2019/01/21
傑作『Stealth』のリリパが京都の外で開催決定。共演は7FO、CVN、EM Recordsの江村幸紀。
年末に公開したAvyss Encountersでもこの作品を挙げる方がいたが、アーティストや音楽に携わる人間からも評価が高い。そのTakaoのデビューアルバム『Stealth』の発売を記念したイベントが京都の外で開催決定。
共演は『Stealth』をリリースしたEM Recordsのファウンダー江村幸紀、同じくEM Recordsからアルバム『竜のぬけがら』をリリースした7FO、そしてCVNというラインナップになっている。
《Takao『Stealth』CD&LP発売記念ライブ》
Takao
7FO
CVN
DJ 江村幸紀(エム・レコード)
2019年2月16日(土)
開場/開演 18:00
予約 2,500円
当日 3,000円
*学生証提示で予約・当日ともに2,000円
イベント詳細と予約はこちらから。
https://soundcloud.com/takaoo/stealth-view_download
また、Grey Matter Archivesで公開されたTakaoのMixはこちら。
https://soundcloud.com/greymatterarchives/gma77-takao
category:NEWS
tags:7FO / CVN / EM Records / Takao
2018/08/09
突如リリースされたアルバム『STEALTH』について。 今年6月にいきなりtakaoから届けられたアルバム『STEALTH』は全編を通して真摯で丁寧なレイヤーに包まれている。付かず離れず一定の距離感を保ちつつも優しく見守ってくれるような守護天使のように生活と耳に寄り添ってくるこのアルバムは、自主リリースかつSNSでオフィシャルのプロモーションが無かったにも関わらず確実に濃い広がりを見せた近年では稀有な作品である。takaoにアルバムのことを中心にメールインタビューを行なった。 – 音楽に目覚めたのはいつですか? takao – 小さい頃からテレビゲームが好きだったので、ゲームの音楽には親しみがありました。92年生まれなので、ニンテンドー64やプレステ1、2らへんのゲームをよくやってました。自分から弾いたり、聴きたいと思ったのはゲームの曲が最初かなと思います。ピアノを習ってたんですが、先生がゲームの楽譜(ゼルダやドラクエ)をよく買ってきてくれたりして、弾いたりしてました。いまでも当時つかってたゼルダの楽譜とかを見ながらときどき弾いてます。あとはなんか目覚めたっていうなら、中学生のとき、友達にSOUL’d OUTを教えてもらってハマったっていうのがありました。ファッションやノリは全然趣味ではなかったんですが、いつのまにかよく聴くようになってました。曲自体になんか聴きたくなる魔力みたいなのがあったかもしれないです。僕が中三のときにちょうど3ヶ月連続シングルリリースみたいなのがあって、月ごとに更新される先行情報とかどんな曲がでるかみたいなのを友達と予想したりとか、なにか最新なものを追うみたいな感じも当時楽しかったです。はじめて見たライブも大磯ロングビーチで行われたSOUL’d OUTでした。 – 制作環境どんな感じですか? takao – 主にパソコンで作ってます。Mac miniでableton live(9のスタンダード)を使ってます。ソフトだとXpand2っていうシンセをよく使います。『STEALTH』はほぼXpand2で作りました。ハードの機材は少なくて、SP404とmicro korg xlくらいしか使ってないです。 – 今回のアルバム『STEALTH』にはテーマやコンセプトはありましたか? takao – 漠然としていますが、出自がわからなくてもいいなと思えるアルバムを作りたかったです。『STEALTH』を発表するにあたってとくに話題性などはなく、聴いてくれる人も結構限られるかなと思っていました。けど全然知らない人がなんかの拍子で見つけたときでもいいなと思ってくれるものを目指しました。なのでとっつきやすいものになればなと思っていました。そのため、明確なコンセプトやテーマは考えずに単純にこういうの聴いてみたいなっていうアルバムをつくりました。僕のなかでこういうの聴いてみたいってものは、いままで聴いたことありそうだけど聴いたことないってものでした。聴いたことないものってなると肩に力が入ってしまいますが、肩の力抜いて気楽に聴けるものがよかったです。参考になったのは僕が好きな音楽やゲームでした。それらはときどき聴き返したり思い出したりするようなもので、楽しい気分にさせてくれますが共通して強靭で不動な感じがありました。