2019/04/15
5月5日(日)、名古屋Club Magoで開催。
PANのPan Daijing、L.I.E.S.などからリリースするTzusing、SVBKVLTのOsheyackなどに加え、日本のノイズレジェンドMerzbow、Ryo Murakami、JiggaなどをリリースするUAEベースのレーベル〈Bedouin Records〉からリリースされたEartakerのアルバム『Harmonics』、今年に入りGranule、FRIENDSHIPなどをリリースしている名門〈Daymare Recordings〉からリリースされたBLACK GANIONのニューアルバム『THIRD』、2つのアルバムを記念し、イベント「RAZOR SHARP」でリリースパーティーが行われる。EartakerのメンバーでもあるGOTH-TRADのDJセットや、アルバムを『sabo』リリースしたばかりのRAMZAも参加。5月5日(日)、名古屋のClub Magoで開催。
5/5 sun/holiday
fluid-Nagoya presents 「RAZOR SHARP」
Eartaker “Harmonics”
BLACK GANION ”THIRD”
RELEASE PARTY
VENUE Club Mago
OPEN / START 18:00
ADV: 2,500 yen / DOOR: 3,000 yen
-MAIN FLOOR-
Eartaker (GOTH-TRAD + Diesuck + Masayuki Imanishi) -LIVE-
BLACK GANION -LIVE-
GOTH-TRAD (DEEP MEDi MUSIK / Back To Chill)-DJ SET-
RAMZA -LIVE-
Koja (IF…)
shintaro (PLAQZA / OmnivoreZ)
将軍 (fluid-Nagoya)
-SHOP-
大大大
-More info & Ticket info-
EARTAKER (GOTH-TRAD + Diesuck + Masayuki Imanishi)
2017年、GOTH-TRADがDiesuck(vocal)とMasayuki Imanishi(noise)とともに始めた新ユニット”EARTAKER”。 Diesuckのロースクリーミングが絡む、 彼らの不穏・不協なサウンドは、まるで世界の終焉と新世界の狭間から聴こえてくる音楽のようだ。 それはどのジャンルにもカテゴリーし難い。 U.A.E.の気鋭レーベル”Bedouin Records”より1stデビューアルバムのリリースを控える。
BLACK GANION
Super Metamorphosis Grinder aka BLACK GANION。 自身のライヴのみならず、盟友LAUDANUM、BRAINOIL(Oakland/US)を招聘するなど、寡黙に信頼度の高い活動を続けてきた。 感性/感覚で自身の音楽を追求。方法論から解き放たれた様は、ジャズ的なフィーリングも。インプロ・パートも多分に含む演奏の逸脱振りに自由度はあるが、「何でもアリ」ではない独特のツメが彼らの真骨頂。全てを集束して最終的にハードコアへ帰結するサウンドは文字通り唯一無二だ。
RAMZA
名古屋を拠点とするBeat maker、Collage作家。 他とないその音像は正に先進的でナイフの様に鋭く、ジャンルを問わず多くの聴衆の琴線を振り出しに戻した。 HIPHOPを言語に全ての音楽を照らす。 2019年 mini Album「sabo」をリリース。 2017年、AUN muteよりFull Album「pessim」をリリース。 2018年、東京, 六本木の”21_21 DESIGN SIGHT”で開催された「都市写真-ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち」では Takcomのインスタレーションにてサウンドデザインを担当。 折坂悠太の2nd Album「平成」のトラックアレンジメントからCampanella、C.O.S.A. × Kid Fresino等、数々 のラッパーへのビート提供。BUSHMIND、tofubeats、レミ街、仙人掌、等のRemix work。類稀なるその音像で話題を攫った。
category:NEWS
tags:BLACK GANION / EARTAKER / GOTH-TRAD / RAMZA
2022/10/17
