2019/03/14
Diplo主宰Mad Decentからオドオド。
食品まつり a.k.a foodmanの新作EP『ODOODO』が、Diplo主宰のレーベルMad Decentよりカセットでリリースされる。
これまでにもMad Decentのサブレーベルの一つGood Enuffからシングルリリースを行ってきたが、ついに本家Mad Decentからのリリースとなる。今回の収録曲にはRyuw(PROPERPEDIGREE / YENTOWN)とのコラボ曲「246」を含む7曲入り。先行で「Moyashi Kids」のビデオも公開されている。
プレオーダーはこちらから。3/29リリース。
また先日公開されたRAの特集「Japan City Guides」で、フードマンは名古屋周辺のエレクトロニック/クラブシーンを紹介している。ひかりのラウンジ、LOVE、など岡崎の重要スポットも登場する。
category:NEWS
tags:Mad Decent / 食品まつり a.k.a foodman
2018/07/19
今年名古屋に戻ってきたfoodman。2016年の『EZ Minzoku』から2年、ニューアルバム『ARU OTOKO NO DENSETSU』がついにリリースされる。 食品まつり a.k.a foodmanは樋口貴英のソロ名義である。2012年にOrange Milk Recordsから『Shokuhin』をリリースして以降、数々の作品を世に送り出している。唯一無二のキャラクター(とサウンド)は国内外問わずあらゆるシーンやミュージシャンからリスペクトされており、そのサウンドはジューク/フットワークを軸にハウス、エクスペリメンタル、ヒップホップ、J-Pop、アンビエントなど様々なジャンルをごちゃごちゃに混ぜたり混ぜなかったりする。せっかく混ぜたのにほとんど削ぎ落としたりもする。紙を擦ってカサカサと音を立てているだけでも、無音の中で怒号のように叫びまくっても、彼の事を知っている人は食品まつりっぽいと言う。ただ単にアンダーグラウンドヒーローな音楽家とは違い、必ずポップであることも彼の特徴だ。ノイジーでブルータルなテクノプロデューサーContainerのレーベルPlastic Bagsからカセットをリリースしたかと思いきや、世界のトップDJであるDiploのMad DecentのサブレーベルGood Enoffからもリリースを行う。横の層はもちろんのこと縦の層も巻き込める稀有な存在、食品まつり a.k.a foodman。名古屋は大須の某タコス屋でタコスを食べずに話をした。 – もう定着しすぎて逆にそのインパクトある名前の由来を知らない人もいるかと思うので、よかったら教えてください。 食品まつり a.k.a foodman(以下foodman) – 最初、本名の樋口貴英でやってたり、釣心会って名前でやってたりしてたんです。ちなみに釣心会っていうのは僕がやってた釣りのサークルからきてるんですけどね。それで10年ちょっと前に、名古屋にドラびでおさんが来るイベントがあって、その日はちょっと違う名前でやりたいなって思って近所歩いてたらナフコ(名古屋ローカルのスーパーマーケット)があって、食品まつり開催中って旗がなびいてて、これだ!と思って使用して、そのままダラダラ続いてるっていう感じです。 – a.k.a foodmanはいつ付いたんですか? foodman – 2012年ぐらいにTwitter上でJuke/Footworkの方々とやり取りしてて、僕Traxman好きなんで「〜マン」っていいなって呟いたら、広島のCRZKNYさんが「フードマンが良いんじゃないですか」って言ってくれまして。「あ、イイっすね!」って言って、そのまま合体させたっていう。まぁポリシーもなんもないっていう。それが定着しちゃったんですよね。なんか食品に詳しいんじゃないかって思われたりするんですが、ただ成り行きと思いつきで来ちゃったっていう感じです。 – 今となってはモーニング娘。以上に何も違和感を感じませんね。 foodman – 未だに自己紹介するときに、なんでこんな名前にしたんだろうって思うんですよね。 – え、まだ思うんですか? fooman – ゲシュタルト崩壊っていうか、毎回「食品まつりです」って言う度に、俺は何言ってるんだろう?って思いますよ。もしかしたらいつか名前変わるときがくるかもしれませんけど。 – 何に変わりそうですか? foodman – 最近、ヒーリング樋口って名前がいいなって思ってて。樋口ヒーリングとか。あと、電子けんじとか。 – けんじは誰なんですか(笑) foodman – けんじは意味ないですね(笑) – 食品さんって今音楽以外の仕事を持たずに生活してます?普段どんな生活サイクルなんですか? foodman – ライブとか自分の音楽の制作もしてるんですけど、広告系の音楽制作が今はメインですね。朝9時とか10時に起きて、メールチェックして、昼ぐらいから制作を始めて、夜飯食って、20時ぐらいから夜中12時〜9時ぐらいまで寝るっていう。ライブあるときは準備してますね。ちょっと前だと、地元の近くの春日井駅のサイネージの音楽作ったりとかしましたね。 – そのときはどんなの作るんですか? foodman – 自分の音楽とは全く違いますね。注文内容も色々あって、リファレンスの音が送られてきたりとか、何回か修正して形にしていく感じですね。 – ちゃんとクライアントワークですね。 foodman – その仕事は10年ぐらい前からやってたんです。今年まで横浜に4年間居たんですね、で2014年までは名古屋のカラオケの音を作ってる会社で働いてたんですけど、そのときから副業でCMの仕事もしてたんですよ。横浜に引っ越してから海外ツアーとか増えてきたんで、思い切ってフリーランスになろうかなと。なので、仕事の量に波がありますよね。 – 時代を遡りますが、子供の頃は名古屋で育ったんですか? foodman – 名古屋で育ちました。