2019/10/02
10月23日開催
Dos Monosのフロントマン荘子itによる主催イベントがContact Tokyoで開催。
ジャンルで、アーティストやリスナーを括るのは現代にフィットしない。2019年3月に1stアルバム『Dos City』をリリースしたDos Monosの全ての楽曲プロデュースを手掛けるブレイン”荘子it”がみる音楽桃源郷を表出させる初のレジデントパーティー「DIASCHOLA」が渋谷最奥のクラブContactにて開催。初回開催となる本公演のゲストには書籍「Jazz The New Chapter」でも知られるジャズジャーナリスト柳樂 光隆、ジャズを中心に活動しながら〈Black Smoker Records〉からのリリースなど多岐に渡った活動を展開する音楽評論家の大谷能生、WONKのレーベル〈epistroph〉に所属し現在はKEIJU(KANDYTOWN)のバックDJとしても活躍するHarada Kosuke、tomadやtofubeatsとともにネットレーベル〈Maltine Records〉に携わってきた音楽ライターimdkmが名前を連ねている。
フリー/スピリチュアルジャズ、LAビート、アブストラクトヒップホップからポップミュージックまでが渾然一体となり、現行のクラブシーンに精通しつつもどこかズレた違和感と圧倒的な存在感を放つこの一夜は冒険者を飲み込もうと口を開けている。
DIASCHOLA
日程:10月23日
会場:Contact Tokyo
時間:OPEN 19:00 CLOSE23:00
料金:UNDER 23 ¥1000 DOOR ¥1500 (1 Drink ¥650)
荘子it (Dos Monos) -DJ + Beat Live
大谷能生 -DJ + Beat Live
柳樂光隆
imdkm
Harada Kosuke
category:NEWS
tags:荘子it
2019/08/14
10月4日開催。 活動休止中のバンドabstractsのボーカルSHVNAとの共作「雪」をリリースしたばかりのTYOGhOSTが主催イベント「幻」の第三回目を発表。familypetの再来日に加え、すでにのアメリカでも大きな注目を浴びている93FEETOFSMOKE、Shinigami、Lil Narniaが揃って来日。他にもSHVNA、KΣITO、〈SVBKVLT〉のdownstateなどがラインナップ。10月4日、恵比寿BATICAで開催。また、10月11日の渋谷CYCLONEでは別ラインナップでイベントが行われる。 「MΛVBØRØSHI___XX3」 DATE 2019年10月4日 OPEN 18:00 – 22:00 VENUE 恵比寿BATICA ADV 3000yen / DOOR 3500yen (各1D代別途) -GUEST LIVE 93FEETOFSMOKE familypet Shinigami LIL NARNIA -LIVE TYOGhOST BadtripSage Nia Varan SHVNA heartless Sei Dot Co Nobody -BAND LIVE Prompts Horsehead Nebula -BEAT LIVE KΣITO -DJ Ryuzk Kanya sleepdealer sion Tackma downstate Tonic -VJ ムラタナナ -Flyer Paul Rashton
2020/01/08
1月29日開催 ボーダーレスなヴィンテージセレクトやスポットアイテムの取り扱い、ライヴイベントの開催やプロデュース、音楽タイトルの販売等、多文化との関係を築きながら独自の展開を行うBOYと、恵比寿LIQUIDROOMによる共同イベント「Song For Future Generation」が1月29日に開催。以下は、奥冨直人(BOY)のコメント。 ———————————— 2010年代、制作や発信、聴き方や体験等、音楽にまつわる環境は目まぐるしく変動していく時代となった。今では当たり前になった事も、ほんの数年前までは想像も出来なかった事ばかりだ。2020年代、いよいよこれまでの音楽の聴き方・作り方の常識が移り変わっていく時代となるだろう。 そんな新時代に突入した2020年初月・1月29日(水)、恵比寿LIQUIDROOMと、渋谷にある”FASHION&MUSIC”のコンセプトショップ・BOYによる共催イベント【Song For Future Generation】が開催される。 前回2017年9月に開催され、King Gnu / ドミコ / MONO NO AWARE / CHAI / odol / NITRODAY という、現在それぞれの展開で世に拡がりを見せているアーティストが集結し、未来への大きな提示となる一夜を生んだ。 今回の出演は、dodo / 長谷川白紙 / 君島大空(独奏) / 東郷清丸 / Yank! / Wez Atlas の6組。気鋭ラッパーからミニマルメロウの新星まで、自由度高く目が離せないラインナップが集う。 [dodo]は、等身大の日常や心境によるほろ苦いリリックとキャッチーなフック、愛らしいルックスを持つ新世代ラッパー。ミニマムなトラックに温かな彼のラップと存在がマッチし、多くのティーンエイジャーの共感を生んでいる。センチメンタルで生活感を感じさせるdodoの言葉選びは、2020年という少し前まで想像できなかった未来を生きる私達に、何処か安心感を与えてくれる。 キュートで真っ直ぐな笑顔を放つ彼だが、時折見せる狂気的とも言える鋭い言語表現やフロウにもまた魅了されてしまう。昨年のFUJI ROCK FESTIVALではルーキーアゴーゴーに出演し、堂々たるステージで観客を引き込んだdodo。この夜はどんな感情を生んでくれるのだろうか。 十代からインターネット上で楽曲を発表し、現在では崎山蒼志とのコラボレーション等自由な創作を行う音楽家[長谷川白紙]。四方八方から音が飛び出てくる様なファンタジックな音色を奏でる長谷川の楽曲は、毒々しさと煌々しさを兼ねた圧倒的な独自性で展開していく。