12/10 Circus Tokyo マックス・エルンストが1940年から2年の歳月をかけた大作『Europe after the Rain II』は、当時の災厄(戦争、台頭するナチス)に対する悲観を踏まえて描いたものだという。その絵は、破壊され、荒廃したシティスケイプにも、生命の混沌とした活力を控えるランドスケイプにも見て取れる。直接的な関係はないかもしれないが、時代とエリアは異なれど、同名の公演が東京・渋谷 CIRCUS Tokyoにて催される。 ライヴ・アクトは6組。グラインドコアを特定のサブカテゴリに縛ることなくベース・ミュージックからニューエイジにまで及ぶ拡大解釈を採用しながらも、トータルでハードコア・パンクをディフェンドする特異な存在BLACK GANIONと、ノイズ(ミュージック)が持つ非対象性を楽曲単位の構造性 / ナラティヴに配置することでエクスパンダビリティと普遍性の異常な融合を実現したENDONは、共に解散の道を選んでも不思議ではないほどの困難を潜り抜けた新体制でのステージ。『TEXHNOLYZE』のエンディング等に象徴されるレイト90s以降のアニメ / ゲームにおけるトラウマ・シーンをコトリバコの要領で熟成したかの如き、鮮烈なまでのエモーションを撒き散らすmoreruは、東京都内のライヴハウス各所を悶えさせて止まないアクションを投入。ダブ・バンドという一見ルーディ or 洒脱な表現形態を採りながらも、その実大胆なエクスペリメンタリズムと思慮深い情熱を内包するpreparationsetは、1stフル・アルバム『perception』(2020)発表以降の潜伏期間を経た上でのパフォーマンス。名古屋JPN / デトロイトUSAを拠点にダブステップの実験的かつ凶暴な側面を拡張する阿知波卓哉 aka Karnageと、各々ソロでの活動も名高い面々が集い、エレクトロニック・ミュージックがグリッドの外にも存在することを実感させるインプロヴァイゼイションを展開するテクノウルフは、真骨頂であるライヴセットでの出演となる。 DJは、ハイファッションのランウェイからKLONNS率いる東京最深部パーティ「Discipline」までをフラットに横断するEBMオリエンテッドなプロデューサーGolpe Mortal、ライヴ・パフォーマンスのみならずアートブック、DJ、ネットラジオ、VJといった様々なフォーマットの特性を利用 / 誤用することでオタク、ノイズ、レイヴ、レフトフィールドを独自配合するHAIZAI AUDIO、ベース・ミュージック、アフロ・エクスペリメンタル、トライバル・インダストリアルを含むネオ土着を創出するかの如きスタイルで注目を浴びるsuiminの3名。言及するまでもないが、Live / DJの線引きは情報共有の容易さを最大化するための便宜であって、いずれもが各来場者のレゾナンス如何で当日のハイライトとなり得るだろう。 加えて、現代思想インスパイアのアイテム展開で知られ、本公演のヴィジュアルも手がけるアパレル・ブランド「SLAVEARTS®︎」によるポップアップも予定されている。 ラインナップの列挙から一貫性を見出すもよし、非線形性の事象と捉えるもよし。どちらもナチュラル / ニュートラルな視点として受容できるのが本公演の醍醐味であろう。生存の最前線として発せられる波形に身を投じることが万物理論となる。雨は降り続けるかもしれないが、雲の切れ間に草花が芽吹き、虫々が湧き、動物たちが水場へ集うように。 – 2022.12.10(sat) at CIRCUS TOKYO AFTER THE RAIN [B1F] BLACK GANION テクノウルフ preparationset (333 / IP) moreru ENDON (TOKYODIONYSOS) [1F] suimin HAIZAI AUDIO (HAIZAI RECORD) Karnage (Vomitspit) Golpe Mortal (Discipline /NAN+NA / ROIRO) [SHOP] SLAVEARTS OPEN 17:00 / START 17:30 前売¥2,500 / 当日¥3,000(ドリンク代別) [TICKET (10/17(月) 12:00PM~発売開始)
2019/04/04