また、どれも作りこまれていて、力作って感じのものが多かったです。なので『STEALTH』も力作を目指しました。また、力作のようなものであれば息長く聴いてもらえるかなと思っていたからです。あと聴いたことありそうだけどないってものにするなら、アルバムを通して聴いた時に作った年や作者、ジャンルがわかりづらいようになれば面白いかなと思いました。アルバムの曲名は雰囲気やイメージに近い名前になっていて、影響はわかりやすいのかもしれませんが、全体としてはなんでこれが作られたのか不明な感じにしたかったです。古代遺跡でもなんでこんなところにこんなものがあったんだろうってなるもののほうが面白いので、『STEALTH』も何十年か経って発掘されてそうになったら面白いかなと思いました。『STEALTH』には明確なテーマやコンセプトはありませんが、こうしたいっていうことはたくさんありました。なので、自然と他と干渉しないような独立した雰囲気を持つアルバムを作ろうと思いました。 – アルバムはどのようなプロセスを辿りましたか? takao – いままでサンプリングをして曲をつくることが大半でしたが、2年くらい前からほぼ打ち込みでつくるようになりました。多分打ち込みの方がはっきりしたメロディやリズムをつくるのに適してたからだと思います。最初にできた曲は去年の春とかでした。そこから1~2ヶ月に1個くらい作っていって、今年に入ってから調整したりして完成しました。アルバム全体としては、飽きないようにすることに一番気を遣いました。アンビエントっぽい曲の次の曲ははっきりとした旋律がある曲にしたり、同じような雰囲気の曲を続けて置かないようにしました。なので、ある程度完成してからは、自分のiPhoneに曲を入れて通して聴くのをやりました。通勤の電車とかで聴いてみて、飽きたり間延びしそうなところは、順番を入れ替えたり、曲の構成自体を変えたりしました。 – アルバムで気に入ってる曲はありますか? takao – 特別これみたいなのはなくてどれも同じくらいと思っています。 – 最近どんな音楽を聴いてますか? takao – 作ってるときにもいろんなの聴いてましたが、Deep Magicの『Reflections of Most Forgotten Love』をよく聴いてました。あとはこないだフジロックのライブ配信でeastern youthを見てかっこいいなと思って、最近聴きはじめました。ときどきiPhoneに入ってる曲を全部シャッフルして聴くのも面白くて好きです。 – 趣味はありますか? takao – 『Fortnite』っていうゲームにハマっててほぼ毎日やってます。最後の一人になるまで島で戦うっていうオンラインのゲームで、すごいおもしろいです。あとはYoutubeでライブカメラを見るのにハマってます。空港や街の定点カメラの映像をずっと流しっぱにしてるだけなんですが、見ながら音楽聴くのとかも楽しいしコメント欄で人が会話してるのを見るのも面白いです。 – 最近ブチ上がったことありますか? takao – ライブや生演奏を見るとテンション上がりますね。半年くらい前にN響演奏のストラヴィンスキーの火の鳥を見にいったときは感動しました。あとこないだのカトーマサカーでのdie reiheのDJがすごい良くてテンションあがりました。 – 今後挑戦したいことありますか? takao – 合唱できるような歌の作曲とかしてみたいです。 『STEALTH』のダウンロードはこちら。 https://soundcloud.com/takaoo/stealth-view_download
2019/03/19
SUGAI KEN、Ryo Murakami、YPY 、7FO出演。 EM Recordsと、YPY/西川文章/IKU SAKANによって設立されたスタジオICECREAM MUSICの共同主催でMeakusmaのショーケースが大阪で開催決定。ゲストにSUGAI KENを迎え、Ryo Murakami、YPY、7FOと豪華なラインナップだ。 以下、info Meakusma(ミアクスマ)はベルギーの小都市オイペンを拠点にするインディペンデント音楽レーベルだ。この小さなレーベルが情熱を傾けて主宰する<ミアクスマ・フェスティバル>は、決してセレブ招致に重きを置かず、心憎いほどのアーティスト選別眼と審美眼をそなえ、スタッフ良し、オーディエンス良し、環境設備良しという三拍子揃った音楽フェスとして出演者と観客の双方向から評判となり、心からの音楽好きが集う場として、近年のお祭りフェス流行の中では異色で突出した存在となっている。 今回、そんなミアクスマの主催者達をベルギーから迎え、日本のアーティストとの交流イベントを大阪と東京で開催する。