昨11月にリリースされた1st フルアルバム『エアにに』では、リード曲”あなただけ”で見せるジャジーモダンサウンドから、不気味でスリリングな進行が長谷川らしい”砂漠で”、跳ねる鍵盤と優しいヴォーカルのみのラストナンバー”ニュートラル”まで、現在の長谷川白紙の音楽を存分に堪能出来る魔法的作品となっている。高い独創とテクニック、そして想像力が織りなすライヴは要必見。 2019年、”今気になる人はどなたですか?”という質問に対し、事ある毎に私が名を挙げたのが[君島大空]である。昨3月にリリースされた”遠視のコントラルト”で彼を知って以来、長谷川同様独創的な音景を放つミュージシャンとして追い続けた。UKロックやオルタナティヴロックの空気と、アンビエントとポップのギリギリのバランスの中で生まれた音楽という極めて稀有な印象を抱いた。初めて会ったのは、昨年のFUJI ROCK FESTIVAL。2日目のルーキーアゴーゴーステージに立つ彼と前夜挨拶を交わた。ライヴ当日、出演時間は土砂降りの雨。やはり何処か危うげで儚げで、枯れてしまいそうな声とメロディーがその場に居た多くの人の胸を締め付けたろう。悪天候に関わらずの超満員。1月29日は、[君島大空(独奏)]名義となるアコースティックセットでの出演。バンド形態とはまた異なった美しさが広がるだろう。 その前年のルーキーアゴーゴーで、ルーキーとは思えない堂々たるステージを繰り広げたのが[東郷清丸]。2017年にリリースされた1stアルバム『2兆円』は、その明らかに妖しさが漂うジャケット、60曲という常識を超える収録曲、それでいて肩の力が抜けた華麗なローファイ/サイケサウンドがなんとも心地良い衝撃作だ。その粛々と積んだであろうバランスの良さと勘の良さが、昨年リリースされた『Q曲』では更なるフィールドまで突き進んでしまい、2019年を振り返り浮き上がる奇特な作品となっている。この作品以降のライヴは観れていない為、正直どの様なステージを繰り広げるのか想像出来ない、そんな楽しみも増してしまう。2020年代に更なる世界へいざなってくれるであろうSSW・東郷清丸からよそ見出来ない。 大学の同期で結成したという[Yank!]は、 サイケデリックなサウンドとアフリカンミュージック等を通過したであろうビートがなんとも心地良い4人組ロックバンドだ。2019年にリリースしたEP『Space Out』のリード曲である”ループ”を一聴した際は、D.A.N.のデビューEP収録曲“Ghana”を初めて聴いた時の様な、知らず知らずの間にリピートしてしまう中毒性を感じ、それは間違いではなかった。タイトル通りループしていく曲調の中、彩付けされるかの様にファンクなギターソロが飛び込んだり、愛嬌のある展開に発展していく。まだまだ未知数な魅力を持つ彼らにとっても、私にとっても特別なステージになるに違いない。 そして、各ラジオ局のヘビーローテになるなど、着々と注目を集めるヒップホップアーティスト [Wez Atlas]。英語+日本語が気持ちの良い感覚で交じりあうトリッキーなラップ、インターナショナルな関係から生まれる同世代アーティスト達とのコラボ等、フィジカルの軽快さがこれからの活躍を期待させる存在である。ファンクバンド[ALI]のラッパーとしても活動するJua、ボストン在住の学生アーティスト・VivaOlaとの共作”Vise le haut”を昨年10月にリリースし、より多くのリスナーの関心を集めている。近年で国内のヒップホップが音色もコミュニティーも細分化していく中、ローファイとハイスペックという新鮮な掛け合わせを持つWez Atlasの今後が楽しみで仕方ない。 10年代後半に活動を始めた彼らが、2020年代の幕開け・1月29日の夜にそれぞれの表現で向かい合う【Song For Future Generation】。 まだ触れていない音楽とまだ想像出来ない未来は、何処か似た期待と新しい機会があるかと思う。 この夜その場で触れた音楽や空気が、それぞれの未来に繋がる何かであればと切に願う 奥冨直人(BOY) LIQUIDROOM & BOY presents “Song For Future
2019/04/24
Jinmenusagi、Paledusk、Moment Joon、Falling Asleepなど出演。 TYOSiN、ACE COOL、Le Makeup、Gokou Kuyt、YUNGYUなどが出演した第1回目に続き、TYOGhOST主催イベント「幻」の第2回目が開催決定。 昨年、Sweet Williamとのコラボレーションアルバム『la blanka』をリリースしたJinmenusagi、最新作『Immigration EP』も好評な、ソウル生まれの移民者ラッパーMoment Joon、さらにFalling AsleepやPaleduskなど新世代メタルコア/ポストハードコアバンド、上海ALLのボスGazが主宰する〈SVBKVLT〉から作品をリリースするdownstate、Minchanbabyの『都会にまつわるエトセトラ』を全曲プロデュースしているMitch Mitchelson、釈迦坊主のバックDJを務めながらエクスペリメンタル/エレクトロニックシーンにまで行き来するlIlIなど、幅広いラインナップが発表されている。 「幻」「MΛVBØRØSHI___XX2」 DATE 05.18 (Sat) VENUE 恵比寿BATICA OPEN 16:00 / CLOSE 21:00 ADV 2,500yen / DOOR 3,000yen ※ドリンク代別 LIVE: TYOGhOST Jinmenusagi Paledusk Moment Joon Falling Asleep + Special Guests DJ: Ryuzk lIlI shirutaro sleepdealer Mitch Mitchelson Tackma SION Shanghai Hi-Tone downstate tyoyt VJ: ムラタナナ 詳細はこちら。
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