日本からLSTNGTや、Goth-Trad率いるEARTAKERのメンバーMasayuki Imanishiが参加。 2013年からスタートしたバルセロナのレーベルCønjuntø Vacíøは、これまでにBreathing ProblemやTotal Abuseでも活動するRusty Kelley率いるCaptive、Destruction Unitのメンバーであり、レーベルAscetic Houseを運営するJS AureliusとNick NappaによるプロジェクトMarshstepper、日本のサッドレイヴプロデューサーLSTNGT、Goth-Trad率いるEARTAKERのメンバーMasayuki Imanishiなどの作品を主にカセットでリリースしてきた。 今回レーベルとして、50作品目となる記念のリリースとしてコンピレーション『In The Void Nothing Happens』がリリース。また、50枚限定のTシャツも付きも用意されている。Posh Isolationの主宰の1人Christian StadsgaardによるプロジェクトVanity Productionsや、Posh IsolationやJanushovedから作品を発表するInternazionale、そしてLSTNGT、Masayuki Imanishiも収録の19曲入り。 コンピレーションの詳細はこちらから。デジタルはすでに購入可能。
2020/06/29
Ramzaによるリミックス集も Campanellaによるパーティー「Madeday Maider」が10周年を記念し、T-shirt、Campanella x Ramzaによる完全限定音源「NOODLE」など、その他、限定マーチャンダイスを収めた『MDM 10TH ANNIVERSARY PACK』をオンラインストアでリリース。合わせて「NOODLE」の収録曲のMVも公開。 《MDM 10TH ANNIVERSARY PACK》 –発売日 6/29/2020 –価格: 6,600円(税込) –内容: ●MY DEAR MOMENNT T-Shirts ●Campanella x Ramza – “NOODLE” Download Code ○Artist: Campanella x Ramza ○Title: NOODLE ○Format: Digital ●MDM pins x2 ●MDM Post Card x1 ●NOODLE Sticker link : https://maiders.theshop.jp/ ———————– 名古屋CLUB JB’Sで不定期開催されているパーティー“MADE DAY MAIDER”。 名古屋・栄の女子大小路から地下に通ずる階段を降りると、その先には素晴らしく奇妙な世界が広がる。ようこそ、MdMへ。 RAMZA、Free Babyronia、C.O.S.A.の3人が構想した同名ビートメイカーチームのアイデアから発展し、CampanellaによるオーガイズでスタートしたMdM。ジャンルや分野を超えて集った精鋭たちが大切に育んできた夜のプレイグラウンドは、名古屋のみならず全国各地の音楽好きを惹きつけ、今年で発足10周年を迎える。 その記念すべき節目に、Campanella & RAMZAが“MY DEAR MOMENT”をテーマとした全12曲の音源『NOODLE』をダウンロード形式で発表する。同時発売される“MdM 10TH ANNIVERSARY PACK SET”は、同パーティのアートワークを手がけてきたMUSKOKUNによる10周年を記念としたTシャツ、ステッカー、缶バッチ、ポストカードを同梱したスペシャルなものだ。 COVID-19の緊急事態宣言下で怒濤のように制作が行われたCampanella & RAMZAの音源『NOODLE』は新曲「Rick and Morty」に加え、2人がコラボレーションを行った2016年のアルバム『PEASTA』収録曲をはじめ、Campanellaが過去に発表した楽曲をRAMZAがリミックス。また、Campanellaも自身のリリックへのアンサーやアップデートを新たに行うなど、従来のリミックスのアプローチから積極的に逸脱したMdMマナーのスリリングな作品となっている。 はかなく美しい刹那の一夜を終えるパーティさながらに完全数量限定でのリリースとなる今回の作品は、MdMに足を運び、あの特別な空間を愛する方々はもちろん、現場から離れた場所からMdMの特別な瞬間を夢想する方、はたまた、今回、初めてMdMと出会った方まで、全ての人に開かれている。 -Yu
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