゅう聴くのはMidwest Emo全般とWeezer – 『Blue Album』です。あとはミックスを聴くことが多いです。2018年印象に残った3曲をAVYSSさんの記事に載せていただいているのでよかったらチェックしてみてください。 – Midwest Emoは、Taquwamiくんより少し上の世代がジャストじゃないですか?例えばどんなバンドが好きですか? Taquwami – そうなんですか?Midwest Emoってワード自体は最近知ったので世代とかはちょっとわからないですが、18,19くらいの時にスタートトゥデイでエモ系のCDを買い漁っていた時期があって、その頃の思い出込みで聴いてる感じです。もちろんAmerican Footballは好きですが、その他はYouTubeとかでMidwest Emoで検索してプレイリストを聴いているだけなので、特定のこのバンドが好きって感じではないかもです。 – Twitterでも仰ってましたが、改めて今回のプロジェクトを行う経緯を教えてください。 Taquwami – Secret SongsのオーナーであるRyan Hemsworthからの誘いが始まりです。これまでEP等のリリースのオファーを受けて製作はしていたのですが、大体途中で頓挫してしまっていて。何か作り始めると7割まではめちゃくちゃ調子良く短期間で完成するのですが、それ以降が全く進まないんですよね。ゼロから何かを作るのは得意だけど、洗練するのが苦手なタイプなんでしょうか…。あとは自分の中での完成形のハードルが高すぎるのが主な要因だと思います。そういった理由からまとまった作品が中々完成されられなくて、でもシングルだと自分のやりたい音楽を詰め込めないとも思っていて、どっちつかずなフワフワ状態で悩んでいたんです。そんな時にRyanから今回のお声がけがあって、それだったらある種シングルの詰め合わせみたいなものだからトータル像はなくていいし、色んな音も詰め込めるしで行けるかな?と思い快諾しました。 – それぞれシングルとしての強度もありつつ、組曲やストーリー性のような連なりも見えてきます。今回のプロジェクトの制作プロセスはどのような感じだったんですか? Taquwami – 先の質問と矛盾しますが、結果的にはこれまで作って寝かせていた複数のEPを基盤として作った形になりました。実際にこのプロジェクトについて色々イメージを膨らませ始めたら、やっぱり連なりがあった方がいいなと思って。シングルの詰め合わせみたいな形よりもトータル像を意識して作業しました。具体的な構成としては、EPとしての塊が6つあって、それらを繋ぐように小話を接着剤的に入れ込んでいった形です。それぞれの曲の作った時期はバラバラですが、やはり全部7割程度の完成度だったので、今回のプロジェクトの提案を受けて全部完成に持って行った感じです。日常生活の中で一瞬意識が日常から離れる瞬間てあるじゃないですか?自分の気持ちとか、綺麗な景色とか、自然の匂いとか、突然の風とか、色んな要素が絡まって「あら?」ってなる瞬間。その瞬間をうまく表現できたのではないかと思っているので、かなり長いですが通して聴いて欲しいと思っています。 – 四季や自然という要素はTaquwamiくんにとって重要なキーワードなのですか? Taquwami – 四季はあまり意識したことがないですが、自然はかなり重要視していると思います。自然を脳と目と鼻と耳と皮膚で感じた瞬間を音にするっていうのはここ数年ずっとテーマになっています。 – 昔からメロディが美しいと思っていました。メロディはどのように書きますか?降ってきますか?それとも自分なりのソースがあるんですか? Taquwami – ありがとうございます。それで言うと降ってくる方になるんでしょうか。まずメロディを書く前に泣けるコード進行を練ります。次にその泣けるコード進行をループして、延々とメロディが出てくるまで鍵盤かギターを引き続けて考えるパターンがほとんどです。適当に弾き続けていると、「次この音に行ったら気持ちいいだろうな」っていうポイントが必ず出てくるので、それを積み重ねていく形です。Jesse Ruinsのリミックスはまさにこの方法で鍵盤を弾き続けて考えました。あのメロディは原曲に引っ張られた感じと自分の感じがうまく合わさった感じで非常に気に入っています。この方法以外では二度寝、昼寝のまどろみ時が一番アイデアの出てくるタイミングなので、その時にそらで考えたりもします。 – 31曲の中で気に入ってる曲はありますか? 『White Smoke,
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