メインはこの大阪編で、YPY/西川文章/IKU SAKANによって昨年設立された創作スペース、ICECREAM MUSICと地元大阪のエム・レコードとの共同開催。ゲストにSUGAI KEN(RVNG/EM)を招聘し、Ryo MurakamiとYPYと7FOが共演するスペシャルな一夜となる。これから大阪音楽シーンの新たな発信源となりそうな北加賀屋の新スポット、通称「音ビル」で開催! =ミアクスマ・ショーケース in 大阪= 日時:2019年4月13日(土) 会場:音ビル1F (Oto Building 1F) 住所:大阪府大阪市住之江区北加賀屋5丁目5番1号 四つ橋線「北加賀屋駅」より徒歩約7-8分 (アクセス地図:https://goo.gl/maps/PMqroTr1hrL2) Walk from Kitakagaya Station, the Osaka Metro Yotsubashi Line (Access map:https://goo.gl/maps/PMqroTr1hrL2) OPEN 18:00 CLOSE 22:00 前売予約 ADV:¥2500 (D別) 当日 DOOR:¥3000 (D別) ■ご予約方法 以下にお名前と人数をメールで申し付け下さい。 order@emrecords.net ■LIVE SUGAI KEN (RVNG/EM) Ryo Murakami YPY (Nous/Where To Now?/EM) 7FO (RVNG/EM/Bokeh Versions) ■DJ Meakusma DJs SUGAI KEN 日本の夜を想起させる独特なスタイルを軸に、国内のコアな俚伝をギミカルに電化させるトラックメーカー。2017年作『不浮不埋 UkabazUmorezU』が国際的な評価(Pitchfork等)を獲得。2016年作『鯰上 On The Quakefish』はリプレスもレーベル元で完売。日本屈指のレーベル〈EM Records〉からの作品『如の夜庭 Garden in the Night (An
2021/11/25
NTsKiとのコラボ曲が7インチリリースへ Takaoがデビューアルバム『Stealth』 を丸ごと作り直し、別作品として提示する希有な試みの新作アルバム『Stealth〔Gold Edition〕』をクリスマスイヴにリリースする。 「美しい水彩画のような」「空想的パソコン室内楽」と称され、ゲーム音楽の感覚とクラシカル・コンポジションが並列したかのごときネオ・クラシカル電子音楽アルバム『Stealth』 。その収録曲を再録音し、新作として提示する挑戦的な実験作『Gold Edition』には「Moon」「Seven Sands」という新曲2曲を追加。自らの音楽を育てようとするTakaoの探究心が『Gold Edition』で切り開いたのは、「音色」は楽曲に隷属しただ奉仕するだけの存在であるのか否か、楽曲の階層と順位の関係性、わたし達は果たして音楽に何を求め聴いているのかという意味性の再発見。装丁デザインは今回も木村銀次が担当。大のクラシックCD好きであるTakaoのリクエストでジュエルケース仕様でのリリース。 「一度完成した『Stealth』。その楽曲のプロジェクトファイルがそれぞれ静かに植物のように成長し続けていたら、というのを妄想せずにはいられない。それはアップデートやリミックスとも違って成長と表現するのがしっくり来る感覚。先見性のある作品は後になって言葉がついてくる。『Stealth』がそうだったように、次に訪れるまだ名前のついていない予兆を感じさせる形へと〔Gold Edition〕でまた変貌を遂げた。」― 川辺素 (ミツメ) —– Takao – Stealth [Gold Edition] Label : EM Records Format : CD / Digital Release date : 24 December 2021 https://emrecords.shop-pro.jp/?pid=165059347 https://emrecords.bandcamp.com/album/stealth-gold-edition Tracklist 1. Stealth ステルス 2. Water Music ウォーター・ミュージック 3. Boat ボート 4. Matsura マツラ 5. Ama Nita アマ・ニタ 6. Trode トロデ 7. Crystal Tunnel クリスタル・トンネル 8. Moon ムーン 9. Bird Ensemble バード・アンサンブル 10. Ce La セ・ラ 11. Seven Sands セブン・サンズ 12. Wet
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