母ちゃんが石垣島の人で、1年ぐらい沖縄に住んだりとか、また戻ったりとか、小学校のときに何回かありましたね。 – 音楽に目覚めたのはいつですか? foodman – 目覚めたのは高校三年生ぐらいですね。それまで全然興味なくて、アニソンとかゲーム音楽とかいいなって思うぐらいで、CDも買わないし、プレイヤーも持ってなかったですね。高三のときにたまたまHMV行ったときにたまたま試聴機で聴いたのがドラムンベースで、めちゃくちゃかっこいいなって思って。それで自分で色々調べたらクラブミュージックが存在してて、テクノとかがあるんだってわかって、そこから本買って調べて出してって感じですね。そっからクラブ行ってみたいなとか、自分で曲作ってみたいなとなりました。 – 名古屋、横浜、名古屋と移住してますが、住む街が作る音楽に影響を与えることはありますか? foodman – 名古屋にいたときから色々な国の音楽とか東京のアーティスト聴いたりしたんですけど、やっぱ現地じゃないとわからない人もいっぱいいて、ネットがあるけど行かないと本当に感じれないものってあるじゃないですか。例えば東京だとフォレストリミットとか。行かないとあの独特の雰囲気はわかんないですよね、こんな人たちがいてこんなコアなシーンがあるんだみたいな。そういう影響を受けて作る音楽や聴き方も変わることはありますね。 – 前にMASSAGEのインタビュー(前編、後編)で制作環境の話をされてたじゃないですか。あれから機材変わりました? foodman – ちょっと変わりましたね。基本はAbelton liveとElectribeを併用したり、片方だけ使ったり。それにAbleton Pushを導入しました。ライブは8,9割Electribeから音が出てるという感じですね。最近また新しい感じにしたいと思ってるんで、今色々考えてますね。 – 以前から1曲毎の制作に時間をかけないと仰ってましたし、Zaytovenの制作スピードに関する発言にも共感してるようでしたが。 foodman – やっぱ作り手の気持ちとして勢いが出るというか。あと今の世の中の流れ的にもポンポン出してくし、同じような曲が出てくるのもあれだけど。それはそれで面白いんじゃないみたいな感じです。それをやってくうちに突然変異的に変なものが出てくる可能性もあるし。一概に量産することが悪いことじゃないし、量産することによって、いきなりわけのわかんないものが出てくる気もするんですよね。 – ハプニング大好き? foodman – ハプニング大好き。ほんともうハプニングしかないですね。全てにおいて。 – ハプニング待ち? foodman – ハプニング待ち。なんかクラブ行っても予定調和になるよりは、なんか変な酔っ払いが寄ってきたりとか、そういうことが起きたほうが俺は好きです。変な状況の方がなんかワクワクするんですよね。みんな仲良くよりかはいきなり喧嘩始まったりとか。さすがに喧嘩は怖いですけど(笑)それぐらいのが面白いんじゃないかなって。もちろん毎回それだと疲れるんですけどね(笑) 2017年にテレビ神奈川で特集された映像。自身の事をエラーが起きやすい人間だと分析している。ゲップのくだりやコロッケのくだりなどの発言と、アナウンサーの綺麗なナレーションとのギャップがシュール過ぎる映像。 – 以前カトーマサカーで、紙をカサカサやるだけのライブやってましたよね。 foodman – あれは最初弾き語りのライブをやるってなってて、家でウクレレ弾いたら、なんか違うなってなって、紙でやったらいいかなって、、 – ウクレレから紙ってだいぶ飛びましたね(笑)。 foodman – どっちもマイクを使うじゃないですか。なのである意味生コラージュですね。突拍子もないことをやったつもりはないんですよね。リアルタイムで演奏してるぐしゃぐしゃっとしたノイズミュージックのようなイメージです。 https://www.instagram.com/p/BIXknMhBhRy/?hl=ja&taken-by=nobuyukisakuma –
2020/02/19
3月6日リリース 昨年は地元の友人の大崎剛とセルフレーベル〈kuromon label〉をスタートさせた食品まつり a.k.a foodmanが、〈Mad Decent〉からリリースしたEP『ODOODO』に続く新作EP『Dokutsu』を発表。 日本の音楽にフォーカスしたロンドンのニューレーベル〈Highball〉からリリースとなる本作はハウス、サイケデリックなアンビエントを内包しているとのこと。Natalia Stuykが手がけた独特なカラーリングで脳をトリップさせる収録曲「Kazunoko」のMVが公開。「Kazunoko」を含む6曲入りの『Dokutsu』は3月6日リリース。
2019/05/28
7月19日公開。 『東京喰種 トーキョーグール』は累計2300万部を誇る石田スイ原作の人気コミックである。2017年に実写映画化した『東京喰種 トーキョーグール』が公開。そして、今年シリーズ第2弾となる『東京喰種 トーキョーグール【S】』が公開される。主人公カネキを前作に引き続き、窪田正孝が演じている。 その『東京喰種 トーキョーグール【S】』では、食品まつり a.k.a foodmanの楽曲が使用されているようだ。昨年、Sun Araw主宰のレーベル〈Sun Ark〉からリリースされたアルバム『Aru Otoko No Densetsu』に収録のmachinaをゲストに迎えた「Clock」である。昨日、YouTubeで公開された冒頭特別映像にも「Clock」は流れている。 『東京喰種 トーキョーグール【S】』は、7月19日より全国でロードショー。
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内省的空気と身体性ハイブリッド
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