2018/12/05
Lynnからdj Celesのアルバムがリリース。
Natalia Panzerらが運営するLynnからまた新たにミステリアスなアーティストのアルバムがリリースされた。dj Celesの10曲入りアルバム『Flood Music OST』である。2016年から2018年の間にレコーディングされた楽曲は総じてヘブン感満載である。30秒にも満たないテクノの断片も散りばめられている。アートワークはYma、マスタリングはSwan Meatが担当。
購入はこちらから。
さらにLynnから12/15に昨年のangoisseジャパンツアーでも来日を果たしたTheodore Cale Schaferのカセット『all’s well that ends well』がリリースされる。限定20本。オーダーはこちらから。
category:NEWS
2018/11/28
rkssがリミックス&エディット集をリリース。フリーダウンロード。 今年8月にLee Gamble主宰のレーベルUIQからアルバム『DJ Tool』をリリースしたロンドン拠点のプロデューサーRobin Buckleyのプロジェクトrkss。EDM Kicks Vol 1というサンプルパックのみで制作されたアルバムはそのコンセプトも含めて話題になった。 今回『DJ Tools: Illegal Material』というタイトルでrkssがリミックス&エディット集をリリース。Daft Punk、Underworld、Stardustなど大ネタを詰め込んだこちらの作品はフリーダウンロードで入手可能。アートワークはJesse Osborne-Lanthierが手がけている。 ダウンロードはこちらから。
2019/02/15
デイ・タイムに「In&Out」、クラブ・ナイトに「上東」がそれぞれ開催。 3/29、STUDIO VOICEとWWWの共同企画「Flood of Sounds from Asia」が開催される。数年前からのキーワードとなっている「アジア」を軸に展開する2つのイベント「In&Out」がデイタイムを「上東」がクラブナイトを仕切る形で、夕方から朝までアジアの音の洪水を体感できる。 「In&Out」では、STUDIO VOICE最新号での特集もいろんな意味で注目を浴びたEYEDRESSが、『Hearing Colors』のリリースから6年経過して、初来日公演となる。「上東」では、Howie Lee再び、〈SVBKVLT〉からリリースもあるZaliva Dと33EMYBWのGOOOOOSE、その中にGranuleが混ざるべくして混ざっている。 また、STUDIO VOICEは2018年9月発売号「flood of sounds from asia いまアジアから生まれる音楽」に続き、3月20日発売の最新号では、アジア特集3部作の第2弾として、アジアの”ファッション”にフィーチャーした1冊を予定しているとのこと。 以下、詳細。 – DAY TIME – <In&Out > 2019/03/29 fri at WWW X OPEN 18:30 / START 19:30 ADV ¥2,800+1Drink | DOOR ¥3,300+1Drink TICKET: e+ / LAWSON / PIA / WWW店頭 *2/25(月)発売 アジア・インディ・ロック・シーンの交流地点として開催してきたWWWのレギュラーイベント「In&Out」。今回の出演者はXLからのリリースで躍進を遂げ、昨年11月にUKレフトフィールド・ヒップホップの名門レーベル〈Lex〉やから新作『Sensitive G』をリリースし、見事なサイケデリック・ベッドルーム・ポップを披露したフィリピン・マニラの悩める天才 EYEDRESS、skipskipbenben擁する台湾インディポップの最重要バンド「雀斑freckles」のギタリストとしても活躍する蘇偉安(スー・ウェイアン)率いるバンドとしても注目を集め、2月20日には祝祭感溢れるギターリフが中華世界へと誘う「浪漫的中華街」の7インチをリリースする台湾インディポップの至宝「EVERFOR」、そして日本からは古今東西さまざまなビデオテープをサンプリングして映像と音楽を同時に制作しゆらゆら踊れる夜を演出する VIDEOTAPEMUSIC 、DJには東京の次世代のダンスミュージック・シーンをリードするコレクティブ CYK より Kotsu が出演! LIVE: EYEDRESS [Manila] EVERFOR [Taipei] VIDEOTAPEMUSIC DJ: Kotsu [CYK] 詳細はこちら。 – CLUB NIGHT – <ALL Shanghai
2020/09/09
人生の断片のサウンドトラック Text by Dirty Dirt モントリオール在住のJesse Osborne-LanthierはAVYSSではおなじみなはず。AVYSSがはじまったときのマーチャンダイズのTシャツとコーチジャケットはJesseがデザインしたものだったし、これまでに何度かリリースや来日情報が取り上げられている。とくにデザインのしごとに関しての記事は、他の国のメディアにもみあたらないのでは。 https://avyss-magazine.com/2018/06/04/82/ そのJesseの新作がイタリアのミラノに拠点をおくHaunter Reordsからリリースされ、しかも28曲2LPといった大作で、2月にデータを送ってもらってそれから幾度ときいたけれども、いまだになにが起こってるのか読み解くまでにさらに時間が必要なくらいの濃さ、複雑さ。このアルバムの制作の経緯についてはHaunter RecordsのBandcmpページにかなりの長文でかかれているので、ききながらでも一度目を通していただければとおもいながら、こんなしっかりとしたレビューがすでに存在しているのにわたしはなにを書けばいいのか、Jesseよ。 まずはこちらが知ってるJesseのことをいくつか。 わたしがJesseのことを知ったのはBernardino FemminilliとのユニットFemminielli Noirの2013年リリースのカセットテープ “Etoile” が最初で、その年はDirty BeachesがBIG LOVEの企画で来日したり、Marie DavidsonとRamziがそれぞれソロでは初のカセットテープをリリース、Bataille SolaireがConstellation Tatsuからカセットをリリースした年だった。Hobo Cubes、FDGなど様々な名義であらゆる国のカセットレーベルからリリースを重ねていたFrancesco De Gallo、彼のレーベルHobo Cult、そして彼らモントリオールのアーティストの作品やOrange MilkのSeth GrahamなどもリリースしていたLos Discos Enfantasmesなどカセットテープをかなり追ってるようなものしか触れてなかっただろうモントリオール地下のシーンが、世界に広く知られはじめる瞬間だった。 その後はFemminielli NoirとしてパリのMind Recordsからリリース、ソロではUKカセットテープ流行の起爆地となったWhere To Now? 、名門Raster Nortonから12インチなどリリースを重ねるなか、こちらにとって一番印象に残っているのはHalcyon Veil からのカセット “As The Low Hanging Fruit Vulnerabilities Are More Likely To Have Already Turned Up” で、このあたりから彼と世界各地の先鋭的なレーベルや人とのつながりが見えはじめた気がする。 ことしに入ってからは、City名義で活動するヴァンクーヴァーのWill Ballantyneと、Essaie PasとしてMarie Davidsonと活動しFeu St-Antoine名義でアルバムをリリースしたPierre GuerineauとともにレーベルÉditions Appærentを立ち上げ、彼らとつながりのあるひとたちをリリースしていく予定だそうだ。 自らの音楽の制作だけでなく、AVYSSで特集されたようなデザインのしごと、さらに数々の作品のマスタリングもこなしていて、直近ではUnseelieからのHimera “More Than
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